【熱中症対策・応急処置】について

まだまだ暑い日が続いています💦

猫は「暑い」と言葉で伝えることができません。

だからこそ、私たちが少しの変化に気づいてあげることが大切です。

気づかないうちに体に熱がこもってしまうこともあるので、日ごろから熱中症対策を意識してもらえたらとおもいます！

 

エアコンの設定温度

・目安は26〜28℃前後

・人が快適に思うより、少し涼しめが安心

・湿度も40〜60％を意識すると呼吸がラクになります

 

 猫が自分で温度調整できる工夫

・部屋を閉め切らず、他の部屋に移動できるようにする

・エアコンの効いた部屋と少し暖かい部屋を行き来できると、猫が自分で調整できます

・押入れやキャットタワーの上など、好きな「避難場所」を確保してあげましょう

 

水分補給をしやすく

・水皿は複数の部屋に置く

・循環式の給水器で飲水量アップ

・スープタイプのおやつを利用して水分補給も◎

 

熱がこもりやすい場所に注意

・窓際の日差し → 遮光カーテンやすだれで対策

・ケージの中 → 風通しが悪いので、冷感マットや保冷剤をタオルでくるんで設置

 

異変のサイン

・口を開けて呼吸する

・舌の色が赤い／紫っぽい

・ふらつき、ぐったりする

 

→ こうした症状が見られたら、すぐに涼しい場所へ移動しながら応急処置をしてあげてください！

 

【猫を冷やす応急処置】

 

・涼しい場所へ移動：まずはエアコンの効いた部屋へ

・水で濡らしたタオルで体を包む：首・わき・内ももなど太い血管のある部分を重点的に冷やす

・保冷剤をタオルで包んで当てる：直接はNG。必ずタオルや布を巻いて使用

・常温の水を口元に置く：意識がある子なら少しずつ飲ませる

 

※氷水をかけたり、急激に冷やすのは逆効果！必ず「ゆるやかに」冷やすのが大切です。

→ そのうえで、できるだけ早く動物病院へ！

 

まだまだ暑い日が続きます。

大切な猫さんが快適に夏を乗り切れるように、ぜひご家庭でも意識してみてください😊