6月のウクライナ公演のインタビュー記事が公開されました

指揮者の吉田裕史です。

 

昨日7月14日(日)、TBS「NEWS DIG」にて6月のウクライナ公演でのインタビュー記事が改めて公開されましたのでご紹介いたします。 

 

 

ウクライナ侵攻前には、オデーサ歌劇場のオーケストラメンバーは120人在籍していましたが、長引く戦争の中で徴兵や爆撃による被害を受け、6月の公演で再会した時には80人まで減ってしまっていました。つい先日届いた報ではさらに1人が減り、79人となったそうです。

 

そんな状況でも、今日も彼らは音楽を届け続けます。それは音楽が「明日を生きる希望」であり、彼らの「誇り」を世に唄うものであるからだと感じました。

 

また、今回の公演にも、兵士たち約100人が来てくれていました。2023年9月の公演時と比較して、女性兵士の数がとても増えていたことが印象的でした。

 

終演後、彼らは涙を流しながら 「ありがとう」「すてきな演奏だった」とそれぞれの想いを伝えてくれました。

 

 

 

ウクライナの地で音楽の力で戦い続ける、彼らの強く美しい姿を知っていただきたい。彼らにしか奏でることができない、魂の音楽を一人でも多くの日本の方々へ届けたい。

 

クラウドファンディングがそのきっかけになることを願って、引き続きご支援を呼びかけてまいります。どうぞ皆さんのご支援をお願いいたします。