ひとり親家庭を救いたい！24時間利用可能なお互い様冷蔵庫を岩手に！

▼自己紹介 

 

　私たちFuture Seedsは【子どもたちの未来に種をまこう！】を合言葉に、家庭の生活様式の違いや経済的なギャップの影響に左右されず、全ての子どもたちに学びと体験の機会を提供できるように、岩手県内で子ども・子育て支援をしています。

 

　私は今回のプロジェクトを担当している伊藤と申します。よろしくお願いいたします！

 

　私たちは今回皆様から頂いた資金で、岩手県滝沢市に「コミュニティフリッジ・たきざわ」を開設します。また、少し遅れて、同じく八幡平市にも「コミュニティフリッジ・はちまんたい」を開設予定です。

 

※コミュニティフリッジの詳細につきましては以下に記載がございますので、ぜひご一読ください。 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

　新型コロナウイルスの感染拡大は社会に大きなダメージを与え、多くの方が仕事を失いました。その結果、収入が無くなり生活に困窮してしまう家庭が急激に増加しました。

 

　新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中で多くの人々の健康や生活に深刻な影響を与えています。特に、感染防止のために行われた緊急事態宣言や自粛要請などの対策は、経済活動や社会活動に大きな制約をもたらしました。

 

　その結果、多くの企業や個人事業主が業績悪化や倒産に追い込まれ、離職者や失業者が急増し、また、収入減少や生活費支払い困難などの理由で、生活困窮者も増加しています。

 

　私たちが支援対象として考えている「ひとり親世帯」にも深刻な影響を与えています。岩手県が実施した「岩手県ひとり親家庭等実態調査」によれば、もとより、ひとり親家庭の親は非正規雇用率が高く、月平均収入は、母子世帯で「10～15万円」、父子世帯では「15～20万円」となっていたところに起きたコロナ禍が起きました。

 

　また、岩手県滝沢市、八幡平市は、広い県土と山間部が広範囲にあるため自動車を持っていないと仕事や日常の生活さえも成り立たせることが難しい地域です。

 

 

 

　私たちは不登校の子どもを対象としたフリースペースを運営しています。保護者からは「学校に行っていない間は、子どもを見なきゃいけないから働けない」「働けなくて生活が厳しい」というお話を伺います。

 

　また、当法人の活動へボランティアで参加する大学生は「学費や生活費の為にバイトを掛け持ちしている」「実家も経済状況が厳しく、仕送りを出してもらえない」など、本来の勉強以前に、卒業までにクリアしなければいけない経済的な問題を抱えている状態です。

 

では、経済的な問題が起きた場合に、暮らしの中でどのように対応していくかを考えた場合は、趣味嗜好品類の購入を抑える、無駄な外出を避けるなど、ある程度は節制によって暮らしを計画することができます。

 

しかし、上述の通りの「ひとり親家庭」や「学生」に至っては、元となる収入源が少ない方も多く存在し、趣味嗜好品どころか、生活に必要不可欠な「食類」「衣類」「日用品類」などを削り減らして暮らしている実態があります。

 

私たちの合言葉である「子どもたちの未来に種をまく」という言葉には、最低限のことさえも「我慢を強いる社会」とは真逆に、未来のある子どもや若者の「今」を支え、ポジティブな可能性を少しでも拓いてゆく意味が込められています。

 

 

このように、家庭が抱える問題により夢や目標を諦める子どもを0にするために、私たちは困窮した子育て家庭や奨学金を受けながら学校に通う大学生の支援を目的とした活動「コミュニティフリッジ」を新たにスタートします。

  現在、地域には子ども食堂をはじめ食料品を通した支援が存在しています。そのどれもが、支援を求めている方へ大切な支援です。しかし、それぞれが強みを持っていると同時に、弱みも持っています。

 

  例えば子ども食堂は、食事の提供だけでなく、利用者同士の交流の場でもあります。人と人がつながる大事な存在です。一方で開催日や時間が限定されているため利用が難しい方もいらっしゃいます。今回コミュニティフリッジを開設する滝沢市や八幡平市で活動している子ども食堂自体がほとんどないのが現状です。

 

  フードパントリーやフードバンクは、利用者に直接的、支援品をお渡しすることができます。 一方で支援を必要とする方の多くが「困窮している世帯と見られたくない」という感情から人に会うことに抵抗感を持っています。

 

  支援が必要な方が自身のライフスタイルに合わせて受け取りやすい時間に支援を受けられないという課題があります。この課題を解決できるのがコミュニティフリッジという取り組みです。

 

  一つの支援だけでは補えない課題も、それぞれの団体・支援が補い合うことで、支援を必要としている方が安心して利用できる支援が成り立つと私たちは考えています。  

 

▼コミュニティフリッジとは

 

コミュニティフリッジとは、経済的な困難を抱える方が24時間好きな時間に必要な食料品や生活用品を手に入れ生活の助けになることが目的の取り組みです。

 

    この取り組みは、子どもたちの身体的・経済的な負担軽減になるだけでなく、家庭外に頼ることができる場所を作ることによって保護者の精神的・身体的な負担軽減が期待できます。 

 

   コミュニティフリッジは、「困ったときはお互いさま」の精神で提供をくださる個人、企業・商店などからお預かりした食料品・日用品を、滝沢市巣子に開設した倉庫内の冷蔵庫や冷凍庫にてお渡しする仕組みです。

 

 ・児童扶養手当や就学援助を受給している方

 ・奨学金を受給している学生の方

のいずれかに該当する方を原則、対象としています。

※生活保護を受給されている方は対象外です。

 

それぞれのライフスタイルの中でちょっとずつの「お互いさま」でコミュニティフリッジは支えられます。  

 

▼コミュニティフリッジ5つのポイント

 

 

☆安心して支援品を受け取ることが出来る仕組み

利用者（食糧品・日用品を受け取る人）は登録制

コミュニティフリッジを安心して利用していただけるように、利用される方には専用のアプリにご登録いただきます。  また、登録者には支援品の入荷のお知らせ等を配信します。 

 

人目を気にせず24時間 利用可能！

コミュニティフリッジの住所は利用者と関係者のみに共有されるので、人目を気にする心配はありません。

24時間いつでも利用可能な場所にコミュニティフリッジを設置しております。 

周辺は交通の利便性もあり、利用者がアクセスしやすいタイミングでご利用いただけます。 

 

電子ロックとデータベースで寄付品管理

利用者の安全と安心のため、冷蔵庫設置の倉庫スペースには登録者だけ入れる電子ロックを設置しています。

また提供いただいた食料品・日用品はオンラインのデータベースで安全・状態の管理をしています。  

 

原則支援者も登録制

食料品や日用品を寄付くださる方（個人、企業）にはご登録をいただき、コミュニケーションをとりながら実施します。

誰からの寄付かわかる状況にすることでより適切な支援とお互いの安全管理を目指しています。  

※寄付していただけるすべての食品は消費期限内・未開封に限ります。アルコール飲料はお受けできません。

※寄付していただけるすべての日用品は未開封・未使用で使用期限内のものに限ります。

 

☆遠方の方でも支援に参加できる！

インターネットでも遠隔地から寄付できる仕組み

食品や日用品をインターネットで購入し、そのまま事務局へ届けられる仕組みを導入しています。 寄付をしたいが離れた場所にいるためど中々できない。

滝沢になにか貢献をしたいが何をしていいか分からない。そういった方々にも、お気軽に寄付していただけます。 

 

 

 ▼プロジェクトの展望・ビジョン

 私たちは子どもたちが成長する過程で直面する家庭環境や障がい、疾病などの個々の特性に由来するギャップを乗り越え、誰もが自己を輝かせることができる社会を築くために地域全体と協力して活動しています。

 

また、生活環境にかかわらずすべての子どもに学びと体験の機会を提供するために、プログラムは基本無料でご参加いただけます。

 

未来のために、包括的な支援を通じて、あらゆる子どもたちが平等なチャンスを手に入れ、自分自身を最大限に表現できるよう私たちは全力を尽くしています。

 

私たちの事業は4つのプロジェクトで構成されています。

①子どもの居場所づくりプロジェクト

3つの理念を元に滝沢市と八幡平市のフリースペースにて学習支援や不登校支援を行っています。また交流の拠点となる子どもの遊び場づくりにも注力しています。

 

②子育てサポートプロジェクト

現役の子育て世帯が、子育て環境をより良くするために、産前産後のボディケアに特化したセミナーや体験型ワークショップ、食品や生活用品の無償支援等を行っています。

 

③子どもチャレンジプロジェクト

主に、未就学期から小学生を対象に、岩手県内の資源を活用した自然体験のプログラムや社会体験のプログラムを提供しています。

 

④NEWチャレンジサポートプロジェクト

子ども支援や子育て支援に取り組んでいる・取り組みたいと考えている、地域の人材に活躍できる場を提供しています。 

 

 

▼賛同者からのメッセージ

みなさまの応援のメッセージが到着次第、順次掲載していきます。 楽しみにお待ちください。

 

 

▼ご支援時の注意事項

 

・コミュニティフリッジ開会式とフリースペースへのご招待について、当団体は交通費、宿泊費等の負担は致しかねます。ご了承ください。

・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・本プロジェクトのリターンのうち、コミュニティフリッジの命名権に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix）の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。