今回のプロジェクトご参加頂きました皆様へ
今回のプロジェクトにご参加頂きました多くの皆様へ
まず最初に、心から心から感謝申し上げます。
皆様のお陰で今現在、新店舗へ移転し、また店舗2階のシェルター
そして、旧シェルターこの三つの場所で私の理想とする活動を新たにスタートする事ができました。
感謝という言葉では全く足りない、本当に全く足りないほどの
想いがあります。
言葉にするのは難しいですが
言葉にしてしまうと「ありがとうございます」という一言になってしまいます。
どうやって表現していいかわかりませんが
本当に本当に心から、心の奥深くから感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
8月5日に新店舗移転オープンという形で
2ヶ月前から新しい場所で活動をスタートしています。
エイズキャリアの子のお部屋
こちらは、エイズキャリアの子達のお部屋横の猫庭です。
旧シェルターと違い屋根がついていますので
基本的には、少しの雨であれば少しだけ窓を開けている状態になっています。
いつでも出入り自由になります。
もちろん脱走防止策はしっかりしてありますので
ご安心ください。
お客様も外に出る事ができるようにスリッパを設置してあります。
のんびりとお客様と猫ちゃんがくつろいでいる姿をよく見ます。
キャリアの猫ちゃん達は今までスタッフ以外の人間とほぼ触れ合わずにいました。
移転して2ヶ月が経過して
人と寄り添っている姿や、時にはお客様の膝を奪い合っている姿を見る事ができます。
涙が出るほど嬉しく、微笑ましくこの姿に私たち人間スタッフが日々幸せを感じています。
まだまだ人馴れ頑張り中の子のお部屋について
今まで後ろの猫ルームから出てこれなかった子達も
多くのお客様が入らない個室にした事で
表に出てくる事ができるようになっています。
そして、自分たちのお部屋から大きなカフェを覗いたりする事ができています。
いつもこんな感じでこちら側のメイン猫カフェを眺めています。
こちらのお部屋にきてから
お客様と過ごす時間が増えた事で
ちゅーるを人間からもらったり、おもちゃで遊んだりする事もできるようになりました。
もちろん、だからといって触れるようになったわけではありませんが
こういった時間を過ごす事で
少しずつ心を開いてくれたらいいなと思っています。
また、お陰様で2年以上触れない猫ちゃんが先日正式譲渡になりました。
人馴れ頑張り中の子のお部屋を作った事で
この子達の事を皆様に知ってもらえる機会ができたと思っています。
本当に里親さん含め、多くの方に1匹1匹の子が救われていると
日々感じております。
2階シェルターの様子
2階シェルターでは皆様のご支援で購入させて頂きました
医療用ステンレスケージが大活躍しております。
子猫達を育てるケージに使用したり
カリシウィルスに感染した子達を個別に分ける事ができました。
猫カフェで風邪、下痢などの症状が出た場合には
すぐに2階のシェルターで隔離し管理する事ができています。
旧シェルターの3倍のケージでの保護が可能となっております。
もちろん、保護できる数が増える事でとても大変になったのも事実です。
ですが、スタッフ全員で四苦八苦しながらこの2ヶ月で
スタッフがどう動いたら猫ちゃん達の管理が一番行き届くかなどを
何度も話し合いを重ね、日々改善改善で良い状態での管理ができるようになっています。
これからも、今以上に猫ちゃんにとって良い状態で
また、今まで以上に救える命を多くする為、完全しながら良いチームワークを作っていきたいと思っています。
メインのカフェエリア
メインカフェエリアだけで旧店舗の1.8倍となっております。
その為以前はカフェには25匹までしか入れなかったのが
40匹ほどの子達がゆったりのんびりと過ごす事ができています。
今までは小さいスペースだった為喧嘩なども多くありました。
(多少は現在もありますが)以前よりもその数は減ったように感じています。
体調管理は数が多いので大変ですが
ご飯や、トイレの状態などを日々確かめながら
体調の変化に気づくことのできる環境を作っています。
お客様にも広い空間で猫ちゃんとの時間を楽しんでいただく事ができます。
ご来店人数も以前の店舗よりも増え、また里親さんとしてご来店下さる方も増えました。
全ての面において移転オープンで良い状態になっており毎日精一杯活動をしている
状況です。
旧シェルターでは
旧シェルターのことをお伝えさせて頂きます。
旧シェルターは以前より私の想いが強かった
「白血病キャリアの子ものびのびと自由に生活させてあげたい。」
という事を叶える事ができ
沖縄より白血病キャリアの子を3匹受け入れさせて頂きました。
元々のエイズキャリアの子が使っていたお部屋なので
猫庭がついています。
最初は慣れず眺めるだけで外には出なかった子達も
今ではお外に出て飛び跳ねております。
※キジの子は検便がまだだったので一旦ケージでしたが
現在は既にケージ外に出ております。
今まで白血病の子はケージで過ごすしかなかったので
白血病が出てしまうと胸が苦しくなる想いでした。
白血病は大きな病気です。
ただ、発症してなければ通常の子と何も変わらず
遊んだり甘えたりしたい子達。
長い猫生を歩めず数年でお空にいく子もいます。
そういった子がケージではなくお外にでたり、のんびりできる場所をどうしても
作ってあげたかった。
そして、ここで終わりではありません。
今後、白血病の子、エイズキャリアの子、触れない子も含め
様々な特徴を持った子達をその子の個性と考えて
受け入れてくれる里親さんを全国にどんどん広げていきたいと思っています。
今すでに、看取りになるかもしれないというほど
病気だ進行していた子達が、里親さんの元でのんびり元気に生活しています。
私達は保護することはできても家族として生きてあげる事ができません。
1人でも多くの方が「ただ可愛い」だけではなく
少しだけ命としてその子の幸せな生活というものを見てくださるように
そういった発信を続けていきたいと思っております。
収支報告
皆様から頂きましたご支援金は
■店舗建設の一部資金
■医療ケージ
■キャリア部屋併設の猫庭(屋根部分)
として全額使わせて頂きました。
本当にありがとうございました。
リターンについて
現在リターンのメールでの発信を順次行っている段階です。
今月末までには全ての方にお届けできるかと思っております。
また、既にメールが届かない状態で戻ってきてしまっている方がいらっしゃいます。
そういった方につきましては
レディフォーさんのシステムからメールでの発信をさせて頂きたいと思っております。
失礼かとは思いますがよろしくお願いいたします。
今後のこと
これからの私たちですが
今まで通りの活動を続けていきたい。
そして、その今まで通りから日々猫ちゃんのためになる事を
考え成長したいと思っています。
移転オープンした事で変わったことは
最大保護数70匹だったのが100匹まで増えたことです。
ただ、この2ヶ月で増やせば増やすほど
当然医療費が莫大に上がるという現実に直面しております。
もちろん、それはわかっていた事。
わかっていた事ではありますが
一つ一つ以前と違った悩みが出てきます。
それに合わせて、私達も日々成長しながら、また勉強、考えながら
違った行動を取っていかなければいけないととても感じています。
今まで通りの活動を続ける中で
変えていかないといけない事を考え活動を続けていきたいと思っております。
また、しあわせにゃん家には
“1,000円ずつを1,000人で【優しさで命を救うプロジェクト】”というものがあります。
これは、1人の人が大きな負担をするのではなく
少しずつ、小さな力をみんなで合わせて多くの猫ちゃんの命を救おうという
プロジェクトです。
毎月1,000円ずつ支援してくださる方を1,000人集める事で
多くの多くの命が救われます。
このプロジェクトを立ち上げた
私の想いを是非ご覧いただけますと幸いです。
また、日々の活動はSNSにて配信しております。
こちらも、ご覧いただきながら今後も活動を見守ってくださいますと幸いです。
これでプロジェクト終了報告とさせて頂きます。
重ねてになりますが
応援下さいました皆様
温かいお気持ちで寄り添ってくださいました皆様
言葉にできない感謝でいっぱいです。
本当に胸いっぱいです。
ありがとうございました。
プロジェクトが終了してこれで終わりではありません。
ここからが始まりです。
これから、20年は活動を続けたい。
私も元気に生きる努力をします。
そして、私が生きている時間、この世に生を頂いたこの時間を
猫ちゃん達への優しさの恩送りをしながら生きていきたいと思っています。
保護活動ができない方、猫ちゃんを家に迎えることはできない方
様々な想いをもってご参加くださったことと思います。
皆様のお気持ち、想い、優しさ、温かさを決して無駄にはしません。
決して裏切ることはありません。
これからも猫ちゃん達と共に歩める活動をさせて頂き
本当にありがとうございます。
ありがとうを語り始めますと
永遠に終わりませんので
この辺で一旦は終了とさせて頂きます。
本当に本当に皆様
ありがとうございました。