
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 155人
- 募集終了日
- 2025年11月16日

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- 残り
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プロジェクト本文
第一目標金額達成への感謝と、第二目標金額300万円に向けた寄付募集継続のご案内
9月26日よりスタートしたクラウドファンディング「廃線駅の記憶を守る。奥行臼駅ホーム緊急修復工事」ですが、11月9日に目標金額である200万円を達成しました。
ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。全国各地からの温かい応援コメントをいただく度に、全国のたくさんの方に支えられて、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
そして、現在着々と工事が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は300万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金につきましても、奥行臼駅ホーム緊急修復工事のための費用として大切に活用させていただきます。仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、11月16日までの短い残りの期間ですが、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年11月10日追記
別海町郷土資料館
旧標津線奥行臼駅ホーム緊急修復プロジェクトにご支援を!
ページをご覧いただきまして、ありがとうございます。北海道東部にある別海町の郷土資料館で学芸員をしている戸田と申します。町内の文化財保護を担当しています。
北海道別海町の指定文化財である旧標津線奥行臼駅は1933(昭和8)年に開業し、標津線が廃止された1989(平成元)年に廃止された駅で、1991(平成3)年に別海町指定文化財に指定。
駅舎だけでなく、ホームや線路を含めて駅全体をまるごと保存しています。しかしどの建物も老朽化が著しく進んでおり、特にホームは電柱や駅名標も傾き、縁石が崩落する恐れがあるため、現在立ち入りを禁止しています。
このプロジェクトを通じて今年中に旧奥行臼駅ホームの修理を行うとともに、旧奥行臼駅の歴史的価値を多くの方にご理解いただき、後世へ繋いでいくため、どうか皆様のご支援をお願いいたします。
旧奥行臼駅ホームの現在
1991(平成3)年に別海町指定文化財に指定した時に、奥行臼駅ホームの修理工事を行なっています。しかし、それから30年以上が経過し、電柱は駅舎側に大きく傾き、縁石も崩れ落ちる寸前まで老朽化しています。このため、現在はホームへの立ち入りを禁止しています。
旧奥行臼駅ホーム修復工事について
別海町では、老朽化したホームの修復工事を行うことにしました。
大きく傾いた電柱は、一度抜いて保存処理し、傾かないための措置を施した上で再度設置します。西側の枕木でできている擁壁は、腐朽が進んでいることから、すべて状態の良い中古の枕木に取り替えます。西側のコンクリート擁壁も老朽化が著しいことから新たに打ち直します。縁石はこれまでのものをそのまま使用する予定です。
駅名標の表示面は保存のために取り外し、オリジナルを忠実に再現したレプリカを取り付けることにしています。
できる限り今の雰囲気を残しながら、みなさまが安心して見学できるような工事を行います。
奥行臼駅の歴史
奥行臼という地名は、「戦った場所」を意味するアイヌ語「ウコイキ・ウシ」を由来としています。この奥行臼に本州から和人が入植してきたのは、1897(明治30)年ころのことです。当時はミズナラの原生林が広がり、このミズナラを木炭にして生計を立てる薪炭業を生業とする人たちが入植してきたのでした。
1933(昭和8)年、国鉄標津線のうち、厚床駅ー西別駅間が開通します。この時に奥行臼駅も開業しました。駅ができたことで、炭を販売する業者が奥行臼に生まれ、廃校の危機にあった小学校は一転して児童で溢れかえることになりました。
駅前には商店も並び、賑わいを見せることになります。しかし、その後のモータリゼーションの進行により、乗客数は減少の一途をたどり、ついに1989(平成元年)に標津線は廃止となり、奥行臼駅も廃駅となりました。
町指定文化財「奥行臼駅」の歴史的価値
廃止から2年後の1991(平成3)年、別海町教育委員会は奥行臼駅を町指定文化財に指定しました。1933年の開業当時の姿を留める駅舎はもちろん、ホーム、石炭小屋、保線員詰所、倉庫、井戸小屋、そして全長1キロに及ぶ線路と、奥行臼駅をまるごと保存することにしたのです。
廃止された標津線の駅で唯一駅舎が残っているのが奥行臼駅であることから、極めて貴重な文化財です。開業時からほぼ変わらない姿の趣深い駅舎内部も、一般公開しています。
ホームに立つと今にも列車が来そうな雰囲気を醸し出しており、鉄道ファンからも高い評価を得ています。
奥行臼駅には、これまでにも全国から多くの鉄道ファンや歴史を愛する方々が訪れてくださっています。駅ノートやSNSには、この場所への熱い想いが数多く綴られてきました。ここで、その一部をご紹介させてください。みなさまにとって、この駅がどのような存在なのかが伝われば幸いです。
「歴史の重みを感じ、感動しました。」(岡山県在住)
「廃線跡は、昔そこに暮らした人の営みを感じられて好きなのですが、ここはまさにその雰囲気を感じられて最高です。」(東京都在住)
「今にも列車が来そうな程、当時の姿を残す駅施設群に感激です。」(新潟県在住)
「ず~と来たかったところでやっと来られました。すてきなところに来れて本当にうれしいです。またゼヒ来たいと思っています。」(韓国在住)
「道東最高です。その中でもここすごく好き。この駅舎も線路もずっと残りますように。」(京都府在住)
「ここに昭和のなごりがしっかり残されているとは!感動です。」(栃木県在住)
「この駅舎は何回来ても好きな場所です。4回目。」(埼玉県在住)
「20年ぶりに訪問。あいかわらず、すばらしいです。いつまでも、このままでいて欲しい」(福岡県在住)
「すばらしい!!鉄道ファンみたく写真をいっぱいとりました。また、来たいです。」(東京都在住)
「線路・ホーム・駅舎・その他もろもろ、非常に高いレベルで保存されており、何度見ても感動です。」(札幌市在住)
「ずっと来たかった奥行臼。今にも列車がやって来そう。最高です!」(滋賀県在住)
「Verybeautiful」(台湾在住)
「今にも列車が走って来そうな状態で保存されており驚きました。」(埼玉県在住)
「現在まで旧駅舎を保存されているのに感激いたしました。このような建物が、いつまでも保存されることを望んでいます。」(大阪府在住)
「旧国鉄の駅が大切に保管されており大変うれしく思います。今後も末永く保存されることを望みます。」(京都府在住)
今回のプロジェクトの詳細
目標金額:200万円
集めた資金の使い道:
今回のプロジェクトでは、限界に来ているホームの改修工事を実施します。工事費は9,955,000円で、9月29日から工事を開始する予定です(11月下旬工事完了予定)。
工事を行うことで、電柱倒壊やホーム縁石崩壊の危険を取り去り、みなさまに安心してホームに上がっていただき、駅名標の前で記念撮影をしたり、今にも列車が来そうな雰囲気をふたたび味わっていただけるようにします。
また、寄付していただいた方のお名前を掲載する芳名板を、ホーム上に設置いたします(希望者のみ)。ぜひ奥行臼駅の歴史に名前を刻んでいただければと思います。
※本プロジェクトは、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、自己負担するなどして、必ず予定していた規模の実施内容の通り実行いたします。
私たちは、この危機的な状況を広く知っていただき、「この歴史を後世に残したい」というみなさまの思いを形にするために敢えてクラウドファンディングを選びました。このプロジェクトは、単なる工事ではなく、この場所を愛する人々の共感によって成り立つものだと考えています。
クラウドファンディングを成功させることは、資金確保の手段として認められるだけでなく、「多くの人々がこの駅の保存を望んでいる」という強力なメッセージとなり、優先順位が低いとされがちな文化財保護に町として力を入れていくための原動力になります。
みなさまは単なるご支援者ではなく、この駅の未来を共につくり、未来の鉄道ファンに感動を与える「共創者」なのです。ぜひ私たちと一緒に、奥行臼駅の未来を創っていきましょう!
旧奥行臼駅全体の修理工事に向けたステップ
今年はホーム工事のほかに、旧奥行臼駅の駅舎やその他の関連建物の調査を実施予定です。いずれの建物も老朽化が著しく、今後本格的な修理工事を実施する必要がありますが、近年の物価の高騰もあり、高額な工事費が見込まれています。
今回のクラウドファンディングが成功すれば、クラウドファンディングが資金確保の有力な手段として認められ、予算確保への理解が進むことで、次の段階である旧奥行臼駅の駅舎などの工事を進めていくための大きなステップとなります。
旧奥行臼駅をひとつ残らずまるごと恒久的に残していくためにも、ぜひご協力をお願いいたします。
応援メッセージ
臼井明彦様|NPO法人別海町文化財ネットワーク理事長
標津線の記憶を未来へ繋ぐために昭和8年の開業から90年、奥行臼駅は別海町の歴史とともに歩んできました。標津線で唯一現存するこの駅は、かつて地域の人々の暮らしを支え、文化財となってからは多くの鉄道ファンが訪れています。
しかし今、この貴重な文化財が崩壊の危機に瀕しています。傾いた電柱、崩れかかるホーム—放置すれば取り返しのつかない損失となってしまいます。この大規模な修復工事には皆様のお力が不可欠です。200万円という目標は決して小さくありませんが、この駅に込められた歴史と想いを次世代へ継承するための第一歩です。どうか温かいご支援をお願いいたします。
ご寄付による税制優遇について
地方公共団体である本町へのご寄付は、税制上の優遇措置を受けられます。なお、税制上の優遇措置の対象となるのは「寄附控除対象」という名称がついたコースのみとなっておりますのでご留意ください。
・個人の場合:2,000円以上の寄付をされた方は、寄付金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税と住民税において優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができる場合があります。
※詳しくは所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。住民税については、お住まいの区市町村の担当部署にお尋ねください。
寄付金受領証明書の発行について「寄付控除対象」でご寄付いただいたみなさまに、郵送にてお送りいたします。ご寄付いただいた場合は、原則として2025年12月中に発送いたします。証明書の日付は、ご寄付の手続きをいただいた日付となります。
※READYFORのアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付の際に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません。個別にご連絡いただかない限り、ご入力いただいた宛名と住所にお送りさせていただくことになりますのでご注意ください。
※リターンコースごとに寄付金控除対象/対象外が異なりますので、リターンタイトル等よくご確認の上ご支援ください。
│支援時のご留意事項
▽ご支援のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
▽リターンの各種企画は、さまざまな影響により予定日での実施などが難しい場合、期日を遅らせて実施する場合もございます。予めご了承ください。
▽リターンの対応予定月につきましては、製造・発注状況等の影響により、当初の予定より遅れる可能性がございますので、予めご了承ください。
▽支援時にご回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
▽リターンにつきましては制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。また、達成後に既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
▽リターンの性質などに鑑み実行者の判断でご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
▽お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 曽根 興三(別海町)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年11月16日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
別海町が町指定文化財奥行臼駅のホーム改修工事を行います。資金はホームの改修工事に充てることとします。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金で補填します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
北海道東部にある別海町の郷土資料館です。別海町の歴史や自然の資料を展示しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
寄附控除対象|【修復を見守るコース】3,000円
●感謝のメールをお送りします。
●寄附金受領証明書(希望者のみ)
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料
【りょウシ君ノート+ポストカード+クリアファイル】
●感謝のメール
●りょウシ君ノート1冊
●旧奥行臼駅ポストカード3枚セット
●旧奥行臼駅クリアファイル1枚
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
3,000円+システム利用料
寄附控除対象|【修復を見守るコース】3,000円
●感謝のメールをお送りします。
●寄附金受領証明書(希望者のみ)
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料
【りょウシ君ノート+ポストカード+クリアファイル】
●感謝のメール
●りょウシ君ノート1冊
●旧奥行臼駅ポストカード3枚セット
●旧奥行臼駅クリアファイル1枚
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
プロフィール
北海道東部にある別海町の郷土資料館です。別海町の歴史や自然の資料を展示しています。









