北海道の秘境山里限界集落にある宿のトイレを浄化槽を導入したい！

　　　　はじめに　　　　　　　　　　

 

こんにちは！　

僕達のページご覧下さり、ありがとうございます‼︎

北海道山里の限界集落万字地区にて築６０年以上の炭鉱住宅を引き継ぎ、

2018年より3棟の宿を夫婦二人三脚でセルフリノベーションし、運営している、

金井峰人、金井美和と申します。

 

 

最初に僕達の暮らす万字について書きたいと思います。

 

岩見沢市と夕張を結ぶ丘陵地帯を通り抜けるメープル街道、

ムーミン谷のような山深い万字の里を通り、標高８００mの万字峠を抜けると、

昭和ノスタルジーが残る夕張へ続く道は最高のドライブコースです。

 

近くには、万字炭山森林公園があり、

四季折々の壮大なハイキングが楽しめます。（冬はスノーシュウを使います）

 

 

 

春は桜が咲き誇り、長い冬から目覚め一斉に芽吹く山菜達と新緑。

夏は緑深く色とりどりの花が咲き、特にオオハンゴンソウの群生は圧巻です。

秋は山々のダイナミックな紅葉、そして林檎や葡萄の旬のフルーツが味わえます。

そして、圧巻の白銀の世界とそして静寂に包まれる冬。

 

 

 

春夏秋冬の自然の美しさを皆様に楽しんで欲しいです。

ちょうど僕の住んでる家が、築60〜70年の古民家で、今では珍しい炭鉱長屋二世帯住宅の構造になっています。

家の半分は使っていなかったので、リノベーションし、

2018年民泊 NORD houseとして開業に至りました。

 

自然が好きな人ならきっとみんな気にってくれる。

そう願い僕達は小さくて大きな一歩を歩み出しました。

 

 

ただ私達の宿は大きな問題を抱えています。

それが 

現在3棟の宿が

汲み取り式トイレ、

いわゆる

ぼっとんトイレなんです。

 

 

　※写真はNORDのトイレです。

 

NORDの課題であるこの最大の問題に向き合う為、

このプロジェクトを立ち上げました。

 

「田舎だから仕方ない」で済ますのではなく、

「田舎だからこそ、これから出会う多くのゲスト様がストレスなく快適にこの場所を純粋に楽しんで欲しい」

僕達の思いが一人でも多くの方に共感して頂けますように。

 

長くなりますがお付き合いよろしくお願いします‼︎

 

 

 

　　　　自己紹介　　　　　　　　　　

 

金井峰人　オーナー　

 

北海道札幌出身20数年前より自然豊かなこの地域に出会う。

札幌のアウトドアショップで働き、万字を休暇の場所とし、二重生活スタート。

10年程前よりこの場所が心から好きだと言う事、

そして自然溢れるこの土地に飽きる事ない自分がいる事に気づき、

万字で生きていく事を決める。

 

得意のDIYを生かし、３棟を自身で改装し、

独自の世界観を作り上げる。

 

スノーボードをこよなく愛す５０歳。

 

 

 

金井美和　高知県中土佐町出身

 

2018年結婚を機に『試される大地北海道』岩見沢市万字に移住。

 

 

三度の飯より掃除が好きな４５歳。

 

北海道道民に引けを取らない位、今では雪を熟知し現在も雪と格闘中。

 

　※ 落ちた屋根の雪を崩す妻。崩しては除雪機ではらいを2人で繰り返す。

 

 

　　　　NORD houseについて　　　

 

NORD（ノルド）とは【北】を意味します。

NORD house【北の家】です。

なんの捻りもありません😆

ただ僕達はこの響きが大好きで屋号はこれと決めていました。

ちなみにですが、NORD のロゴは宿の周辺に沢山自生しているエゾ松です。

 

北海道の大自然を感じる響きと北の大地の没入感を皆様に感じて欲しいです。

僕達の宿を紹介します。

 

　※ 上空から見た万字集落映像

 

 

　　　　NORD house 各施設紹介　　

 

※各宿は素泊まりです。

 

▼　NORD house　[ 1名様〜４名様でご利用できます ] 

二世帯炭鉱長屋のお宿です。

昭和ノスタルジックな山小屋感を楽しんで頂ける宿です。

冬は薪ストーブを使えるのが魅力です。

 

NORD house 予約サイトリンク

　●　Airbnb

　●　Booking.com

 

▼　NORD２　[ 1名様〜４名様でご利用できます ] 

築９０年の炭鉱住宅です。

もともとは長屋でしたが人口の減少と共に家もコンパクトになっていきました。

ほどよいタイムスリップ感が魅力です。

 

NORD２ 予約サイトリンク

　●　Airbnb

　●　Booking.com

 

▼　NORD３　[ 1名様〜7名様でご利用できます ] 　

築７０年以上の二世帯炭鉱長屋です。

二世帯住宅を広々と一棟まるまる使って頂けるのが魅力。

北の大地の没入感に浸って下さい。

 

※今回浄化槽を設置したいのはこのNORD3です。

 

NORD3 予約サイトリンク

　●　Airbnb

　●　Booking.com

 

　※ゲスト様から送られたNORD２のイラストです。

 

NORD house オフィシャルブログリンク

　●　Blog

　●　Instagram

　●　Facebook

 

　　　　万字と共に生きる　　　　　　

 

万字の歴史

1905年（明治38年）から1976年（昭和51年）に栄えた夕張市のお隣の炭鉱町。

かっては5000人以上が暮らし、飲食店、映画館等々生活に必要な物は全てあり、

山間部ながら一つの市街地を形成していました。

大変活気に満ち溢れた街でした。

炭山の閉山に伴い人々はこの街を離れ始め人口は激減。

現在では約60名足らずの集落となり、

移動の頼みの綱はコミュニティバスのみの限界集落となりました。

　

現在万字地区は9割が高齢者で現在もどんどん過疎化は進んでいます。

そういった、背景もあり一人暮らしが困難になった方から『家を引き継いで欲しい』と、

開業後、何件か相談を頂くようになりました。

この場所で今まで家を守ってきた地域の方々の思いを引き継ぎ、

歴史ある貴重なこの炭鉱住宅を守っていきたい。

この村の魅力を世界に発信していく。

それが僕達が、この村にできる地域貢献だと考えました。

 

「自分の生まれた生家が生まれ変わって嬉しい。」

「一件でも多く家に夜、灯りが灯ると嬉しいね。」

「人がいるっていいね。」

 

住人の方がお話しする度おっしゃってくれます。

そういった地域の方々の意見を聞くと本当に励みになるし心から宿をやってて良かったと思います。

 

 

開業した2018年はインバウンド最高潮の時期で８割か９割のお客様は外国の方でした。

毎日誰かが僕達の家に来てくれ、

自然の豊かさに感動してくれる事が

本当に嬉しかったです。

 

 

2019年 NORD２をオープンしました。

オープンして半年ほどで

コロナ禍の時代に突入。

半年も経たないうちに、、、

不安は的中し、

キャンセルが相次ぎ

そしてあっという間に誰も来なくなりました。

 

宿業で生計を立てる事が困難になり始め、

僕達は近くの農家さんでお手伝いさせて頂いたり、

僕は短期で働きに出たりしながら、2人でコロナの痛手を必死に埋め合わせました。

 

 

そんな生活が続く中でNORD３を作りました。

辛い時にそこ、前を向くしかありませんでした。

 

 

僕達だけではなく、恐らく多くの皆様もこの期間は苦しまれたと思います。

コロナは大きな爪痕を残していきました。

 

　※ NORD３ DIY施工前

　※ NORD３ DIY施工中

　※ NORD３ DIY施工後

 

銀行から融資を受け、資金をやり繰りし、宿として機能する形まで持っていけました。

 

 

コロナ禍を経てここまで走り続けてきましたが、

どうしても資金が捻出出来なかった箇所があります。

それがトイレです。

 

第一目標であるNORD３の浄化槽工事の見積もりをとった所、

５人槽のタンクを設置する必要があるとの事で

この一棟を浄化槽にするだけで250万円という費用が必要だという事がわかりました。

 

NORD3は4名様から7名様ご利用可能な施設です。

人数の収容も他の施設よりも多く、簡易水洗トイレだと皆様トイレを使う頻度があがります。

その為トイレの使用済みのトイレの汚れが気になる方も多くいらっしゃいます。

この地域の簡易水洗トイレ難易度は『プロジェクトの背景』に記載させていただいております。

まずは、いつでも皆様が、安心し使えるトイレを提供したいと思いNORD3を先行して

工事をしたいと考えました。

 

　※ 写真はNORD３のトイレです。

 

 

 

　　　　プロジェクトの背景　　　　　

 

万字はこの先これから先も一生下水道が完備されない地域です。

冬になると−20度まで気温が下がり、

おまけに豪雪地帯というまるで冬の北海道の魅力を独り占めしたような

欲張りな地域です⛄️⛄️⛄️💦

 

簡易水洗トイレを検討した事もありましたが、

宿の便槽が小さい為水がすぐ溜まります。

水の管理がとても難しく、頻回に汲み取り業者さんに依頼するしかないのです。

ないのですが、、、、

ここは北海道の山奥。

冬は汲み取り業者さんが来てくれません。

 

何故なら、汲み取り最中にホースが凍るんです。

 

その為、簡易水洗トイレは諦めざるえませんでした。

 

▼汲み取り式トイレとは

 

排泄物が下水に流れず便槽と呼ばれるタンクに溜める仕組みになっています。

定期的に汲み取り業者に依頼し、バキュームカーで吸引する必要があります。

 

汲み取り式トイレ

【メリット】

・とにかく災害に強い。停電、断水でも使用できる。

・コストがあまりかかららない。

 

【デメリット】

・衛生面がきになる。

・臭いがきになる。

・夏場は蝿が湧きやすい。

・物を落としたら終わり

・見た目が怖い

・トイレが汚れやすい

 

 

▼浄化槽とは

 

浄化槽とは地中にタンクを埋め、日常生活で出る汚水や排泄物を微生物の力で分解、処理し、

生活排水をきれいにします。

浄化槽を通してきれいになった水は川に放流します。

 

浄化槽

【メリット】

・環境にやさしい

・衛生的

・水洗トイレなので怖くない

 

【デメリット】

・設置費用が高い

・維持費がかかる

 

 

 

 

先日、近くで暮らす方が、親戚一同の集まりでNORD3を、ご利用くださいました。

お話しする機会があり、そこでトイレの話になりました。

「小学生の曾孫がぼっとんトイレが初めてで用が足すことがしばらく出来なくて笑っちゃったわ」

と。

現代は汲み取り式のトイレなんて使った事がない方も多くいらっしゃいます。

理解はしているけどやっぱり怖いし、戸惑うのは、初めて使われるなら尚更の心情です。

 

 

　　　課題に向き合う　　　　　　　

 

開業時より浄化槽をいつか自分達の力で3棟の宿に完備したいと頑張ってきました。

コロナ明けからのスタート、V字回復に向けての新たな物件NORD３のリフォームが重なり、

自分達の力だけでは、最終目標まで辿り着けない現実を突きつけられています。

 

浄化槽の設置は補助金が使えない為大きな費用がかかります。     

３棟の宿に浄化槽を設置しようとすれば最低でも８２０万という資金が必要です。

 

この数字を見た時、

絶望感でいっぱいでした。

このままあきらめるのか、

それとも可能性があるなら前に進むか、

２０２３年　夏の繁忙期が終わったくらいから

真剣に2人で毎晩毎晩考えました。

考えて考えたあげく、

『クラウドファンディングに挑戦しよう』

と意見が合致し、

このプロジェクトを思い切って立ち上げました。

 

　　　　お客様の声　　　　　　　　　

 

レビューでは「トイレを改善して欲しい」等々

トイレに関してのご意見を頂いております。

みな様、思いは様々です。

資金があれば、今すぐにでも浄化槽にしたいですが、動きたくても資金が捻出出来ない自分達に

無力感を感じるそんな日々です。

NORDではお客様に今まで来て頂くお客様にトイレの理解をお願いしてきました。

実際使う方の気持ちを考えると、皆さん安心して使えるトイレを使用したいのが

本音だと思います。

 

 

 

　※レビューを一部抜粋して掲載しました。

 

 

　このプロジェクトで実現したい事　

 

子供からお年寄りまで皆んながストレスなく使えるトイレを提供したい。

 

僕達の宿に来て頂いたゲスト様が今以上に、

心身リフレッシュして笑顔で帰って頂ける宿にしたいです。

 

『田舎も悪く無かったね』

と思ってくれたら最高です‼︎

 

その為には3棟全てに将来浄化槽設置が不可欠で皆様の力をお貸し頂きたいです‼︎

 

 

 

　　　　さいごに　　　　　　　　　　

 

コロナ禍が明け、世の中は元気を取り戻しつつあります。

 

大変な時期を乗り越え、そしてゲスト様に支えられ、

僕達は今まで宿を維持して来れました。

このプロジェクトで1人でも多くの方が

NORDhouse、NORD2、NORD3

を知ってくれたら嬉しいです。

そして、古民家の良さを最大限に感じて頂けるように僕達はこれからも走り続けます。

 

 

 

この時が止まったかのような素晴らしい自然の宝庫の万字を知って頂く機会になれば

嬉しいです。

 

この村のおじいちゃん、おばあちゃんが大事に残してきたこの３棟の家が、

２０年後、３０年後、その先も多くの方に愛される場所であって欲しいと願います。

そして私たちが次の世代に引き継いでいく。

想像しただけでも、夢があります。

 

非力な僕達ですが、

これから出会う沢山のゲスト様が心身共にリフレッシュして帰って頂ける宿を

情熱をもってこれからも目指していきます。

 

この宿を選んで良かった

と1人でも多くのお客様が思って頂けますように。

 

浄化槽が設置できれば、トイレの我慢をする子供もいなくなります。

誰もそんな思いをさせたくありません。

 

 

皆様のご支援よろしくお願いします。  

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

　　　　支援金の使いみち　　　　　　　　　

 

宿３棟に浄化槽を設置に伴う総工事費は８２０万円です。

 

まず、１棟目宿、NORD3の浄化槽を設置するのに２５０万円必要です。

２棟目、３棟目の浄化槽設置費用は各施設５７０万円かかります。

 

今回は初めてのクラウドファンディングの為、第一目標を２5０万円に設定させて頂きました。

 

今回の目標金額を達成した場合はネクストゴールを280万円新たに設けて目指したいと思っております。

 

 

＜＜目標金額＞＞

第一期目標金額：2,500,000円

NEXT GOAL：2,800,000円

宿３棟の総工事費：8,200,000円

 

第一目標ではNORD３に浄化槽を設置します。

今回はその為の資金を募らせて貰っています。

 

＜＜支援金の使いみち＞＞

• かかる費用の総額：２５０万円（浄化槽にする工事）
• 目標金額：第一期目標金額：2,500,000円　NEXT GOAL：2,800,000円
• 資金使途：浄化槽を設置（クラウドファンディング手数料30万円＋税3万円　リターン含む）
• 費用の不足分は融資にて補填します。

＜＜スケジュール＞＞

• クラウドファンディング終了 :
• リターン発送 :クラウドファンディング終了後、概ね2週間を目処に発送いたします（発送が遅れる場合はご連絡いたします。）
• 工事着工 :２０２４年５月予定