プロジェクト概要

 ▼ 映画の予告編

 

 

 

▼ 自己紹介

 

 はじめまして。記録映画監督の原村政樹です。私は農業をライフワークにドキュメンタリーを創り続けてきました。農業は農家にとって経済であると同時に、作物といういのちを育てる営みであるため、経済合理主義には収まらない、深い精神性が根底にあります。そこに現代人が忘れがちな大切な価値が潜んでいると、農業のドキュメンタリー映画の制作を続けてきました。

 

 それだけではなく、人間のいのちの根底を支えているのが食料ですから、最も大切な産業だと思っています。

 

 私が初めて農家の人たちと親密にお付き合いするようになったのは、20代後半、助監督の時代でした。有吉佐和子の「複合汚染」(新潮社・昭和54年5月25日発行・新潮文庫183ページ)で紹介された山形県高畠町有機農業研究会の人達と出会いです。彼らとの出会いが様々な出会いに広がり、私が東北農業三部作と名付けた3作品(有機農業がテーマの「いのち耕す人々」、原発事故に立ち向かう農家グループを描いた「天に栄える村」、戦争と戦後社会を見つめ告発してきた農民詩人を描いた「無音の叫び声」)を世に送り出しました。その後、私が最も描きたかった「人は自然があるから生きていける」といったテーマに迫った「武蔵野 ~ 江戸の循環農業が息づく」を完成させ、引き続き、去年7月から私の10作品目となる「お百姓さんになりたい」の撮影を始めました。

 

 ドキュメンタリー映画の撮影は対象となる方々の懐にどれだけ深く入り込めるか、そこが勝負です。ですから私は短期間での撮影ではなく、時間をかけての長期間の撮影を行っております。最低でも足掛け2年、最も長いのは20年かけて完成させました。それは映画に登場する人たちの深い部分を発掘したいからで、時間をかけてお付き合いすることで、人間の魅力に迫ることができると考えているからです。

 

 一言で言えば、人は自然と仲良くしなければ生きていけない、そのためにはどのような生き方をすればいいのか、ということを「農」の世界から発信し続けています。

 

私のFacebook

https://www.facebook.com/masaki.haramura

私の映画のHP

 「海女のリャンさん」

http://www.sakuraeiga.com/ama.html

 「いのち耕す人々」

http://www.sakuraeiga.com/inochi/news.htm

 「里山っ子たち:三部作」http://www.sakuraeiga.com/satoyama/satoyama_traile... 

 「天に栄える村」

http://www.sakuraeiga.com/tensaka/

 「無音の叫び声」

http://www.eiga-muon.net/

 「いのちの岐路に立つ ~ 核を抱きしめたニッポン国」 https://inochimovie.wordpress.com/ 

 「武蔵野 ~ 江戸の循環農業が息づく」

http://www.cinema-musashino.com/

 

 

▼ プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 長年、数多くの農家の人達と出会ってきた私ですが、明石誠一さんのような農家との出会いは初めてです。

 


明石誠一さん(44歳)

 

 明石さんは小学生の頃から「誰もが自分らしく生き生き暮らしていける社会を築けないか」という想いを持ち続けてきました。20代の自分探しの時代を経て、その理想を農業を通じて実現できないかと、16年前の28歳の時、東京から埼玉県三芳町に移り住んで、新規就農者となりました。

 

 今まで農業とか農村といったテーマで作品を創ってきましたが、明石さんを描くことは今まで以上に、未来への指針を提示できると考え、この映画の制作を始めたのです。

 

 さらに農業を志す若者たちへのメッセージにもなると考えました。

 

 以下に明石農園のホームページとフェイスブックを掲載しましたので、ご覧ください。

 

ごあいさつ あかし野菜[明石農園]

 

明石農園のFacebookページ

 

明石誠一さんのFacebookアカウント

 

 

▼ プロジェクトの内容

 

 映画のストーリをご紹介します。

 

 東京生まれの明石誠一さん(44)は28歳の時、お百姓さんになろうと、江戸時代からの伝統農法を継承している埼玉県三芳町に移り住み、当初、わずか4アールの荒地を借りて開墾することからスタートしました。有機農法からスタートし、10年前からは農薬や除草剤、さらに肥料さえも使わない自然栽培で60種類もの野菜を育てています。

 

お百姓さんを目指して日々、野良仕事に精を出す

 

 ほとんど市販の種を使わず、畑で育てた野菜から種取り(自家採種)しています。人工的に管理された市販の種ではないため、不揃いな野菜が出来ますが、明石さんは、不揃いであることが自然の本来の姿だ、と言います。

 

 さらに、不揃いであることは人も同じだ、たとえ重篤な障害を抱えた人も、その人の存在意義はある、とも言います。そこに誰もが生き生きできる世界を目指す明石さんの原点があります。

 

不揃いのカブ

  

 そんな明石さんのもとにはお百姓さんになりたい人たちが集い、研修生として働いています。すでに10人が農家として自立し、今も7人がお百姓さんを目指して、日々、畑で汗を流し、技術を磨いています。皆、都会で暮らしていた20代から60代の人たちです。

 

手間暇かけての農作業

 

 無農薬・無肥料で、かつ自家採種しての営農のため、野菜を育てる過程で、毎年、様々な失敗や問題に直面します。しかし、失敗しても決して諦めず、様々な試行錯誤を繰り返しながら栽培技術を向上させています。その姿は地元の農家にも高く評価されています。

 

失敗を成長の糧に

 

 一般に自然栽培は雑草の力を借りて野菜を育てるのですが、明石さんは「周りの農家に迷惑をかけることはしたくない」と徹底した除草を行っています。その代わり、大豆など、野菜の力を利用する「緑肥」で土作りをしています。

 

(緑肥)大豆を肥料に
大豆の根の共生する微生物が栄養を供給する

 

 また、地域の障がい者(知的障がい者、精神障碍者)たちも共に働いています。それぞれの能力にあった仕事を、それぞれのペースで進めています。

 

 ただ、障がい者であっても、農業に向いている人もいれば、向いていない人もいるのは、健常者と同じ、と言う明石さんは、無理に農作業を押し付けることはしません。農業に向いていなければ、向いている別の仕事を、と考えているところがしなやかです。

 

障がい者の自立を応援

  

 明石さんは新規就農者が農業で自立する厳しさを十分に知っています。良い野菜を育てるだけでなく、食べてくれる人をどう増やすかも大きな課題です。そこで、収穫体験や調理教室など、様々な交流事業を展開し、市民とのつながりを深めています。そうした出会いを通じて、明石さんに共感する人が増え、明石農園の野菜を食べる市民が増えているのです。

 

都会の親子が収穫体験
「食」を通じての出会いの場創り

  研修生たちも当初は本当にお百姓さんになれるのかとの不安を抱ていましたが、皆で支えながら、少しづつ技術を向上させていきます。そして農家としての第一歩を踏み出していきました。その変貌ぶりには目を見張るものがありました。それはあたかもドラマのように展開していくのでした。

 

厳しいながらも和やかに働く研修生たち

 

明石農園紹介動画

 

 

▼ プロジェクトの展望・ビジョン

  

 今や未来の展望が見えにくくなってしまったように思えます。将来に不安を抱く若者たちが増えています。派遣労働の拡大や急激なグローバル化、そして、AI技術の急速な進歩。雇用不安、それと同時に少数者に対する差別。力や財力のあるごく限られた人たちが豊かさを享受できる流れが加速しているように思えてなりません。そこには、人間中心の考え方があるからでしょうか、人も動物も植物も、土や水といった無生物も共に生きていくという「農」の思想とは対極にあると思えてなりません。

 

 決して科学技術の進歩や経済成長を否定するのではありませんが、あまりにも変化のスピードが速く、日々、何かに追い回され、ストレスを抱えた人が多いのではないか。このまま進めば、暗澹たる未来が待ち受けているような気がする。いや、そうではなく、人と人、人と自然が心を通わせながら、穏やかに、心豊かに暮らしていきたい。そんなヒントがこの映画にはたくさんあります。

 

 言い古された言葉ですがこの映画で発するメッセージを一言で表現すれば、『競争社会から共生社会へ』。このことを単なる美辞麗句ではなく、実感をもって伝えるのがこの映画だと考えています。

 

 「たかが映画」で出来ることは限られていますが、「されど映画」、諦めずに伝え続けていきます。映画完成後、私は多くの人に観てもらえるように走り回ります。 

 

障がい者に寄り添う明石誠一さん

 

 

▼ リターンについて

 

 今回の映画制作は、初めて私一人で行いました。私一人の力で可能な精いっぱいのお礼をさせていただきます。内容は下記の通りです。

 

・ 御支援を頂いた皆様には、感謝を込めたお礼のお手紙をお送りいたします。

 

・ 1万円以上ご支援頂いた方には、映画の最後にお名前を掲載いたします。

 

・ 3万円ご支援いただいた方には、映画の短縮版DVD(20分から30分ほど)を進呈いたします。

 

・ 5万円ご支援頂いた方には、3万円コースに加え、明石農園の野菜セット(大コ

  ース)をお送りいたします。

 

・ 7万円ご支援頂いた方には、5万円コースに加え、明石農園主催の「雑木林で

  の演奏会」の参加券を進呈致します(11月開催予定)。尚、この演奏会の収益

  はこの地域の宝である雑木林の保全に使われます。

 

・ 10万円ご支援頂いた方には、7万円コースに加え、映画上映用DVDを貸し出

  します。お住まいの地域などで、1回、上映会を開くことができます。

 

 

▼ プロジェクトの終了要項

 

2017年7月28日から2018年11月10日までの間に埼玉県入間郡三芳町で撮影。

2108年8月1日から2019年3月20日までの間に自宅編集室でオフライン編集。

2019年3月21日から3月30日までの間に本編集(テロップ入れ、色補正)・録音(ナレーション、音楽、MA)。

2019年3月31日までに映画「お百姓さんになりたい」を完成させたことをもって、プロジェクトを終了とする。

 

▼ 募集金額について

 

今回の目標金額は、最後の仕上げに必要な費用の募集です。

 

目標金額(120万円)の使い道(見積)

・編集・録音スタジオ使用料   :  50万円

・音楽           : 15万円

・ナレーション       : 20万円

・上映素材作製費      : 8万6千円

・リターン         : 12万円

・レディーフォー手数料   : 14万4千円

 

 

▼ 関連事項

  

  ― 映画館上映の他、文化ホールなどでの自主上映の推進について ―

①映画館上映:川越スカラ座(上映日程は映画完成後に映画館と協議して決定する)

②最初の自主上映:ロケ地の地元の文化施設にて7月頃開催(予定)。

③その後、3年間、配給活動を続け、上映開催を増やしていく。

 

 

 

 


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