西東京朝鮮第一初中級学校（立川朝鮮学校）に快適な教育環境を！

우리말 페지

English page

 

 

 

多摩地域のフロントランナー都市として発展する立川市に根をおろしている西東京朝鮮第一初中級学校は昨年2021年、学校創立75周年を迎えました。

 

本学校は学区が広く、町田市を除く多摩地域の25市が学区となります。

 

これまで、地域に根差した学校を目指し活動してきました。コロナ禍で近年は実現してませんが、毎年近隣の小学校と交流会を実施し、お互いの文化や歴史を知る取り組みを行っています。

 

特に立川市柏小学校とは30年以上交流会を行っており、学生時代に交流会に参加した児童が学校の先生になり、生徒たちを引率していくということもあります。

 

 

また、毎年10月には「ふれあい」をキーワードに「ふれあいフェスタ」というイベントも実施しています。

 

地域の人たちの理解と協力を得ながら「ふれあう場」を提供するというコンセプトで1997年から行われ、毎年1,000人以上の同胞や卒業生、地域の方々が集まり楽しいひと時を過ごしています。

 

先述のとおり国や地方自治体からの助成金も望めない状況にあり、教育に対する公的補助がない中で学校を運営しております。したがって、十分な学校運営を行うことが困難になってきているのが現状です。

 

保護者からいただく授業料では年間予算の約30%が限界で、その他の費用をまかなうために、同胞からの寄付やチャリティー行事の企画、保護者や支援団体の方々がコツコツとキムチを売ったり、リサイクル活動をしたりと、学校運営費調達のための活動は多岐にわたります。

 

また校舎の補修費用や維持費を削減するため、保護者、卒業生の力を借りてペンキ塗りや木の剪定など校舎の補修も行います。

 

 

これまで多くの方にサポートいただいてきましたが、なお教育設備など、不十分な状況があります。

 

例えば、子どもたちが使っているタブレット端末は個人負担になっていて、授業や教室で使われるICT機材、ネット環境のインフラの整備なども十分ではありません。

 

また、現在の校舎は建設されてから40年が過ぎようとしているため、老朽化も進んでいます。大雨が降ると、ところどころ雨漏りがする教室もあります。

 

運営費用が十分にあれば、保護者の方々の経済的負担を軽減することができたり、壊れた機器や設備も改修を進めることができます。

 

 

その様な中ではありますが、その当時の保護者、同胞、支援してくださる日本の方々にご支援いただき、今から15年前、学校創立60周年を記念して、すべての教室に冷暖房機器を設置することができました。当時において朝鮮学校としては珍しく、昨今の真夏の猛暑を考えるとまさに先見の明でした。

 

当時支援してくださった方からはこのような、嬉しく、ありがたいお言葉をいただきました。

自分の息子や孫が通う学校のためにひと肌脱ぐのは当然のことだ

子どもたちの笑顔が見たくて支援しました

しかしその冷暖房設備も設置から15年が経ち、何台かは冷風が出なかったり、コンプレッサーの故障で動かなくなったりと、近年故障が目立ってきました。その都度修理をしたり、簡易冷風機を使ったりしていましたが、砂漠に水を撒く状況でした。それに15年前の機器なので電気代の負担も少なくありません。

 

 

今回のプロジェクトでは、現在設置している冷暖房設備を一新したいと考えています。いただいたご支援は、昨今のコロナ禍を踏まえ、教室内の空気清浄のための機能も備わった冷暖房設備への買い替え費用に充てさせていただきます。

 

全ての教室に備わっている冷暖房設備を一新するためには約600万円かかります。そのうちの300万円をクラウドファンディングで募らせていただき、クラウドファンディングと並行して募金活動も行い、必要資金を集める予定です。  

 

 

今回のコロナ禍において私たちは、「何か事が起きて動いては遅い、今のうちに手を打っておくべきである。」ということを学びました。このままでは、真夏の暑さの中で授業や学校生活を送るということは避けられません。

 

冷暖房設備を一新することで、子どもたちに少しでも勉学に集中できる快適な環境を届けたい、そして、保護者の方々にも安心して子どもたちを通わせてほしいと思っています。

 

本学校がある立川市は、国籍や民族の文化の違いを互いに尊重し、共生する地域社会の実現をめざして、2016年に「他文化共生都市宣言」という画期的な宣言をしました。　

 

私たちはこのプロジェクトを通して、これまで「朝鮮学校」を知らなかった人たちに朝鮮学校のことを、そして、この国で民族教育が行われていることの意義を伝えていきたいと思います。そのことが私たちの身近なところから「多文化共生」社会を実現していくことにつながると信じています。 

 

皆さまからの温かいご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

西東京朝鮮第一初中級学校　Facebook

https://www.facebook.com/n1kejhs/

 

西東京朝鮮第一初中級学校　Instagram　

https://www.instagram.com/n1kejhs/

 

 

 

皆さまは朝鮮学校についてご存じでしょうか。

 

朝鮮学校は、朝鮮半島にルーツをもつ子どもたちが、日本で生まれ育つなかで、自分の民族の言葉や歴史、伝統文化などを学ぶ学校です。幼稚園から大学まで、全国28都道府県に朝鮮学校は64校あり（2020年4月現在）、「わたしたちの（ウリ）学校（ハッキョ）」と呼ばれています。

 

本学校には朝鮮半島にルーツを持つ在日コリアンの生徒たちが通っています。朝鮮籍、韓国籍、日本籍と様々な国籍を持つ生徒たちです。

 

間違われる方も中にはいらっしゃいますが、通ってる園児・児童・生徒たち、そして教えている先生たちも日本で生まれ日本で育ちました。

 

学校生活は日本語の時間以外は朝鮮語で生活します。使っている教科書も日本で定住することを前提とし、独自で編纂した教科書を使っています。といっても、教育水準は日本の公私立学校と同等で、日本の大学への受験資格もあります。

 

朝鮮学校では｢自分を知る者は他人も理解し尊重することができ、自分を愛する者は他人も愛することができる｣をモットーに、朝鮮半島をルーツとする在日子女たちが愛すべき自己を探せるようにカリキュラムを組んでいます。

 

 

 

  卞尚道（ピョン・サンド） 

（委員長）

　

アンニョンハシムニカ！西東京朝鮮第一初中級学校創立75周年記念事業実行委員会委員長の卞尚道（ピョン・サンド）と申します。

我が母校、西東京朝鮮第一初中級学校は学校創立75周年を迎えました。私自身もこの学校を42年前に卒業し、3人の子どももこの学校でたくさんのことを学び成長しました。

しかし朝鮮学校を取り巻く環境は年々厳しくなっております。そんな中でも75周年記念事業の一環としてのクラウドファンディングを通して、より多くの方々に朝鮮学校の実情を知ってもらい、共に歩んで行けたらどんなに素晴らしいことかと思っております。

今まで築いてきた輝かしい歴史と伝統を守りながら、今回の記念事業を通してウリハッキョの新たな輝かしい未来に向けて、みなさまの力を一つにまとめて大きな力になれるよう尽力していきます。みなさまも、ぜひ子どもたちの未来のため、笑顔のため、ご支援ご協力よろしくお願いします！！

---

 

  任大剛（イムテガン） 

（実行委員）

　

　私は本プロジェクトの担当委員をさせていただいております。学生である子ども達が元気に学校に通う姿や、校庭で遊んでいる姿、満面の笑みで元気いっぱい挨拶してくれる姿は、明日を生きる活力になっています。

 

地域在日とっては勿論のこと、子どもという存在は国や思想を超越した世界の宝だと認識しております。世界の宝を守る為、本プロジェクトの成功は必須となると考えています。何卒ご支援、ご協力の程宜しくお願い致します。

 

 

 

  安柄俊（アンビョンジュン）選手

（釜山アイパーク（Kリーグ2）に所属し、2020年、2021年と得点王、ベストイレブン、MVPの三冠王）

 

本校2006年卒業

　

今回のプロジェクトに微力ながら協力させていただいております。母校の為、そして可愛い後輩達の為に自分が協力出来る事をとても光栄に思います。

現在日本を離れ韓国にて、プロサッカー選手しての人生を歩んでいる私ですが、西東京朝鮮第一初中級学校で学んだ9年間がとても支えになっています。学友達と一緒にサッカーボールを追いかけたあの日々を昨日の事の様に思い出します。後輩達の為！子ども達の為！皆様どうかご協力をお願い致します！

（写真提供：釜山アイパーク）

 

---

●ご支援にあたってのご留意事項
 

○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

○リターン品の転売は禁止とさせていただきます。

 

○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

 

○ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。