「にしのみやオペラ」継続に向けてご支援をお願いします！

 

 

自己紹介

 

皆様、こんにちは！西宮市出身のソプラノ歌手・斉戸英美子と申します。よろしくお願い申し上げます。

 

まずはこのページをご覧下さり、本当にありがとうございます♪

 

 

♪にしのみやオペラについて…

 

最初は思いつきで「このオペラを上演したい！」という気持ちだけで、公演の実施計画を立てました。完全なるワンマンです。最初はホールの共同事業の申請をしましたが残念ながら落ちてしまい、友人のアドバイスもあり、主宰の地元である西宮市の（公財）西宮市文化振興財団さんにお話を持ちかけたところ、快諾をいただき、合同主催として実行することになりました。

 

第１回を飾るオペラの演目は、ここ数年関西では公演実績がほとんどないオペラを２本立てで公演を実施。それは関西圏では珍しかったのか、大きな好評を得ました。当初は継続して公演をする予定はなく、1回で終演予定でしたが、お客様や出演者からも好評の声をいただき、継続する案をいただきました。

 

2回目の公演も1回目の公演と同様、なかなか上演される機会のない作品を選択。2回目の公演は見事に完売！お断りするお客様も多かったです。2年連続珍しい演目となると相当インパクトが強かったのか、「にしのみやオペラ」のネームバリューが大きくなり、そういう珍しい作品を取り上げる団体として認知されるようになりました。

 

 

♪下記URLから、ダイジェストをご覧いただけます♪

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第２回にしのみやオペラ 木下牧子作曲 オペラ『不思議の国のアリス』

 

 

私は、幼少期からずっと西宮市で過ごしてきました。その時の西宮は、震災後という事もあったのでしょうか、実は今ほど栄えておらず、住宅街として良い街と知られる程度だったのではないかと思います。

 

ですが、私が音楽大学に入る3〜4年前のことです。西宮は大きく大きく変わっていきました。

 

以下、3つの大きな出来事がありました。

 

①2008年　阪急西宮ガーデンズOPEN

②2006年　阪急夙川駅に特急停車駅に昇格→最寄駅でした

③2005年　兵庫県立芸術文化センター開館！

 

わたしの青春は、友達とプリクラを撮ってマクドナルドへ行き、そこで勉強したり遊んだり。。時代が変わるといろいろなものが増えたりなくなったりとしますが、わたしが音楽家へと志す大きなきっかけとなるものではないかと、今書き出してみて、つくづく感じます。

 

そして、なにより③の芸術文化センターが開館し、毎年あるオペラを観に行ったのが、わたしの人生においてのターニングポイントとなりました。

 

自身の紹介に戻りますが、先述の通り、オペラに感銘したのがきっかけです。高校3年の夏、何気なくチケットを購入し、1人で鑑賞しに行きました。その時のオペラはオペレッタと言われる、いわゆる「喜劇」で、泣く要素というよりも笑える要素の多いお話でした。

 

ですが、私は号泣してしまいました！

 

自分自身でも何が何だかわからず、ただただ涙を堪えるのに必死でした。隣の人はビックリしたでしょうね‥。帰り道は、とっても不思議な気分でした。歌と演技とオーケストラの迫力に、感動の連続で..。心が追いついていませんでした。

 

元々、ピアノ科で行こうかな？と思っていた私は、これをきっかけに歌いたい！となり、音大へは声楽科で進学し大学院を修了し、フランスへ4年間留学し、帰ってきて今に至ります。

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

「オペラ」と聞くと、敷居が高い、値段が高い、難しそう..といったイメージが真っ先に出てくると思いますが、実はそのイメージは少しずつ脱却されつつあります。それでも日本の文化には浸透していないので、なかなか集客に結びつかないのが現状です。

 

オペラの魅力は、なんといっても「総合芸術」。

 

「総合芸術」とは歌唱はもちろん、演劇（演出や演技）、文学（歌詞）、美術（舞台装置や照明、衣裳）などの要素が合わさったものです。

 

オペラは上記の要素を全て含みます。歌を一番に聴きにくる方も多いですが、その他の要素に興味を持ちご覧になられる方もとても多いです。私たち歌手も、オペラを通じて勉強になることが多く、それらを勉学し始めてから数年経つ今も変わらず、魅了され続けています。

 

 

 

＼『にしのみやオペラ』を継続させ、オペラを楽しんでもらいたい！！／

 

 

1回目、2回目と好評をいただいた『にしのみやオペラ』。3回目はもちろんのこと、ずっと継続させていきたい。しかし、コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業「Arts for the future!」は、2022年に終了。2023年より新たに補助金の申請をするも、タイミング合わず断念。

 

そこで、クラウドファウンディングに挑戦することを決意！

 

存続のピンチをチャンスと捉え、西宮だけではなく、より多くの人に知ってもらえるイベントにしたい。もうすでに応援してくれている方々にもっと応援してもらえるような団体にしていきたいと思っています。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

 

 

 

出演者からのご挨拶

 

瀬山 智博

指揮者

 

にしのみやオペラでは2022年に木下牧子先生作曲のオペラ"不思議の国のアリス"を指揮させていただきました。西宮市アミティホール事務所の方々のご理解あるサポートと共に、稽古から本番までチーム一丸となって公演を実現できました。出演者をはじめ、にしのみやオペラ合唱団のみなさまも舞台上で大変生き生きと歌い演じられており、改めて総合芸術オペラの素晴らしさというものを噛み締めることができる公演でした。

 

本年度はラヴェルのオペラ"スペインの時"と"子供と魔法"両作品の公演に向けて稽古を続けています。ラヴェルが生涯作曲したオペラはこの2作品のみですが、同時に上演する機会はなかなかありません。にしのみやオペラでは以前プーランクのオペラ"ティレジアスの乳房"も上演されており、取り上げる作品は他の団体と一線を画する独自の活動を続けられています。

 

また、本拠地であるアミティホールは会場内が大変良く響き、お客様との一体感がある温もりが感じられる愛すべきホールです。小編成のオペラを上演するにはうってつけの場所です。まだまだ日本では決して身近な芸術ではないオペラの世界を、より身近にお客様に楽しんでいただこうという理念に賛同し、私も参加させていただいております。オペラはオーケストラの編成、舞台美術や衣装など、作品に対して忠実にその高みを追求すればその実現のためのコストが生じますが、AIには決して実現不可能な生身の人間による舞台芸術を共有することはこの上ない感動をもたらします。そこには人間の温もりがあるからです。

 

にしのみやオペラにおける、オペラ公演のためのみなさまのサポートを何卒よろしくお願い致します。にしのみやオペラはそのお気持ちに応えられる団体です。（指揮者  瀬山智博）

 

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中村敬一

演出家

 

僕のオペラのデビューはこのホール、にしのみやのアミティでした。それから30年近くが経って、ふたたび、このホールで、にしのみやのみなさんにオペラを届ける日が来るなんて！！！　その歓びに応えるべく、微力ながら演出家として力を貸してきました。コロナを乗り越え、これから！！　いまこそ皆様の力添えが必用です。素敵な笑顔と笑い、感動を届け続けるために！！！（演出家　中村敬一）

 

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髙嶋優羽

ソプラノ歌手／【子供と魔法】火、ウグイス役

 

生まれ育ちが西宮、生粋の宮っ子ソプラノ髙嶋優羽です。第一回目より参加させていただき、今年で三回目の出演となります。オペラ公演での最大の課題はどこの団体も“集客”です。私たち「にしのみやオペラ」も、オペラという芸術を認知していただき、足を運びたくなるような仕掛けを様々行って参りました。その甲斐あって、立ち上げより多くのお客様にお運びいただけ、満席も達成致しました。仕掛けとして、一般的なオペラ公演より安価でチケットをお求めいただけることも要素の一つです。地域の文化振興に寄与するためという思いを強く掲げて、工夫を凝らし、助成金の力も借りて実現して参りました。

 

今後継続して行くにあたって、満席でも予算が足りないというこの状況を打開するため、チケット料金を上げることで解決を図れるかもしれません。でもやはり、様々な世代、色々なバックグランドの方々に広くオペラ芸術を親しんでいただけるように、このクラウドファンディングに挑戦致します。どうぞ関係者の熱い想いをご理解いただき、ご支援くださいますよう、よろしくお願い致します！！（ソプラノ　髙嶋優羽）

 

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♪合唱からのメッセージ

 

西宮で市民オペラが開催されると知った2021年。「オペラで歌える？」「そんなことできる？」疑問符いっぱいの中、コーラスに応募しました。合格した時は「ヤッター！」と５回くらい叫びました。あれから３回目の舞台にチャレンジしています。そう、私はオペラに対してドキドキワクワクが止まらなくなりました。どうして？　生で聴くソリストの迫力、オーケストラの折り重なる美しい響き、合唱の調和・・・それらがひとつになってお芝居になっていく面白さを知ったからでしょう。にしのみやオペラには気持ちをアップさせるスカッとした感動があります。それはきっと指導して下さる先生方や出演者をつなぐスタッフの皆様の熱意を常に感じるからです。オペラの現場を知らなかった私をこんな幸せな気持ちにしてくれる西宮オペラにぜひ出会いに来て下さい。そして皆さんも幸せな気持ちになって下さい。（柴田久容）

 

私は昨年「不思議の国のアリス」で市民オペラに参加させて頂きました。音楽や演劇に携わるプロの方々のご指導のもと、夢のような経験ができました。地元西宮で、こんなに参加する者も観る者も楽しめる企画はありません！これからもずっと続いていくことを願っています♪　（宇多田玲子）

 

本番での高揚感が忘れられず第1回目から参加して今回で早3回目です。プロの指導の下、歌や演技を学び、間近でキャストの皆さんの素晴らしい歌声が聴ける訳ですからこんなに贅沢で楽しい話はありません。最高です。演目もモダンでこんなにおしゃれな市民オペラがあるなんて、さすが文教都市の西宮市だなぁと市民としても誇りに感じています。（西岡則子）

 

 

応援メッセージ

 

木下 牧子

作曲家

 

2023年2月、にしのみやオペラ第二回公演で、オペラ「不思議の国のアリス」(木下作曲)が上演されました。このオペラは全国で、のべ40回ほど上演されてきましたが、中でもにしのみやオペラ公演は、印象に残る魅力的な公演でした。主催者が情熱を持って企画制作して、はじめて公演は成功するのですが、「不思議の国のアリス」も正に、にしのみやオペラ実行委員会さんの熱意のおかげで、優秀なスタッフ・キャストが集まり、素晴らしい舞台となりました。

 

また、一般公募合唱団と児童合唱団も時間をかけてしっかり練習下さり、生き生きと魅力的にオペラを盛り上げてくれました。こうした、地域に根付いたキメ細かいオペラづくりこそ、日本で真にオペラが定着するために必要なことではないでしょうか。「にしのみやオペラ」が、今後も精力的にオペラ公演を継続するために、クラウドファンディングを行うとのこと、私も心から応援します。（作曲家　木下牧子）

 

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野々村彩乃

ソプラノ歌手

 

主宰の斉戸さんは同じ大学の先輩。彼女の印象は出会ってから今も変わらず、好きな事に真面目に真っ直ぐで負けず嫌い。学生時代からこれだと決めた事に突き進み、本気で悩み、立ち向かう人。にしのみやオペラを立ち上げたと聞いた時、とても彼女らしいなと思いました。プロジェクトを立ち上げたきっかけにも斉戸さんが書いている通り、やりたいと思った事を想うだけで終わらさず、どんどん行動して行く人です。このように勇気を持って形にしてくれる人がいるからこそ一緒に大きな船に乗り沢山の芸術家が協力し合い活動する事ができます。関西、全国でも公演の少ない演目を精力的に上演する数少ないオペラ団体だと思います。そして初めてオペラに触れるお客様を置いてけぼりにしない演出やわかりやすい演目の説明、動画のsnsの更新など見ているだけでワクワクしてきます。

 

どんな物事にもまず初めて知り、見聞きする入り口があるように、オペラ、総合芸術の皆様の入り口になって欲しい団体です。そして表現者に必要なのは見てくださり、応援、意見をくださる皆様の存在です。どうぞよろしくお願いします。(ソプラノ　野々村彩乃）

 

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近藤修平

映画「にしきたショパン」プロデューサー

 

「にしのみやオペラ」を大応援しましょう。私は「にしきたショパン」というピアニストを題材にした映画やコンサートのプロデュースを手がけていますが、実はアマチュアながらオペラの舞台でもちょこちょこ歌っているオペラ大好き人間です。愛する地元で立ち上がった「にしのみやオペラ」に大いに期待しています。コロナ禍、オペラに関わらず音楽家達はその活躍の場を失っていました。しかし、コロナでの抑圧された生活は、文化芸術の大切さや、リアルに人と人が出会うことの価値も教えてくれました。

 

ソプラノ歌手斉戸英美子さんの声かけに共感し、「にしのみやオペラ」に素晴らしい歌手・スタッフが集いました。鍛え上げられた歌手の声を一度体感すると、その響きに細胞まで活性化するような感動が得られます。「にしのみやオペラ」は多くの方の心に響くステージをお届けできると確信しています。「人の声」による芸術素晴らしいです。「にしのみやオペラ」の舞台でオペラ歌手が輝けるよう皆様のお力をお貸しください。頑張れ「にしのみやオペラ」！輝け「にしのみやオペラ」！　（映画「にしきたショパン」プロデューサー　近藤修平）

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

お客様が毎年楽しみにして足を運んでくれるような、出演者にとってもお客様にとっても良いバランスの取れた団体でありたいとも思っています。そして西宮市で代表する市民オペラであり続けれればと思っています。そして西宮市に住む皆様やご企業様にも応援していただけ、西宮市がより豊かな音楽の街になることを願っています。

 

まだまだ小さな団体ではありますが、年々と「にしのみやオペラ」のネームバリューが大きくなっていっております。

 

また、代表者として、オペラ終演後に出演者とお客様の素敵な笑顔を見ると、本当に嬉しく思っております。今できる限りのことを全力で最善を尽くし、出演者一同、稽古に励んでおります。

 

皆様の応援が、私たちにしのみやオペラ実行委員会にとって大きな大きな励みとなります。

 

皆様からの温かいご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。