京都の町家を"出会い・学び・発見の場"に。皆で作るブックカフェ

READYFORを通じて私のプロジェクト〈京都の町家を"出会い・学び・発見の場"に。皆で作るブックカフェ〉にご支援いただいたみな様へご報告いたします。
本プロジェクトのクラウドファンディングが成立してから１年７カ月が経過しながら詳しい経過報告が滞っていたことを深くお詫び申し上げます。
遅まきながらではありますが、現状をふくめてこれまでの経緯をお知らせしたいと思います。

まず、クラウドファンディング成立後ですが、総予算のこともあり１階［ブックカフェ＆コミュニティ・スペース］（名称はprologue、以下このように表記）の改修工事は数回にわたって行われました。主にワークショップ形式の工事をすることで、予算の圧縮に努め、同時に、関わっていただいた方々を通して告知が広まることも目的といたしました。
空調設備も設置されすべて整ったのが、８月中旬。オープンまでのアイドリング期間を考慮し、９月中旬から１０月上旬のオープンを予定しておりました。

ところが、私事ではありますが、横浜で一人暮らしの母親が８月末に急逝し、その後の対処に大きく時間と労力を割かれてしまいました。けっきょく、オープンは年明以降にしようと計画変更することにいたしました。
京都市の主宰する「クロス・セクター・キョウト」といった町おこしのワーク・セッションなどに参加したことがきっかけとなり、ワークメンバーの協力も得ながら１月２５日には、コミュニティ・スペースとしてのprologueをオープンすることができました。
主に所在地周辺の地域コミュニティ創設に向けたアピールです。そこをスタート地点として、３月のカフェのオープンへ、という構想でした。

すでに、不定期でしたがprologueでのジャンルを問わない講座や勉強会などのイベントを開催していたので、春以降はカフェの閉店後や休業日に定期的にイベントを開催する計画でした。
しかしながら、１月末時点では楽観視していたコロナ禍ですが、周知の通り燎原の火の如く拡大してしまい、カフェのオープンを断念せざるを得なくなってしまいました。
もちろん、延期を前提としてのオープン断念でしたが、正直なところ、いったいいつ始めるべきか逡巡している状態が続きました。

年初より企画していたイベントについては、すべて中止にしたものもあります。また、一時期中断し、オンラインを併用して再開したものもあります。
私の本業でもある出版業にも少なからざる影響があり、その建て直しにまずは専念という状況にもなってしまいました。

そういったことをすべて考慮した上で、以下の結論にいたりました。
prologueでのイベントはこのまま継続。カフェについては本年１０月までにオープンいたします。具体的な日にちが決まり次第皆さんにお伝えする予定でおります。

また、prologueの栞とステッカーは製作しましたので、お申し込みの方々には早急にお送りいたします。
それ以外のリターン希望者の方々全員にもお送りしたいと思っておりますので、お受け取りいただける方はメッセージ機能にて送付先のご住所をお知らせいただければ幸甚です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

牧野出版　代表
prologue　主宰
佐久間憲一