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桐生市、築50年のノコギリ屋根を残していくための改築をしたい

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支援総額

149,000

目標金額 1,000,000円

支援者
13人
募集終了日
2018年12月17日

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プロジェクト本文

 

古い建物は修繕の連続。それでも、趣きのある外観と広い室内は魅力がいっぱい!

 

はじめまして、井上弘子と申します。私は子供の頃からモノ作りが好きで、手織り、染色、陶芸といった工芸に従事してきました。

 

いま、群馬県桐生市に住んでおり、昭和41年に建てられた帯工場が空き家となったため、改装して工芸体験工房と蕎麦カフェを営業しています。お客様は順調に伸びていますが、建物が老朽化していることもあり、雨漏り修繕、壁の塗り替え、白蟻駆除等、予定外の出費を余儀なくされています。


建物内部は約100坪あり、冬季は暖房費がかさむために1~2か月休業します。一部を壁で仕切れば快適になるし、手狭になっている厨房も増設できると思いながら、実現できずにいます。


「織都(しょくと)」と呼ばれる桐生らしい手織りや、陶芸ロクロ体験を指導できる施設として、誰もが気軽に居心地良く過ごせる空間を創り上げたいという私の思いをどうぞ実現させてください。ご支援何卒よろしくお願いします。

 

INOJINへ、ようこそ。

 

 

桐生市の近代化遺産の利活用。まちづくりの資源に!

 

桐生市にはノコギリ屋根の古い建物が多くあります。ノコギリ屋根工場は他の織物産地にも見られますが、戦災を免れたこともあり、桐生のものは明治大正期に建てられたものもあります。

 

その数も200棟を超えていて、様々なタイプのノコギリ屋根が市の観光資源ともなっています。改装して、パン屋さんや美容院、レストラン等として活用しているところもあります。


桐生市はノコギリ屋根を象ったゆるキャラ「キノピー」をシンボルにするなど、近代化遺産として観光に利用する政策を15年位前から進めています。国の重伝建に選ばれた本町1・2丁目に在ったり、重厚な大谷石や煉瓦造りの建物は助成金の対象となりやすいのですが、井甚織物工場は築50年とはいえ、昭和年間で一番新しいノコギリ屋根なので対象にはなっていません。

 

まちづくり委員として活動していることもあり、老朽化して消えていく建物の多さにも胸を痛め、自分が所有するノコギリ屋根の建物でその歯止めとなるような利活用の仕方を示せたらと願いました。

 

帯の老舗、「後藤織物」のノコギリ屋根工場

 

 

■半生をかけて取り組んできた工芸

 

半生を掛けて取り組んできた工芸。その環境に恵まれたことに感謝して、自身が得てきた技と知識を社会に還元したいと願い工芸体験&蕎麦カフェ「INOJIN」をはじめました。

 

工芸体験①「手織り体験」

概要:現在、手作りのものも入れると8台の手機があります。綾織りなどの織り方を組み合わせて、複雑な模様織りが可能で、ストールやマット、バッグ地等を織っていただいています。

 

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工芸体験②「陶芸体験」

手びねりや電動ロクロでの制作に取り組んでいただいています。上絵付けコースもあり、絵や文字を施すこともできます。

 

▲土の感触に癒されます。

 

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工芸体験③「染色体験」

草木染・型染・ローケツ染め・絞り染・糸染の設備があります。体験コースでは、折り紙染めを2時間程度でご提供しています。

 

カフェの内容「蕎麦カフェ」

蕎麦カフェでは、赤城産蕎麦粉を100%使った手打ちの十割蕎麦・ガレット・蕎麦がき・蕎麦粉スイーツをお出ししています。焙煎珈琲・抹茶等のドリンクやアルコールにもこだわっています。

 

▲たくさんの方々にお食事を楽しんでいただいています。

 

 

設立から8年目で、ようやく訪れてくださるお客様も増えてきました。関東のみならず、新潟などの織り産地からも訪れてくれたお客様が一様に言うのは、「他では平織りしか体験できなかった」という言葉です。

 

INOJINでは、4~6枚綜絖で模様織りができます。織りは奥深いもの。糸を染めたり、模様を入れたりできることで、何度も桐生を訪れたくなることを期待しています。

 

 

施設の良さを残しつつ、多くの人が訪れやすい場所にしていきたい。

 

今回、屋内の半分を改修工事して、使い勝手を良くすることで利活用を一歩前進させます。

 

約100坪の広さを持つINOJINのノコギリ屋根建物。これを100%有効利用できるように、40坪部分を3分割してカフェ厨房と工芸体験教室に充てたいと考えています。

 

改修工事によって、
■暖房費の軽減。冬季休業が無くせます!

■カフェの提供の迅速化。メニューも増やせます!

■第2厨房の新設で、蕎麦の持ち帰り販売許可を保健所で取得できます!

 

冬季は40坪を暖めるためにエアコンの他に灯油ファンヒーターを点けると、灯油18リットルが一日で空になります。そのため、厳寒期の1・2月は休業していました。今回の改修によって、より多くの方々にノコギリ屋根の建物を利活用した、地域の文化に触れてもらえる機会を増やすことができます!

 

▲現在のレイアウト:部屋全体が繋がっており、使い勝手の悪い内装

 

▲改装後の内装:部屋を細かく区切ることで、それぞれの部屋でお客さんを受け入れられるように。

 

 

工芸体験や食事を通じて、多くの人に桐生市の魅力を伝えていく。

 

ゆったりと手織りや陶芸を体験し、お腹が空けば良質な素材の蕎麦やガレットで満たされ、香り高い珈琲で一服する。自分で織り上げたマフラーを首に巻き、帰途につく。マフラーを見る度に思い出すノコギリ屋根の建物。そんな体験を桐生でしていただきたいと思っています。

 

4~6枚綜絖で模様織りなど、「桐生だから体験できる。」そんな機会を桐生の伝統的な建物「ノコギリ屋根」を活用しながら、続けていきます。

 

いずれ他のノコギリ屋根施設でも似たような活用が始まったり、何年か先には「ノコギリ屋根巡り」と称して楽しむ人たちが大勢来桐してくださるくらいまで、活動を頑張っていきますので、どうぞご支援・ご協力のほどよろしくお願いします。

 

▲応援よろしくお願いします。

 

 

リターンのご案内

 

INOJINの工房で制作した陶器や染織の作品の数々をリターンとしてお送りさせていただきます。モノ作りがお好きな方には、工芸体験をお楽しみいただけます。

 

観光地で味わう陶芸体験や染織体験とは一味違う、満足できる作品創りをご体験できると思います。一日で足りない方は2日コースで大作に挑戦することも可能です。井上弘子作の陶芸、染織作品は日常遣いのできるものが中心です。

 

 

工芸には場所と道具が必要で、誰もが気軽に取り組めるものではありません。そういう場をご提供し、適切な指導の下にご自分の手でモノを作り出す楽しみを感じていただきたいと願っています。

 

なかなかお越しになれない方々には、カフェで淹れているオリジナル珈琲も評判の味なので、パックにしてお送りします。これまで作ってきた工芸品も通常の販売よりお得にご用意していますので、この機会に手にしていただければと思います。皆様のご支援何卒よろしくお願いします。

 

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プロフィール

2011年4月1日、群馬県桐生市にINOJIN設立。明治43年に創業した井甚織物が昭和41年に建てたノコギリ屋根の100坪の帯工場を改装し、陶芸・染色・手織が体験できる工芸倶楽部と、十割手打ち蕎麦・ガレットが味わえる蕎麦カフェを経営している。1956年東京生まれ。桜蔭高校、筑波大学芸術専門学群を卒業。同大学院にて芸術学を、東京テキスタイルスクールにて染織を学ぶ。桐生大学にて5年間染織を指導。J-2新田店カルチャー教室にて染織教室を10年間、陶芸教室を19年間開いている。

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リターン

3,000


お礼のメールを送付

お礼のメールを送付

お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲200g入りパック

蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲200g入りパック

①蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲 200g入りパック
②お礼のメールを送付

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年2月

3,000


お礼のメールを送付

お礼のメールを送付

お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲200g入りパック

蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲200g入りパック

①蕎麦カフェINOJINでご提供している珈琲 200g入りパック
②お礼のメールを送付

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年2月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

2011年4月1日、群馬県桐生市にINOJIN設立。明治43年に創業した井甚織物が昭和41年に建てたノコギリ屋根の100坪の帯工場を改装し、陶芸・染色・手織が体験できる工芸倶楽部と、十割手打ち蕎麦・ガレットが味わえる蕎麦カフェを経営している。1956年東京生まれ。桜蔭高校、筑波大学芸術専門学群を卒業。同大学院にて芸術学を、東京テキスタイルスクールにて染織を学ぶ。桐生大学にて5年間染織を指導。J-2新田店カルチャー教室にて染織教室を10年間、陶芸教室を19年間開いている。

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