孤立する認知症の人や介護家族をゼロに！当事者の繋がりを守り続けたい

たくさんのご支援ありがとうございました

2024年9月21日に始めたクラウドファンディングは、おかげさまで、11月8日に目標金額の500万円を達成することができました。

ご支援くださった皆さまに、そして周知にご協力くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
皆さまからの応援が、私たちのこれからの活動の大きな推進力になります。

今回3度目の挑戦となりますが、3度目ゆえの大きな不安がありました。
ですが、皆さまからの応援のお言葉から当会の存在意義や活動の大切さをあらためて実感することができ、信念をつらぬきたいと強く思える機会となりました。
私たちと想いを同じくしてくださる皆さまと、このクラウドファンディングで出会えましたことに、大変ありがたく思っております。

認知症の人と家族が安心して暮らせる社会の実現を目指して、皆さまとともに、一歩一歩、活動をすすめることができる喜びをかみしめているところです。
そして、皆さまからのご支援やお気持ちをしっかりと受け止め、認知症の人や家族の孤立をなくし、希望の光があたるように、これからも邁進してまいります。

★クラウドファンディング挑戦中！　11/18（月）まで★
　https://readyfor.jp/projects/ninchishoukoritsuzero2024

ネクストゴールに向けて挑戦します

私たちの挑戦が終了する11月18日までの10日間、ネクストゴールを設定いたします。目標金額は600万円です。
私たちの活動を一層充実したものにするべく、さらにご支援いただいた100万円については、主に以下の資金として活用させていただけたら大変ありがたく思います。
これらの実現のために、どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
 

○電話相談運営のための費用
当会では、認知症の人や家族の辛さや悩みへの支援として、つどい、会報発行、電話相談を活動の三本柱として、結成以来取り組んでまいりました。本部では2000年から企業等からの助成を受けフリーダイヤルの相談室を設け、支部でも相談窓口を開設して、様々な相談に全国規模で応じてきました。

本部・支部あわせて年間2万件を超える相談を受けており、相談者からは、「今までと違う行動が不可解だったが認知症の症状だと理解できた」「誰にも言えなかった悩みを聴いてもらえて心が軽くなった」などのお声をいただいています。相談後、相談者様から感謝の手紙やメールが届くこともあり、あらためて電話相談の意義を実感しています。

一方で、電話相談事業に対する助成や寄付が減少傾向にあります（本部で昨年比100万円減額）。月1回以上開催している相談員の研修会や事例検討会をオンラインのみにするなど、なるべく経費をかけず、これまでの電話相談を継続できるように工夫をしておりますが、当会の財政を圧迫している現状です。

また、電話相談の運営には、相談員体制や資質向上だけでなく、相談室の環境整備も必要です。その費用の一部にあてさせていただければと思います。
 

○当会の広報資料の作成費用
認知症の人と家族が当会につながったり、役立てていただいたりするよう資料を作成する費用にあてさせていただきたいと思います。活動紹介パンフレット、団体概要パンフレットなどの増刷です。

当会のことをまだ知らない認知症の人やそのご家族に、肩の荷を分け合える仲間がいることを知ってほしいという気持ちが、今さらに強くなっています。
 

また、来年4月から開催する大阪・関西万博でステージ発表やブース出展をする予定です。関係機関と連携し、これまで接点がなかった方たちにも認知症のことや当会のことを知っていただくまたとないチャンスと考えています。インパクトのある出展のための準備に使用させていただきます。

認知症への理解にとどまらず、ピアサポートの大切さや自分事として考えていただく必要性を伝え、共生社会の実現につなげたいと考えています。認知症があってもなくても、誰もが希望を持って人生を歩める社会を願って、これからも活動してまいります。　

皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。