沖縄・宜名真神社 ー琉球国繁栄の根を未来へつなげたいー

クラウドファンディングを開始して残り１ヶ月弱となりました。ご賛同いただきご支援いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。苦しい状況となってはおりますが前を向いて活動してまいります。ぜひ応援をよろしくお願い申し上げます。

今回は、天声「神」語シリーズの２回目：国観のお話をさせていただきます。

前回、５大陸（＝５つの神体）が出来た「はじまり」についてご紹介しました。その中で、世界観には月と日（太陽）がないお話をさしあげました。国創りの神は５つの神体（月火水木金土）に、月（陰暦）と日（太陽暦）を加えることで地上界の生命体（＝私たち）の精神生命を融合させるべく、陰と陽の一体をもって国を創りました。ちなみに、現代社会は太陽暦＝新暦が採用されています。明治６年からとのことのようです。沖縄の祈りの精神文化にもとづく行事は、現在も陰暦＝旧暦にもとづき行われています。

国創りの創造神は「先福禄寿さま」になります。ちなみに、インターネットで検索しても「福禄寿さま」しか出てきませんので不思議です。「先」の意味は読んで字のごとく「切り開く」「創る」と解釈してよいかと思います。

私たちが今回クラウドファンディングに挑戦することで修復しようとしている宜名真神殿には、祖神大主としてこの「先福禄寿さま」が祀られております。とても小さく質素な神殿ではありますが、とても大きなパワーを持っているということです。これを未来につなげて行きたいのです！

「先福禄寿さま」は下図のように東西南北に司る神々（七福神）を方位に配置して、それぞれの役割を定めました。そこに干支（＝私たち）も参加することで、陰と陽のバランスが創られて国の安泰につながる、という神理が「国」という漢字に込められています。

皆さんが、神社や御嶽などパワースポットをめぐる時に、「名前と住所と干支」を言ってから願い事をしましょうね、とお聞きしたことがあると思います。住所＝方位、干支＝担当分野と置き換えれば、神々が祈る人々に対して各々の与えられた役割をみて徳（ヒント）を与えるのかなと想像します。

綾子先生は、よく「エネルギーを充電しましょうね」という言葉を使います。

人間もスマートフォンと一緒で充電しないと電池切れをおこす生物なんだなと思います。このエネルギーが充電できる宜名真神殿をぜひとも復興したいという強い思いをもっております。

目標金額を達成したあかつきには、ぜひ宜名真神殿でエネルギー充電しにお出掛けしてほしいと思います。

お心あられる皆様からのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。