いつも応援をありがとうございます,落合陽一です.クラウドファンディングプロジェクトを2月21日から開始し,現在810万円以上ものご寄附をいただいています.温かいご支援,たくさんの応援のメッセージをいただき,心より感謝申し上げます.

 

第1弾では,研究室で行われたプロジェクトを新着情報に更新していたのですが,第2弾では,デジタルネイチャー研究室の学生を紹介させてください.今回は,筑波大学 学長表彰も受賞した,鈴木一平くんです.インタビュー形式で答えてもらいました.

 

(鈴木一平 / 筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類3年(21歳))
 

 友人に誘われて行ったイベントをきっかけに研究室へ


ー デジタルネイチャー研究室へ入るきっかけは?

 

まずは皆様、この度はクラウドファンディングにて研究室へのご支援をいただき、本当にありがとうございます。僕が筑波大学に入学した2015年に、当時はまだ知らなかった落合先生が筑波大学助教授として着任しました。友人に誘われてふらっと行ってみた学内のイベント収録で、「まだ研究室が始まったばかりで誰もいないから、みんなウェルカムだよ!」みたいに落合先生が話していて(笑)、何かを目指したいという目標があったわけではないのですが、面白い人のもとで学べる機会があるならまずは挑戦してみようと思ったことが研究室に入ったきっかけです。

 

 

 第1弾クラウドファンディングでの寄附金により達成できた研究


 

ー 学長表彰やJASSO優秀学生顕彰大賞を受賞したりと活躍されていますが、一番思い入れのある研究は?

 

悩みますが…、一番は「空中ディスプレイ」の研究ですね。僕がメイン(主著)で論文を書いて、初めて世に出た研究です。既製のスプレーから発生させた霧のスクリーンを用い、軽量なシステムでの空中投影を実現させました。

 

 

この研究では、第1弾のクラウドファンディングでの寄附金を活用させていただいたことがとても有り難かったです。“ドローンに積める空中ディスプレイ”というのを売りにしようと、1年生の冬から2年生の秋くらいまで実装や評価実験に打ち込みました。軽量化とバランスを維持させる設計がとても大変で、素材もいくつも試したり、何回も墜落させたりしながらなんとか完成させることができました。

 

 

ー研究室には、もともと特定の分野に秀でた人たちが集まっているイメージがあります。

 

僕は、高専出身であるとか、入学前からこの分野における尖った専門性を持ってとかいうわけではなかったのですが、カメラとかディスプレイ、パソコンが好きで、映像制作が得意でした。父親の仕事関係で家ではパソコンが常に開いてあって、僕自身も5歳くらいからパソコンを使って遊んでいました。コンピュータや映像に関わる様々なことを幅広く学べたそうだと思って、一般入試で今の学部(筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類)へ入学しました。研究については大学に入るまで知らない世界でしたが、たまたま入ったこの研究室で研究というものに出会い、今では没頭しています。
 

 

 時間と体力が許す限り、好きなことをやり続けていたい


ー低学年のうちから既に複数の研究を発表していますね。

 

学部生が学会で発表することが当時はまだ珍しかったので、よく驚かれていました。この研究室では論文はどんどん出す、出せるようなものが出来るように時間をかける、それでどんどんフィードバックをもらう。「君たちは学部生だから」といったフィルターではなく、とにかく早いうちから経験を積んでいけるような論文指導を受けます。

 

大きな学会は機会を逃すと次はまた1年以上待たなければいけないので、最初に目指すならトップカンファレンスだ、といった意識がある研究室です。「より多くの人々に知ってもらえる機会」を逃さず、できるだけ早く世の中に出そう、という気持ちで論文の執筆を行います。

 

海外の学会だと朝の締め切りが多いので、ギリギリまで直して徹夜になることも多いです。もちろん嫌でやっている訳ではないので、眠いは眠いですが苦ではありません。やりたいことがどんどん出てきて、本当に全部やりたい。高校時代は陸上部で長距離ランナーだったので、持久力には自信はあると思っていたのですが…、それでも時間と体力に限界があるせいで、やりたいこと全てをすることはできないということがとても悔しいです。机でよく寝落ちをしてしまいます(身体にはよくないのですが…笑)。(写真は、なぜかみんなが寝てるところばかり何枚も送ってくれるんです)

 

 
 Q and A

ー研究室のメンバーとは普段どんな会話をする?

 

研究以外だと、最近では進路の話とか、好きな映画の話とか…いろいろな人がいるので話題もたくさんあって楽しいです。研究室のメンバーと温泉へ行って、その場で研究の話をするなんてこともありました。

 

ー落合先生はどんな人?

 

レトルトカレーをストローで吸うのがテレビで放送されましたが締め切り前で忙しいときは普段から本当にやっている。もちろん普通の食事をしているときもありますが…(笑)最近は、これまで以上に多忙なようですが、なんとかして論文をみたり面談をしたりする時間を作ってくれます。

 

ー研究室を後輩に勧めるとしたら、どういう人が向いている?

 

体力があって、授業やその他の活動との両立ができる人。あとはコミュニケーションがうまく取れなくても落ち込まないで、挑戦を続けたり、学び続けたりできる人。最初は議論内容が難しくて、ついていけないこともあるかもしれません。これはこの研究室に入ったからという話ではなく一般的な話だと思いますが、分からないところは都度自分で調べて、それでもわからなければ質問して解消していけることが重要だと思います。

 
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鈴木一平 / Ippei Suzuki

筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類 3年

https://1heisuzuki.tumblr.com/

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