支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2013年6月24日
仕事と不妊治療の関係
NPO法人Fine(ファイン)は、みんなの声を集めて届けることが使命だと考え
これまでも、さまざまなアンケートを実施してきました。
最新では、4月に「不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2」の
プレスリリースを発行し、広く社会に発信することができました。
このアンケートには、2000人近くの方に参加いただいています。
そして、リアルな生の声が数多く集まりました。
その中から、仕事と不妊治療について、スポットを当ててみたいと思います。
Q:職場で「不妊治療をしている」ことを話しているか(いたか)?
「誰にも話していない」495 人(24.8%)
「同僚など一部にだけ話した」472人(23.7%)
「上司にだけ話した」365 人(18.3%)
「関係者ほぼ全員に公表」 326 人(16.4%)
「誰にも話していない」人が 4 人に 1 人と、職場で公表しづらい現実が浮き彫りになりました。
公表しない(できない)理由としては、
「派遣の契約更新に響くため」
「職場に未婚や子どものいない女性が多いため」
「医療従事者だが職場で理解してもらえなかった」
「不妊治療に対して偏見がある」
「前職で心ないことをいわれた」などがありました。
Q:職場に不妊治療に関する何らかのサポートはある?
「ある」 404 人(20.3%)、
「ない」 1,272 人(63.8%)
「ある」と答えた人のコメントでは
「急な早退や年休を取らせてくれた」
「同僚が仕事面で支援してくれる」などが寄せられました。
5 人に一人の人が、「何らかのサポートがある」と答え、
職場環境における不妊治療への理解・応援が増えているという結果は、
不妊治療と仕事との両立に悩む者にとって、非常に明るい兆しです。
一方、「ない」と答えた人のコメントでは、仕事をしながら治療を続けるこ
とへのサポートを求める声が多く見受けられました。
また、現状の解決策として
「フレックスや時短勤務」
「半日休暇や午後出勤」
「有給休暇を時間単位で使える制度」などの意見が届いています。
コメントの中からいくつか紹介します。
・仕事を続けていなければ(費用面で)治療ができないため、肩身の狭い思いをしながらでも仕事は続けなければなりません。
・採卵の予定や移植の予定は数日前にしかわからないので、仕事の調整に苦労しています。
・子どもが欲しいから治療をしていますが、もし授かった時の周囲の目を気にしています。私自身、治療をするまでは何も知識がないのに“体外で子どもを授かるなんて・・・”と思っていたからです。
・不妊治療を行なうにあたり仕事量の調整を上司にお願いするも受け入れられず、退職勧奨を受けた。
・まさに今、退職し治療に専念しようか悩んでいます。
今回は、「不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2」の結果から
仕事と不妊治療について取り上げてみました。
日本で不妊症に悩むカップルは6組に1組といわれ、
何らかの不妊治療を受けている人は50万人と推測されています。
しかし、プライベートなことと考え、なかなか話せない現実があります。
あなたの職場には、不妊治療をしている(していた)人は、いらっしゃいますか?
★今回のアンケートの設問、これまで実施したアンケートはこちら↓
http://j-fine.jp/activity/enquate/index.html
★プレスリリースは、こちら↓
http://j-fine.jp/activity/press/index.html
★メディアにも掲載されました
※読売新聞「不妊治療に100万円以上、55%…NPO調査」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130412-OYT1T00824.htm?from=ylist
リターン
3,000円+システム利用料
東京での上映会報告書兼サンクスレター
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
上記+ウェブサイトに名前の掲載(希望者)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
上記+東京での上映会報告書兼サンクスレターに名前の掲載(希望者)
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円+システム利用料
映画のエンドロールに名前の掲載(希望者)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし