ニセコエクスプレスの里帰りが実現しました
ご支援者のみなさま
昨年のプロジェクト発足以来、さまざまなな要因で
ニセコエクスプレスの里帰りが遅くなってしまいましたが、
先月、ニセコ町に里帰りを果たすことができました。
みなさまのお力添えに心より感謝を申し上げます。
1988年12月、千歳空港からニセコエリアへの
高速移動手段として、ニセコエクスプレスは
生まれました。
函館本線の小樽とニセコとの間の急勾配、急曲線
という隘路を走行するための走行機構に加え、
車体もその区間に応じた設計がされ、
ニセコエリアに特別に作られた車両です。
このような車両が、現役時代に走行し、列車名にも
その名を冠しているニセコ町に保存されたことは
大変意義のあること存じます。
まもなく収蔵車庫も完成し、最良の状態で
後世にこの車両を引き継ぎ、車両自体や
函館本線山線の意義などを語り継ぐ
「語り部」として活躍していきたく
考えております。
公開は来年春以降を予定しております。
見学のリターンのある方につきましては
すでに申し込み方法をご案内しておりますが、
再度、改めて時期が近づきましたらご連絡
いたします。
収支内訳については、まだ輸送費の支払いが
終えておりませんので、後日お知らせいたします。
ただ、車体価格等について契約の相手方との
申し合わせにより、非公表事項ですので、
一部合算額とさせて頂きます。ご了承下さい。
プロジェクト終了のお礼を申し上げます。