体調不良の猫達に充実した医療を継続的に受けさせてあげたい。

ボランティアを募集したところ、心を病まれている方からの応募が多く寄せられ、その事実に驚きました。

心を病んでいる方をボランティアとして採用するのか、

また猫に対する暴力を振るう可能性があるのではないかとご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような方はここにはいらっしゃいません。

 

私自身、悩みを抱えてる方からお話しを伺う迄は、偏見の目で見ていた所がもしかしたらあったかもしれません。

 

 

お話しする中で、きっかけは些細なことだったり、家族問題で根が深かったりと様々ですが、

皆さんが現状から抜け出そうと必死に頑張っておられることが分かります。

 

そのため、猫と触れ合って頂きながら「心の回復の手助け」ができたら...と思います。

 

 

以下の文章は、ボランティアサイトから応募を下さった１９歳の方からのメッセージです。

「生まれる前から母が譲り受けた保護猫が家に居たため、私は生まれた時からそばに猫がいる環境で育ってきました。現在は保護猫を2匹 約9年間飼っています。

幼い頃から猫が好きで、母も動物愛護意識が高いため、いつか保護猫のボランティア活動に携わりたいと考えていました。

個人的なことになりますが、私は小学生の頃の不登校がきっかけで社会と関わりを持つことが難しくなり今現在も療養を続けています。

今回応募させていただいた理由は、昔から願っていた猫を守る活動ができることやお手伝いの条件が合っていたことの他に、ボランティア活動を通して社会と繋がりを持ちたいと思ったからです。

 

人と接することが苦手な反面、猫とふれあう時は心の底から安らぎを感じて自然体でいられるため、猫がいる現場でお手伝いをしながら自身の社会復帰のワンステップに活かしたいと思っています。

 

勿論、体調を理由ににゃんこカフェ様に迷惑をかけたり、活動を蔑ろにするような自己中心的な行為は一切行いません。自身が快調に向かったとしても活動は続けさせていただくつもりです。」

 

凄くキチンとした文章を書いて応募を下さったので、彼女にこの文を活動報告に掲載して良いか尋ねたところ、返信を頂きました。

 

「メッセージ全然使ってもらって大丈夫です。稚拙な文章ですが、ボランティアに応募する上で伝えたいことを込めた文なので褒めていただいて嬉しいです。

名前などを伏せるお心遣いもありがとうございます😊

私にとっても、猫は唯一自然体で接することができる、心から好きだと思える存在で最大の癒しです。

 

私と同じような人は多いと思います。

田中さんの信念をとても尊敬しますし、カフェを通して救われる方も多いと思います。（もちろん猫ちゃんも😸）是非ぜひ使ってください。」

 

こんなキチンとした文章・・・私には書けません。

 

 

彼女はテキパキと動いて下さるし、おしゃべりも楽しく、とてもしっかりしている方です。

なのに周りに馴染めない？

何故？？？

 他の心を病んでいるボランティアの方も皆同じで、チャーミングで魅力的なんです。

 

躁鬱状態がある様で、鬱の時は家を出れません！とラインが届くので「お手伝いはいらないから、猫と遊びにおいで〜」と言うと「楽しかった、癒されたー」と帰られ、しばらくは又続けて来て下さりますがその後、又来れなくなり、残念に思う事が多々あります。

 

それでも、出来るだけ皆の輪の中に入って頂き、スタッフ一同少しでも良い方向に向かう様に皆で手助けしたい。

これからも人にも猫にも優しいお店を目指して頑張りたいと思います。

 

４００万迄はあともう少し・・・

天使になった子達がせっせと動いてくれている姿が目に浮かび、「ありがとう」と心の中で唱えています。

ごめんね、後もう少しだけ一緒に頑張って欲しい✨

 

 

 

クラウドファンディングの挑戦も、3月29日23時の終了まで残すところあと３日となりました。

ラストに向けて皆さまの応援の気持ちがより大きく、より強くなっているのを感じています。心から感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの追加のご支援・お気持ちもありがとうございます！