楽しく学べる！ヨコハマおもしろ水族館～生き物たちからのヘルプ～

 

 

 

 

横浜中華街にあるヨコハマおもしろ水族館。151の水槽にかわいくておもしろい生き物たちが大集合しています。

 

当館では、各水槽にテーマを設定しながらさまざまな生き物たちを展示しています。擬態や共生などの習性がある生き物や、親と子で姿が変わる生き物など、

 

ちょっとふしぎな生き物たちに、出会えます。

 

 

 

水族館のつくりもまた、ユニーク。

 

小さな小さな中国南の島の小学校をモチーフにした水族館。校門をはいると、まずは下駄箱水槽が！校長室に体育館倉庫、音楽室など館内が小学校のようなつくりになっています。

 

生き物のすばらしさを伝えるために、そして生物の個体一つ一つをしっかり観察してもらえるように、面白い仕掛けや、たくさんの実験水槽があり、水槽の前には、魚の名前や生態に関する3択クイズが出題されています。魚を見て楽しむだけではなく、魚について学ぶことができる水族館です。

 

 

珍しい魚の卵が見られる、赤ちゃん水族館も。

 

かわいい幼稚園をモチーフにしたエリア。なかなか見ることのできないお魚の卵と赤ちゃんを展示しています。滑り台やジャングルジムの水槽などがあり、遊びながらお魚を楽しく観察できます。水槽の高さがお子様目線になっており、ハイハイしながらでも水槽を観ることができます。

 

 

 

そんな私たちも...

 

2020年4月に緊急事態宣言が発令し外出自粛となった頃、当館もオープンしてから初めてとなる長期休館を余儀なくされました。

 

その後、緊急事態宣言が解除されましたが、水族館の生物や水槽の準備、施設の老朽化による設備不良に伴いお客様をお迎えする準備が整わず、約3か月のお休みの後、2020年7月17日に再開をすることになりました。

 

しかし、お客さんの減少により、水族館の設備や、日々のお魚たちの餌やキレイな水槽を維持させる水にかかる資金が十分ではなくなってまいりました。

 

飼育している水槽が水圧により年々ゆがみが生じている...

 

休館中は、餌をはじめ、海水や電気を少しでも節約するため、他の水槽に生物を移動し稼働している水槽自体を減らしたり、餌もできるだけ少なくして水が汚れないように配慮をする...

 

それは、飼育員にとっても辛いことです。

 

このような、今まさに必要なヘルプを出して、皆さまと一緒に乗り越えることができたら。

 

また、何よりも、こうした来園が難しい状況でも、お客さまに、海の生き物たちのふしぎでおもしろい部分をもっと広く知っていただきたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

今回、みなさまから頂いたご支援を、以下のことに大切に使わせていただきます。

第一目標：290万円
 

毎年当館では、小笠原諸島父島のウミガメセンター様よりアオウミガメの赤ちゃんたちを1年間お預かりし、展示をしております。

産まれたばかりのウミガメ達は外敵が多く、生存率が低いため保護をする必要があるためです。

 

しかし、飼育している水槽が水圧により年々ゆがみが生じている状態です。

今は大丈夫でも、いつかは水槽が壊れてしまい、ウミガメ達を展示する水槽が無くなってしまいます。
アオウミガメの赤ちゃんたちのために、新しい水槽が必要なのです。

 

 

小笠原諸島では、アオウミガメの保護や仔ガメの生態研究を目的とした保全・放流活動を行っています。当館でもこの活動に賛同し、認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャー（ELNA）様のご協力のもと、多くの人に元気で可愛らしい子ガメの姿や希少性をお伝えするために、アオウミガメの赤ちゃんたちを1年間お預かりし展示をしています。

 

そして1年後、体力がつき、一回りも二回りも大きくなったアオウミガメたちを現地スタッフに託し、小笠原の海へと放流をします。

 

今年誕生したアオウミガメの赤ちゃん「ハッチ」「エイト」は現在当館にて展示中です。そして、昨年誕生し当館で飼育していたアオウミガメ「令(レイ)」と「和(なごみ)」も9月13日に小笠原の海へと旅立っていきました。

 

 

ウミガメたちのことが気になる方は、ぜひ、下記より活動をご覧ください。

http://www.elna.or.jp

http://bonin-ocean.net

 

 

 

 

お魚合唱水槽で展示をしているのは、「デバスズメダイ」というお魚です。このお魚達は「明るい所へ集まる」という習性があり、楽屋側の水槽を暗くすることで狭いパイプを通り、明るいステージ水槽へと移動をする仕組みとなっています。

 

また、明るい所へ行けば餌が貰えるという事も覚えさせ、移動行動をより強化させています。

お魚の習性を活かした当館でも人気のある水槽でしたが、現在演出機械が故障をしてしまい、本来の演出をご覧いただけない状態となっております。

この水槽の生物たちも訓練し、やっとデビューさせてあげられると思った矢先に故障をしてしまいました。ぜひ皆様のお力で、お魚たちをショーデビューさせてあげていただけませんか。

 

 

 

ネクストゴール

 

第一目標を突破した後に頂いたご支援は、お魚たちがちゃんと餌を食べて、綺麗な環境で過ごせるよう、運営費用として大切に使わせていただきたいと思っています。

 

 

当館には、151の水槽があり、かわいくておもしろい生き物たちがたくさんいます。休館中は、餌をはじめ、海水や電気を少しでも節約するため、他の水槽に生物を移動し稼働している水槽自体を減らし、餌もできるだけ少なくして水が汚れないように配慮をしてきました。

本来ならたくさんの餌を食べさせてあげて、水を取り換えてキレイな環境で過ごさせてあげたいと思っていましたが、なかなかそうは行かないのが現状でした。

飼育員はとても苦しく、悲しい思いで業務にあたっています。

 

 

 

生物管理維費は、主に3つに分けることができます。
餌代・薬品代・海水代です。

 

①餌代：

皆様もお分かりの通りお魚達のごはん代です。決して大きな生き物がいない当館でも毎月約2～3万円程必要となっています。

 

 

 

②薬品代：

お魚が病気になった時の薬や、水を検査するのに必要な試薬がこちらに当たります。水の検査は、おもしろ水族館・赤ちゃん水族館それぞれ週1回ずつ行っています。

特におもしろ水族館ではサンゴも扱っているため、成長させるには水には気をつけなければならず、重要な作業になってきます。

 

 

 

③海水代：
大きな水族館では海から水を汲み上げて使用しているところも多いのですが、当館はとても小さい規模ですので、海水を保管できるスペースがありません。ですので、小さいスペースでも保管ができる「人工海水」を使用しています。当館では毎月約10ｔの水を使用して水槽を維持しています。

 

その他にも生物が死亡した場合の生物購入費、水槽で展示するディスプレイを制作したり購入したりする造作代などもあり、全てを併せると大体15～30万円程掛かっています。
 

 

ネクストゴールでは、お魚たちが、たくさんの餌を食べてキレイな環境で過ごすことができるように、みなさまのご支援を大切に使わせていただきます。

 

 

 

ヨコハマおもしろ水族館(株式会社白龍館運営)は、他の水族館とは異なり、テーマをもった小さな水槽展示を中心としています。そのため、それぞれのテーマに併せて、個々の生物をよりじっくりと観察することができます。

 

また、生物の特徴や習性を活かした水槽も多くあり、お客様にも楽しく学んでいただけるような作りとなっています。
 

例えば...

 

・アナゴタウン水槽

5種類の違った穴の開いた家の模型を用意しどの穴が好きか実験をした水槽です。

 

 

 

・イシダイのサッカー

イシダイにサッカーボールの様に塗装をしたゴルフボールを突かせ、シュートをさせる演目です。こちらは土日祝日に赤ちゃん水族館で餌付けショーとして皆様に楽しんでいただいております。

 

 

また、当館には、各水槽に展示生物にまつわる3択クイズがそれぞれ設置されています。お子様もクイズを楽しみながら生き物について学べる作りとなっています。

プロジェクトページの最後にも、3択クイズを出題しているので、ぜひ全問正解を目指してみてくださいね。

 

 

これまで、様々なかたちで海の生き物たちのふしぎをお伝えしてきましたが、このコロナ禍で、私たちもオープン以来初の、休館を余儀なくされました。

 

しかし、このような状況下でも、ヨコハマおもしろ水族館らしく、生き物たちのユニークな個性を発信できたら...と思い、オンラインで企画を立ち上げ、お客さまとつながりを作っていきました。

 

 

■おさかなクイズ(2020/3/7～6/3)Twitter

 

■お魚イラスト大会(2020/6/30～7/16)Twitter

 

■ニコニコ動画配信(2020/6/27-6/28)エビとハゼの巣作りを応援しよう

 

 

オンラインという新しいかたちで、お客さまとのつながりをつくり始めていたのですが、休館中に運営していく中で、直面している壁があります。

 

なかなか来園が難しい状況でも、お客さまに、海の生き物たちのふしぎでおもしろい部分をもっと「広く」知っていただきたい。

 

そして、海の生き物たちがコロナ禍でも元気で過ごすために、「今まさに必要なヘルプ」を出させていただき、一緒に生き物たちを守ることができたら...と思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

 

このプロジェクトにご参加いただくみなさまへ、さまざまなかたちで生き物たちとつながるリターンをご用意しました。当館限定のものもございますのでぜひ。
＊以下は一部を切り出したものです。詳しくは、リターン欄をご覧ください。

 

‖グッズコース

・水族館オリジナルポストカード5枚セット

・水族館オリジナルフォトブック

当館の生き物たちを集めたフォトブックです。生き物たちの生き生きとした姿をぜひご覧ください。

・ウミガメのぬいぐるみ

 

・2021年版ウミガメカレンダー　

 

・当館限定しろまるぬいぐるみ

当館の名誉館長、長谷川館長たちが発見した世界で1匹しかいない白いオオグソクムシです。貴重な生き物「しろまる」のぬいぐるみは当館限定の商品となっています。

 

 

‖体験コース

・餌やり体験チケット 2名様分

以下の中から2種類の水槽に餌をあげられます。
クラゲ水槽・すべり台水槽・ウミガメ水槽・野菜を食べよう水槽(ハギ・アイゴ)・鏡よ鏡よ鏡さん水槽(フサギンポ)

 

・ヨコハマおもしろ水族館招待券 2名様分

 

・夜の水族館ペアチケット 2名様分

水族館が閉館している18時～20時までの間、特別に限られたお客様のみお招きさせていただきます。

昼間とは違う水族館をぜひお楽しみください。

 

・年間パスポート引換券 1名様分

 

・水槽プロデュース権　１水槽分

当館で厳選した生物の中からお好きな生き物を選んでいただき、展示をいたします。また、お客様の思い出のお写真やイラストなどを水槽の背景やディスプレイとして設置をし、お客様だけの水槽をお作りいたします。

 

・夜の水族館入館券(ガイドツアー付) 2名様分

昼間では見る事の出来ない生き物たちの姿を見学できるツアーです。生き物たちに餌をあげたり、ウミガメに触れたり、バックヤードを見学したり、普段ではできない体験をぜひお楽しみください。

 

 

‖リターンご不要な方向けコース

ご支援の大部分をプロジェクトに使用させていただきます。

 

・お礼メール
・HPにてお名前の掲載(ご希望の方のみ)

・館内にてお名前の掲載(ご希望の方のみ)

・生き物たちからの感謝状

 

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それでは、少しでも、ヨコハマおもしろ水族館を体感していただければ...と思い、突然ですが、展示中の生き物の3択クイズを3つ出題します！正しいものを選んでみてくださいね。

 

 

第1問：【コバンザメ】
頭に吸盤をもつコバンザメ。水族館では様々なものを用意してどの材料が好きか実験をしているよ。そんなコバンザメはなにの仲間でしょうか？

 

①エイ
②スズキ
③サメ

 

 

答えは...

 

②！スズキ

コバンザメという名前がついていますが、サメの仲間ではありません。「コバン」型の吸盤をもつ「サメ」のような姿をした魚ということでこの名前が付けられたとされています。ちなみにコバンザメの吸盤は頭の上(背中側)についています。大きな魚の下にくっついていることがありますが、逆さまになってくっついているわけではないんです(笑)
 

 

第2問：【龍宮城水槽】
水槽の中にいるエビは竜宮城にちなんだ名前がついているよ。さて何かな？

 

①ウラシマエビ
②オトヒメエビ
③タマテバコエビ

 

 

答えは...

 

②！オトヒメエビ

オトヒメエビは大きくて長い赤と白のハサミ脚が特徴的なエビです。水族館ではペアで展示をしており、午前中には2匹並んで出てくることもしばしば。実は房総半島などでも見られる種類です。

 

 

第3問：【ゴンズイ】
ゴンズイ玉と呼ばれる群れを作る習性があります。何を感知して群れを形成するのかな？

 

①電気信号
②フェロモン
③金の匂い

 

答えは...

 

②！フェロモン

ゴンズイたちは「集合フェロモン」というものを発し、お互いにどこに居るか、どのくらい離れているかを常に感知しています。そのため、大きなゴンズイ玉になっても互いにぶつかる事なく、視覚に頼らず泳いでいくことができるそうです。

 

続きは、ヨコハマおもしろ水族館で...お待ちしております。

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。