『もうひとつの世界一の映画館』を出版して、港座の魅力を伝えたい!

支援総額

758,000

目標金額 600,000円

支援者
77人
募集終了日
2025年4月27日

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プロジェクト本文

◆お礼とネクストゴール挑戦のお知らせ◆

 

皆様のご支援のおかげで目標金額の60万円を達成いたしました!

港座アートヴィレッジの挑戦に賛同していただき、本当にありがとうございました。

ストーリーブック出版とイベントの実現に向けて、取り組みを進めてまいります。

 

プロジェクト終了まであと1週間を切ってはいますが、ネクストゴールに挑戦することにいたしました!

 

もしさらにご支援をいただくことができれば、「ストーリーブックの装丁のクオリティ向上・印刷部数の増加」や「朗読ライブ&トークショーのクオリティ向上・集客のための宣伝費」に費用を使いたいと考えております。

 

そこで、次なる目標金額・80万円を目指します。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。

まだまだ多くの人にこのプロジェクトを知ってもらい、ご支援いただきたいと考えております。

 

引き続き、4月27日までご支援・応援をよろしくお願いいたします!

 

港座アートヴィレッジ代表・阿部剛

 

 

私たちが目指すこと

 

 私たち港座アートヴィレッジは、酒田市にある歴史ある元映画館・港座をこれからも文化的な拠点として残していきたいと考えています。そのためには、港座とその姉妹館であるグリーンハウスの歴史や、現在の港座の魅力を多くの人に知ってもらう必要があります。

 

 みなさんに港座の歴史を知ってもらい、みなさんと港座の未来のことを考え、みなさんが港座に足を運ぶきっかけになることを目指します。

 

 【港座アートヴィレッジとは】2009年より港座でイベントや上映会を開催しているボランティア組織。今後は、港座を文化的な拠点として残していくための活動をしていきます。  

 

港座って?

 

 山形県酒田市にある港座は、明治20年(1887年)に芝居小屋として開業しました。当時は東北一と謳われた劇場でしたが、大正時代から映画も上映するようになりました。当時は歌謡ショーから政治演説会など市民会館のような役割も果たしていました。

 

昭和20年頃の港座 / 「港座」鈴木重像筆(日本画)

昭和20年頃の港座 / 「港座」鈴木重像筆(日本画)

 

 21世紀に入り、近隣地域へのシネマコンプレックスの進出が影響し、2002年1月14日をもって映画館としては閉館しました。

 

 数々の苦難を乗り越え、現在は映画の上映のみならず、コンサート・劇団公演等のさまざまな催しも行い、ライブハウスとしての営業が多い貸しホールとなっています。

 

 港座は、大中小の3つの劇場を備え、10戸の飲食店が入った複合ビルでもあります。映画おくりびとの滝田洋二郎監督が昭和のシネコンと呼びました。個性豊かなテナントが軒を連ねる天然の呑み屋横丁は、今も夜の酒田を賑わせています。

 

現在の港座ビル

 

 これからも港座を残していくためには、港座や港座ビルでのキャッシュフローを確立していくことが重要となります。そのために、人の流れを今よりも増やしていきたいと考えています。

 

 地元の人だけでなく観光客を取り入れることを考え、港座の一階に港座と台町の案内所を作る構想や、港座の裏側を見ることができるバックヤードミュージアムの構想などを練っています。

 

 

 

 ①ストーリーブック『もうひとつの世界一の映画館』の出版

 ②上記ストーリーブックの朗読ライブ&港座のこれからに関するトークショー

 

 

 

ストーリーブックに込めた想い

 

 本プロジェクトの実行団体・港座アートヴィレッジの代表、阿部剛と申します。

 

港座アートヴィレッジ代表・ストーリーブック作者の阿部剛

 

 港座は酒田で一番古い映画館で、私も幼い頃からの思い出がたくさん詰まった場所です。ゴジラ映画や加山雄三の若大将シリーズ、ロッキーなど数々の映画を家族や友人たちと楽しんだものです。当時は満員の立ち見席で肩車をしてもらいスクリーンを見つめた記憶もあります。

 

昭和の港座

昭和の港座

 

 私が東京から酒田に帰ってきた時、懐かしい港座はそのままの姿で残っていました。しかし、それから2年後、港座は映画館として閉館してしまいました。

 

 電気も閉鎖されたまっくらな劇場の中で、だれもいない観客席を港座の舞台の上から見つめながら、「なんとかこの劇場を復活させられないか」と考え続けました。

 

現在の港座の客席

 

 港座は数々の困難・紆余曲折を経ながらも、音楽ライブや、演劇、映画上映会、映画『おくりびと』などのロケにも使われてきました。多くの人が港座に魅力を感じ、訪れてくれました。俳優の片桐はいりさん、大杉漣さんなどもその中のひとりです。

 

港座に設置されていたおくりびとロケ地の看板

 

 大杉漣さんは、その昔酒田にあった『グリーンハウス』という映画館の面影を求めて、2016年に港座を訪れてくれました。グリーンハウスは、先進的なアイデアに溢れた映画館で、世界一と謳われた映画館です。そのグリーンハウスと港座は姉妹館でした。

 

 漣さんは港座の舞台の上に立ち、急に黙り込み声のかけられない雰囲気でした。そして、漣さんの口から「ここでライブがしたい」という言葉が飛び出したのです。

 

港座のステージ上にいる大杉漣さん

 

 その時私は、真っ暗な港座の舞台の上から、誰もいない観客席をみていた自分に大杉漣さんの姿を重ね合わせていたのかもしれません。

 

港座の客席に座る大杉漣さん

 

 その後、大杉漣バンドのライブと、『世界一と言われた映画館』(※グリーンハウスについてのドキュメンタリー映画・ナレーションは大杉漣)の上映が行われました。漣さんの歌声はもちろん、その語りに観客席は一喜一憂し深い感動に包まれました。その時私は、昔の港座に帰ってきたような気がしました。そして、満員の観客席に向かって「また帰ってくる」と漣さんは言いました。

 

 

 そのわずか4ヶ月後の大杉漣さんの死は、私に衝撃と共に大きな喪失感をもたらしました。そしてその一連の出来事を形に残したいと強く思ったのです。

 

ストーリーブック完成イメージ

 

 私はこのストーリーブックを通じて、グリーンハウスと港座の2つの映画館と大杉漣さんとのエピソードを元にした物語を皆さんと共有したいと思います。

 

 

予告映像

 

 

 

あらすじ

 

 東北の港町酒田に、世界一と言われた映画館があった。その映画館の名は「ぐりーんはうす」そこで中学生のボクと彼女は出会い、いつのまにか隣同士で映画を観るようになった。

 やがてボクは支配人から、高校卒業まで全ての映画を半額にするという特別な招待券をもらうことになり、素晴らしい映画たちとの輝かしき黄金の日々が始まった。そう、あの日が来るまでは・・・

 1976年10月29日。後に酒田大火と呼ばれる大火事がこの街を襲った。しかも火元になったのは、「ぐりーんはうす」。多くの人が家や店を失い、消防士がひとり亡くなった。そして彼女は映画を観なくなった・・・

 

 その後長い時を経て、ぐりーんはうすの姉妹館・港座に、ひとりの俳優が訪れた。その名は、おおすぎ漣。ボクはその時、港座の運営を任されていて、れんさんに出会った。「ここでライブができませんか?」俳優は唄も歌ったのだ。ボクとれんさんはガッチリと握手を交わした。

 そしてそこから不思議なできごとが始まっていく。そこには「ぐりーんはうす」と「港座」というふたつの映画館を巡る物語があった。長い間封印されていた物語が今解き放たれていく・・・・


ストーリーブック内イラストの原画

 

イメージ①

 

イメージ②

 

イメージ③

 

 

 

「もうひとつの世界一の映画館」朗読ライブ&トークショー

 

 クラウドファンディングが成立したら、ストーリーブック「もうひとつの世界一の映画館」出版のお披露目会を行います!

 

 港座大ホールのスクリーンにストーリーブックの絵を映し、作者によるナレーションを付けた朗読ライブを行います。また、ラジオパーソナリティ荒井幸博氏を司会に迎え、作者との対談を行います。

 

 トークの内容は、「ストーリーブック『もうひとつの世界一の映画館』誕生秘話」&「港座のこれからについて」の2つのテーマについてお話します。

 

 会場ではストーリーブックの販売やグッズ販売も行います。ここでしか聞けない話があるかも!?ご家族やご友人をお誘い合わせの上、港座にお越しください!

 

日時

 

 2025年7月26日(土)

 開場・開演時間は未定

 (※招待券付きリターンをご支援いただいた場合、詳細をメールにてお知らせいたします。)

 

チケットについて

 

 本クラウドファンディングでのリターンとして、朗読ライブ&トークショーのご招待券をご用意しております。

 また、クラウドファンディング終了後も販売予定です。(詳細に関しては決まり次第、代表者Facebook等でお知らせいたします。)

 

場所

 

 港座大ホール

 

 山形県酒田市日吉町1丁目6-9

 https://maps.app.goo.gl/CG6YUjGF2pr8xSAx5

 

交通アクセス 

 

 酒田駅から徒歩20分 庄内交通バス「寿町」停留所から徒歩3分

 

 ※駐車場はございますが、台数は4台程度です。日和山公園駐車場など近隣の駐車場をご利用くださいますようお願い致します。


注意事項

 

 プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、延期いたします。また、その場合の延期日程等はREADYFORにご登録のメールよりお知らせいたします。

 

 

 

リターンの内容


 ご支援の金額は3,000円〜80,000円のコースをご用意しております。

 金額によって、下記リターンの中から複数の組み合わせのコースをご用意しております。

 詳しくはページ下部のリターン情報をご確認ください。(※PCの場合はページ右側)

 

【ご用意しているリターン】  

 ・ストーリブックのお届け  

 ・朗読ライブ&トークショーへのご招待  

 ・ストーリーブック巻末に作者書き下ろしの似顔絵の掲載  

 ・昭和のシネコン・港座ビルのバックヤード見学会へのご招待  

 ・朗読ライブ&トークショー時のスクリーンへの広告掲載

 

リターンをお届けする時期

 

 2025年7月を予定しています。



 

 港座は歴史のある映画館であり、変化を繰り返しながら現在も多くの人に愛され続けている場所です。

 

 今後は港座の歴史を残していく活動と共に、港座を観光拠点・文化拠点の2つの役割を持つ場所にしていきたいと考えています。

 

 今回のクラウドファンディングは、私たちの最初のプロジェクトです。まずは港座の歴史や魅力を知ってもらうため・再認識してもらうためにストーリブックを出版し、朗読ライブ&トークショーを開催したいと思っています。

 

 これからの港座についての詳しいお話は、朗読ライブ&トークショーでみなさんと共有したいと思っています。ぜひ港座に足を運んでください、お待ちしております。また、少しでも共感していただけた方は、ご支援・応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

本クラウドファンディングで寄付いただいた資金は、以下のように使用いたします。

※括弧内の金額はおおよその予算であり、実際に集まった寄付の総額により変動する可能性があります。

 

 目標金額:60万円

 

 詳細:

 ストーリーブックの印刷費(294,000円)

 ポストカードの印刷費(5,000円)

 上記をリターンとして発送するための送料(約13,000円)

 イベント費(会場費・制作費50,000円、演出費30,000円、司会料50,000円)

 チラシの印刷費(4,378円)

 ポスター印刷費(10,000円)

 デザイン費(50,000円)

 クラウドファンディングサイトREADYFOR手数料(約100,000円)



 

 本プロジェクトを応援してくださる皆様からのメッセージを集めました!応援いただきありがとうございます。

 

大杉弘美さん / 大杉漣さんの奥さま(写真は大杉漣さん)

 

『まちの宝もの』

2017年10月29日、大杉漣バンドは「港座」さんにてLIVEをさせていただきました。(ここでライブがしたい!)という想いをこの日実現できて、大杉はうれしかったことと思います。大杉が作詞・作曲した「NO  CHANGE」という歌があります。そのなかに

「親に連れられ映画館 三本立ての時代劇  勧善懲悪 大活劇  拍手喝采 大万歳!」

という歌詞があります。昔、町には自分たちの映画館があり、そこで大杉も様々な喜怒哀楽を子ども心に感じたことでしょう。 そして世の中が複雑になっていく今、【善悪だけではない事の内実を感じたり考えたりボォーッと思ったりできるキッカケになるかもしれない処】が、やはり町にあるといいなあとおもいます。 【港座】さんに地域の方々・地域外の方々が、これからも集うことを願っております。 大杉はまた【港座】さんでの上映会やLIVEを企てていたことでしょう。 それは叶わなかったけれど・・・これからもきっと応援しているはずです。

 

※プロジェクトページに使用している大杉漣さんの画像について、大杉弘美様より掲載許諾を取得しています。

 

 

堀尾和孝さん / スーパーアコギエンターテイナー

 

大杉漣さんと15年間、音楽活動を共にした私。本当に最高の15年でした。その中でも、酒田市「港座」さんでのライブ、お客さんとの盛り上がりは最高でした!港座が醸し出す雰囲気の中でしか実現しない濃密さ、熱いスタッフの皆さんにも感動しました!漣さんと再び訪れることを誓いましたが、、、天国から応援してくれていることと思います。

 

過去の素晴らしい映画や出演者の良きオーラがしみついている「港座」私個人としてもいつか再訪して、熱い皆さんとお会いしたいと切に思います。酒田の心の宝物を、皆さんで大切にしていって頂ければ幸いです!

 

 

片桐はいりさん / 俳優

 

はじめてグリーンハウスと港座のことを知ったのは2008年でした。朗読の会に参加するために久しぶりに酒田に行くことになり、本屋さんの検索機に「酒田 映画館」と入力したら、たまたまその年に出たばかりの「世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形県酒田につくった男はなぜ忘れ去られたのか」という本が出てきたのです。偶然の神様の前髪をつかんだまま、わたしはグリーンハウスの跡地や錆びた階段にチェーンがかかっていた旧港座を訪ねました。その後また神様のいたずらは続き「おくりびと」の映画の中に港座をみつけ、これまた一年後、たまたま"港座復活祭”の準備中だった劇場を見学させていただけることになった偶然と奇跡の顛末は拙著「もぎりよ今夜も有難う」に詳しく書きました。それからさらに縁は続いて2016年。わたしは「小野寺の弟・小野寺の姉」の上映会で、なんと満席の港座のチケットをもぎったのでした。港座はつくづく奇跡を呼ぶ映画館だと思うのです。神様に愛されている劇場は、人にこそもっともっと愛されるべきだと思います。これからまだまだ港座でどんな奇跡が続くのか。わたしはすごく楽しみです。

 

※プロジェクトページに使用している画像について、片桐はいり様所属事務所スターダストプロモーション様より掲載許諾を取得しています。

 

 

白崎映美さん / 歌手

 

明治20年に芝居小屋として始まった港座。当時は定員1,000人程度と東北一の広さを誇る大劇場だったそうです。すごい!見てみたかったですねえ。どんな演目が繰り広げられていたのでしょう。大勢の人たちが、わくわく押し寄せていたのでしょうの〜。火災による焼失、娯楽の変化、など、幾たびもの苦難を乗り越えて、酒田港座は現存しています。尊い。地元の方々の地道な努力で、イベントやら、ライブやら、を開催されています、尊い♡明治20年から、たくさんの、いろんな人たちの手で守り続けられてきた港座が、また、たくさんの人たちのわくわくの場所になりますよう。応援しています。

 

 

佐々木亜希子さん / 活動写真弁士

 

港座さんで活弁ライブをさせて頂いたのは2022年でした。東京からも「酒田の港座での活弁を体験したい」と映画好きのご一行様がいらして下さり、『おくりびと』を思い出しつつ感激して下さいました。懐かしいルネ・クレールと阪妻の作品を観に90歳代の方々もいらして下さり、私も感激でした。

酒田の、映画、演芸、音楽の文化拠点として息づいてきた港座さん、さらに多くの方に愛される場所となりますように!

 

 

荒井幸博さん / シネマパーソナリティ(写真左)

 

大杉漣さんとは1998年に「第7回あきた十文字映画祭」で出会ってから20年に亘り親しく交流をさせて貰いました。私が担当するラジオ番組に何度もゲスト出演戴いたり、ドキュメンタリー番組のナレーターを務めて戴き、山形県内各地でトークショーもやって戴きました。2013年にラジオドキュメンタリ-ドラマで伝説の映画館グリーンハウス創設支配人・佐藤久一さん役を務めて貰いました。本作に関わったことで世界一の映画館と言われた「グリーンハウス」を運営した佐藤久一という人物を生み育んだ酒田に感心を寄せてくれるようになりました。2016年には酒田市「希望ホール」でトークショーを開催。その時に「グリーンハウス」とは姉妹館の「港座」に案内すると、気に入って下さり、ステージに立ち、客席からステージを眺め「荒井さん、ここにバンドを連れて来てライヴをやりましょうよ!」と仰ったのでした。

その後の、紆余曲折がありながらの、ちょっと不思議で胸が熱くなる物語が、今回の阿部剛さんのストーリーブックには描かれています。ライヴは満席で、閉館していた港座に息吹・活気を与え甦らせてくれました。その漣さんが、わずか4ヶ月後に亡くなるとは・・・。漣さんに甦らせて戴いた「港座」は、漣さんの想いを背負って多くの人に歓びや楽しみを与えるエンターティメントの殿堂として生き続けていかねばなりません。皆さま、クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願い致します。

酒田には、山形には、この物語「もうひとつの世界一の映画館」が必要だと思いますよ。 

 

 

齋藤健太郎さん / 羽黒・芸術の森 代表、株式会社ブルー 代表取締役   

 

劇場の外まで延々と続く行列に並び、急な階段を登って館内へ入り、スクリーンに映し出された字幕を懸命に目で追いながら夢中で鑑賞し、自分もいつか自転車に乗って夜空を飛べる日が来るのではないかと想像したあの映画、そう『E.T.』。家族揃って映画を観た思い出と共に、初めて港座を訪れた日の情景と高揚した感情は今でも心に強く刻まれています。  

 

港座の復活を願う応援の声と、日々朽ちていく建物の狭間で、懸命にもがき続ける剛さん。祖父から引き継いだ僻地のギャラリーを親族や仲間達と運営している私にとって、勝手に同志と思っている存在です。そんな剛さんがクラウドファンディングに挑戦しています。歴史ある港座を文化的な拠点として残していくための、小さな、でも大きな一歩。ストーリーブックを通じて、自分が抱いてきた夢や目標を、みんなのものに変えていきたいという剛さんの想いに、私も乗っかりたいと思います。皆さんも一緒に、夢の当事者になりましょう!

 

 

加藤聡さん / 酒田商工会議所 会頭、加藤総業(株)代表取締役社長

 

私の子供の頃、全盛期であったグリーンハウスと港座は、憧れの映画館ではあったものの少し敷居が高くて大人の香りがする場所でした。今でも鮮烈に記憶にあるのは、港座で友人と見に行った「日本沈没」と「スターウォーズ」です。特撮やCGがリアリティをもって映画の画面から映し出されてきた頃です。もう50年近く前になります。 その頃から酒田大火を経て映画館の両輪が一つになり、人々の嗜好の多様化やテレビやホームシアターなど複数の娯楽が日本の映画館を苦しめることになります。そんな中で港座は、酒田の花街である台町に立地していることを最大限に生かし、時々の文化にスポットを当てながら生き延びてきました。 世の中も人々の思考もデジタル化が進む今日にあって、酒田台町の地でアナログの文化芸術を提供し続けてきた港座をより後世に遺すため、皆さまのご支援を何卒よろしくお願い致します。

 

 

プロジェクト実行責任者:
阿部剛(港座アートヴィレッジ)
プロジェクト実施完了日:
2025年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

港座アートヴィレッジが『もうひとつの世界一の映画館』出版プロジェクトとして、港座とグリーンハウスにまつわる実話をもとにしたフィクションのストーリーブックを出版・そのお披露目のためのイベントを山形県酒田市にある港座にて開催。集まった資金は、出版の費用として30万円、イベント費用として13万円、その他諸経費を含む、合計60万円使用いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


気軽に応援!コース

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⚫︎お礼のメッセージをお送りします!

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

5,000+システム利用料


朗読ライブ&トークショーご招待コース

朗読ライブ&トークショーご招待コース

⚫︎『もうひとつの世界一の映画館』朗読ライブ&トークショーへのご招待

⚫︎お礼のメッセージをお送りします!

※朗読ライブ&トークショーについて
開催日は、2025年7月26日(土)を予定しております。
開場・開演時間については決定し次第、2025年6月末までにメールにてお知らせいたします。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年7月

3,000+システム利用料


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制限なし
発送完了予定月
2025年7月

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朗読ライブ&トークショーご招待コース

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⚫︎『もうひとつの世界一の映画館』朗読ライブ&トークショーへのご招待

⚫︎お礼のメッセージをお送りします!

※朗読ライブ&トークショーについて
開催日は、2025年7月26日(土)を予定しております。
開場・開演時間については決定し次第、2025年6月末までにメールにてお知らせいたします。

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21
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発送完了予定月
2025年7月
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