プロジェクト概要

 

プロジェクトメンバーと建物紹介

 

私達「oak632実行プロジェクト」のメンバーは、この対象となる建物(以下、当建物)にかつて住んでいた者です。(写真のメンバーは一部。)現在は、周辺に住んでいる者もいれば、東京や埼玉に移り住んでいる者もおります。
 
当建物は、新宿から車で約1時間。中央高速の大月インターから近く、富士山やその麓に広がる富士五湖へ向かう国道139号(富士みち)沿いにあります。
 

 

oak632のロケーション

 

プロジェクトの概要

 

「泊」
このロケーションを活かし、国道139号を利用して富士山方面に向う方々向けに、宿泊及び駐車場を完備した空間を作ります。(2019年春予定)プロジェクトメンバーの一人はロードバイクバイクに乗って、このコースをツーリングしており、特にサイクリストには気軽に使って欲しいと考えております。
 
「場」
日中の空間利用としては、地域の人のお茶会の場として、リビングを中心に1階スペースを開放します。(2019年夏予定)また、週末はツーリスト向けに、荷物預かりやシャワー利用可能な休憩所としての利用も検討しております。

 

「創」
2階については、現在手付かずですが、部屋全体を一体として利用できるよう改装します。その空間と、この場に残された大工道具(後述)を利用して、木工を中心とした工作室として開放していきたいと考えおります。(2019年秋予定)
 

建物の活用イメージ


 
「空き家」を生かす

 

『山梨の空き家率は全国1位』
山梨県の空室率は全国平均を大きく上回る22%(平成25年住宅・土地統計調査(確報集計)結果の概要 第6章 都道府県別にみた住宅及び世帯の居住状況)。のべ15名が住んだこの家は、数年前を最後に人が住まなくなりました。

 

既に建築から半世紀、人生の様々なシーンを見守ってきたこの家。巣立ったものからすれば、想い出の詰まった場所ですが、空き家となると朽ちていくだけです。 そのような中、この家に昔住んでいた一人である、筆者の父は、大工として、少しずつ改修していました。その作業範囲は、長年やってきた大工作業だけでなく、板金など屋根工事などにも渡りました。床も貼り終え、屋根や外回りを直している、そんな最中に突然倒れ、帰らぬ人になりました。

 

 『故人の想いを紡ぐ』 
私は、この改修について、帰省したときなどに話だけは聞いていましたが、特に関わることはありませんでした。そして父の死後この現場に来たとき、作業途中の道具やこれから使おうとしていたと思われる材料から、まだやるべきことか出来なかった父を想像しました。そして、その意志を継ごうと考え、プロジェクトを発足させて、セルフリフォームなどを進めてきました。それから3年の月日が過ぎようとしています。

 

リフォーム中の室内
リフォーム中のリビング

『建物は使う人が居て生きるもの』 
どんなに古い建物でも、使う人がいる建物はいきいきとしています。空き家には、色々な理由でそうなっているものも多いと思いますが、その中でも一番多いのは、どう使っていいのか分からないというものだと思います。「戸建て=住居」という考え方が一般的ですが、空き家がこれだけ増えている中では、いかにしてその「空間」を活用できるかが問われます。そのような中、当建物は、地域や訪れる人達に開く空間にしていきたいと考えております。

 

具体的な活用計画


 「泊」サイクリストのオアシス

まず、昨年よりスタートした住宅宿泊事業法に基づき、この仕組みを活用して宿泊できる「泊」の空間をつくります。主な利用者としては、サイクリストを想定しております。

 

1度は行ってみたい山として必ずあげられる「富士山」。一般的には「富士山に登る」というと五合目までバスなどで行きそこから徒歩で登るというイメージかと思います。残念なことに、優美な富士の姿は、登っているときには見ることができません。そこでおすすめしたいのが、富士ツーリング。これは自転車に乗って富士山を眺めながら走るというツーリングです。

 

【初心者】

初心者向けには、oak632を拠点として、富士山を見ながらの観光スポット周りがあります。走行距離は気分と体力にあわせて調整可能です。また、近くにはリニア中央新幹線の実験線があり、見学施設まで自転車で10分ほどで行くことができます。リニアモーターカーの試乗もできます(事前抽選)。

 

山梨県立リニア見学センター

 

【中級者】

中級者向けには、oak632を拠点として、富士五湖の1つである河口湖を目指すプラン。走行距離は往復で約50km、標高差は約500メートルです。

 

富士山麓までのツーリング

ルートのイメージは、こちらから https://yahoo.jp/_I0wpgV

 

【上級者】
上級者向けには、oak632を拠点として、富士山五合目を目指すプラン。こちらは走行距離にして往復約100km、標高差は約2000メートルです。富士山を見ながら国道139号線を進み、河口湖から富士山五合目までは「富士スバルライン」を使ってのヒルクライムです。一見過酷なようですが、五合目に着いた時の達成感は何にも代え難いものです。

 

富士山五合目(筆者本人)


詳しくは、こちらから https://yahoo.jp/akSjaa


「場」無尽や誕生日会の場
日中の時間は、地域コミュニケーションのためのシェアスペースとして開放いたします。「無尽」と呼ばれる山梨県に昔からある数人で集まる会合や、子供の誕生日会のイベント、またキッチンや冷蔵庫も使えるので料理会など、使い方は自由自在です。駐車スペースも、最大で5台使えます。


「創」木工を中心としたシェア工房

最期までこの家を手入れして、大工として使い残していった数々の手道具や電動工具、コンプレッサーを使った道具などを活用して木工を中心としたシェア工房を秋にはオープンしたいと考えております。(サイクリスト向けの自転車メンテ台や、工具なども併設を検討しております。)

 

現在の2F様子

 

今後の計画

 

 これらの利用形態が実行できる空間へ当建物をリニューアルいたします。私達は、昨年の夏より途中で止まっていた改修作業を「セルフリフォーム」にて再開しております。秋から年明けにかけては、自分たちでは資格等も必要だったりと工事が難しい下水道の接続や風呂場、トイレなどの水回りなどについて、専門のリフォーム業者さんに委託しました。こちらは何とか自己資金にて対応しました。
 
 これらの工事と平行して、住宅宿泊事業法に従い、必要な手続きを行っております。「消防法適合通知書」を取得するために消防署に通ったり、「水質汚濁防止法」に基づく特定施設の届け出を行ったりしておりますが、関係機関の方々にご理解をいただき、スムーズに進んでおります。
 
 今後の予定は、トイレの床や壁、風呂場の入口壁など、本来はリフォーム業者さんが行う工事をセルフリフォームにて経費削減を兼ねて行います。併せて、本ファンディングの資金によって資材及び設備を揃えて参ります。
 
これまでの様子や活用の概要などについては、こちらのホームページを御覧いただければと思います。

 

oak632ホームページはこちらから

 


本施設の名称「oak632」へ込めた想い
◆oak◆
日本名では楢(ナラ)の木。家具やウィスキーやワインの樽の材料などに広く使われる大きな落葉樹です。そんな大きな木のもとに人々が集まり楽しめるような空間をイメージしております。
またもう一つの意味として、この家に住んだ「o:小俣(おまた)家」「a:And(と)」「k:萱沼(かやぬま)家」を文字として表記しております。
◆632◆
こちらは建物が所在する住所の「都留市田野倉632」から由来します。
 
資金の活用予定
セルフリフォームの材料、中古窓枠の購入と設置、エアコン購入、冷蔵庫購入、洗濯機購入、照明器具の購入と設置、リビング用のテーブル購入、布団などの寝室用品購入、カーテン、レース購入
カード等の印刷費、竣工記念プレートの作成費、クラウドファンディング手数料

 

プロジェクトの終了要項
2019年7月1日まで設備、改修を完了してプロジェクト完了とする。
・関連事項
 民泊新法に基づく営業許可の申請状況 
 提出先:山梨県 
 提出先住所:電子申請(URL:https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-k/eiyaku/minpaku.html) 
 申請状況:未申請(申請予定日:2019/4/8)

 


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