女川町の自然が育んだワイン造りを通して新たな産業を創出したい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月31日(月)午後11:00までです。

支援総額

775,000

目標金額 1,500,000円

51%
支援者
34人
残り
47日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は3月31日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

自己紹介

 

女川本ぶどう園と申します。私のプロジェクトは、女川の自然が育んだワイン造りです。

 

私が経営しているぶどう園の支柱や土も、地元の方達からいただいた廃材や再利用の土を使用しています。地元で採れて廃棄された牡蠣の殻を土壌改良剤として畑に撒いています。ただ資材費を浮かせたかっただけなのですが、最近の言葉で言うとSDGsというのでしょうか(笑)

 

女川本ぶどう園

女川本ぶどう園は、私一人で運営しています。女川町の最高峰石投山(いしなげさん)の麓に40a(約1200坪)の土地を借り、ぶどう栽培をしています。

 

4年前に山梨から移住してきて、ゼロからぶどう園をつくりました。2023年3月には全国からボランティアさんが手伝いに来てくださり、ぶどう苗木(甲州品種)300本を植樹することができました。

 

本(ほん)ぶどうとは、古くから使われている言葉で、甲州品種のぶどうのことを言います。私がワインの世界に入るきっかけになったぶどう品種で、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)で日本で始めて国際ワイン用品種に登録されました。甲州品種の起源は、奈良、平安時代にまでさかのぼり、太古の昔、コーカサス地方からシルクロードを渡り、日本に伝わったとされています。

 

ワインにすると、さわやかな柑橘の香りが特徴で、日本食に合うすっきりとした味わいがあります。日本料理に寄り添う、大和撫子(やまとなでしこ)のようなワインです。この日本古来のぶどう品種である「甲州」でワインをつくることが目標です。また、園主である私は、ぶどうとワイン造りの本場山梨で約10年ワイン造りを学び、圃場の造成からぶどう栽培、ワイン造り、販売までワインに関わるあらゆることを経験させていただきました。

 

東日本大震災の時、震災ボランティアで立ち寄った女川に移住し、はじめはこの地で、ぶどうを栽培できるのか不安はありましたが、この太平洋沿岸にもワイナリーが多数あることがわかり、海洋性気候でぶどう栽培に向いているのではないかと感じています。

 

この岩手・宮城のリアス式海岸沿いは、大西洋に面した海洋性気候で同じリアス式海岸に位置するワイン産地であるスペインのリアス・バイシャス地方と気候条件が近く、そこでも地元の海産物とよく合う、爽やかな白ワインがつくられています。

 

このエリアを将来、三陸ワインバレーとしてぶどうとワイン産地にしたいと思っています。

 

 

ぶどう園風景

 

 


 

|女川本ぶどう園の歩み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

|宮城県牡鹿郡女川町

 

女川町は宮城県の東、牡鹿半島の付け根にある、人口6千人ほどの小さな港町です。三陸地方南部に位置し、日本有数の漁港である女川漁港や女川原子力発電所が立地しています。東日本大震災時には、町は甚大な津波被害にあいました。最大14.8mの高さの津波が襲い、当時の人口約1万人のうち、死者615名、行方不明者257名にのぼり、町の住宅の約9割にあたる約3,900棟が被害を受け、震災による人口減少率は全国一でした。

 

町は、震災復興により、山と海に挟まれた平地が少ない町を津波から守るために、海岸沿いの低地をかさ上げし、高台に住宅地を造成しました。また、町内にある女川原子力発電所は浸水高13mの津波に襲われ、敷地まで80cmの高さまで津波が押し寄せました。一つ間違えると女川や隣接する石巻地域も、福島と同じ状況になっていた可能性があります。記録に残っているだけでも明治三陸地震津波(1896)、昭和三陸地震津波(1933)、チリ地震津波(1960)と度々津波の被害にあいながらも、町はたくましく生まれ変わり続けています。

 

 


 

|女川の海

女川の海は、「親潮」(寒流)と「黒潮」(暖流)が出会うことから世界三大漁場として知られる三陸・金華山沖を臨み、水産業が盛んです。

 

女川漁港では、年間を通じて圧倒的な数の魚種が水揚げされます。また、恵まれた地形を利用した養殖漁業も行われています。しかし、女川港の漁獲量は、昭和60年頃の約35万トンをピークに、近年は約5万トンを推移しています。

 

水産業は女川町の基幹産業である一方、高齢化や後継者不足により減少の一途を辿っており、東日本大震災でこの傾向はより顕著になりました。かつては秋刀魚(サンマ)の水揚げ量日本一を誇りましたが、昨今は年々減少傾向にあります。

 


 

|女川の森

女川の総面積の内、約8割が森林です。しかし、女川町において森林に対する人々の関心は薄れていて、放置された森林が増え、荒廃が進んでいます。

 

そんな中、東日本大震災が発生しました。1万人あった町人口は、現在6千人を割り、高齢化や労働人口の減少により、森林管理が行き届かなくなっています。

 

そして、うなぎのぼりに増えているのがニホンジカによる森林被害です。以前はほとんど見かけることがなかった野性のシカが近年、20-30頭の群れで出没するようになり、食害による環境破壊がすすんでいます。

 

現在、地元の方たちが放置森林の手入れを進め、「魅力ある里山を次世代に」ということから有志を結成し、放置された森林に手を入れ、里山森林再生の取り組みを続け、私もその中の一人として参加させていただいています。(※参照:慶応義塾大学総合政策学部 社会イノベーションの方法と実践 第8章減災まちづくり 國枝美佳 ショウ ラジブ)

 

女川町黒森山山頂から町を望む

 

 

2011年に震災ボランティアで宮城県を訪れました。女川に立ち寄り、その時見た悲惨な光景が忘れられず、ただ瓦礫の前に立ち尽くすだけだったという忸怩(じくじ)たる思いだけが残りました。

 

2019年3月、8年ぶりに訪れた女川で、新しく生まれ変わり、進化していく町をみて、前回の何もできなかった自分の記憶が蘇り、自分が復興のためにできること、ここにぶどうを植え、ワインを造ることを決意しました。

 

2021年に女川に移り住み、来てみてわかったのですが、女川は農業がないのです。震災の津波で田畑は流されてしまい、それ以降、農業がなくなり、農協も役所の農業窓口もありません。なので農業関係の補助制度も皆無なのですが、まわり方々の協力のおかげで、2年でなんとかぶどう園を開園することができました。そして、この小さな町で、様々な出会いがあり、復興のその先にあるいろいろな課題も見えてきました。

 

これは女川だけの問題ではないかもしれませんが、人口減少、少子高齢化、環境問題、食糧問題、エネルギー問題、災害復興、防災など、小さな町に住んでいるからこそ身近に感じることがあるのかもしれません。震災を機に、日本の問題がより早くこの小さな町で浮き彫りになったと感じています。そして、震災でゼロになった女川の町で、新しく生まれ変わる景色を見ながら、何か自分にもできることがあるのではないかと思い、課題解決に向けてできることをやろうと思ったのがきっかけです。

 

​​​​2011年に見た女川町の風景

 

 

プロジェクトの内容

 

このプロジェクトで実現したい達成目標は、

 

○第一目標: 150万円

女川産ぶどうを委託醸造してワインを造る費用

 

です。

 

内訳

ワイン委託醸造費 ¥1,000,000

ワインボトルラベル代(デザイン料込み)¥80,000

ワイン保管、発送費 ¥80,000

リターン品購入、発送費 ¥80,000

クラウドファンディング手数料 ¥260,000

 

イメージ図

 

|ワイン委託醸造

女川産ぶどうのワイン委託醸造は数年先の予定です。現在、ぶどうの樹たちは元気に成長しています。時々、ぶどう達に話しかけています。「しっかり生きなあかんで。君たちは震災でなくなった方たちの生まれ変わりなんやから・・」(なぜか関西弁で、笑) 実際、このぶどう達は、震災がなければここに生を受けることはなかったと思います。震災がきっかけでこの地に植えられたから。

 

私は、ぶどうを栽培しているというよりかは、ぶどうと共に生きたいと思っています。このぶどう達を子どものように感じ、この子達を死ぬ気で守る覚悟です。 無事、ワインになったこのぶどう達を飲んで、女川の風土を感じていただけるような、そんなぶどうに育ってほしいなと思っています。

 

イメージ図

 

 

第一目標金額以上いただいたご支援の使途について

 

 

○第二目標:200万円 

女川湾の海水からワイン酵母を見つけ出し、分離・培養する費用  50万円

 

内訳:

女川湾の海水からワイン酵母を採取、分離、培養する費用 ¥350,000

海水採取容器、発送費、その他費用 ¥25,000

リターン品購入、発送費 ¥25,000

クラウドファンディング手数料 ¥100,000 

 

┃女川海洋酵母

プロジェクトの第二目標は、東北屈指の霊場としてしられる金華山と世界三大漁場の一つであるその沖合いの豊な海から神秘な微生物を探し出し、ぶどうをワインにしてもらう。海と畑のコラボレーションです。 

 

ワインは発酵食品であり、酵母という微生物がぶどうの糖分をアルコールに変えるアルコール発酵という工程によりぶどう果汁がワインになります。通常は、予め培養された市販の乾燥酵母をワイン醸造に使用します。それをこの広大な女川の海からその神秘の微生物であるワイン酵母を探し出し、ぶどうをワインにしてもらおうという試みです。 森と陸と海はつながっています。森の落葉した腐葉土に雨が降り、フルボ酸鉄などのミネラルや栄養が川をつたい、下流の畑や海に運ばれます。森が豊になれば畑も海も豊かになります。この循環を作り出したいのです。出来上がったワインがどんな味になるのかもとても楽しみです。

 

イメージ図

 

今このプロジェクトを始めるのには理由があります。2023年3月に甲州種ぶどう苗木を新たに300本植えましたが、これらの苗木が成長し、収穫して、ワイン醸造ができるまでに数年かかります。なので、委託をしてワインにしていただくことができるのもまだ先なのですが、ワイン酵母を女川湾から分離し、培養を繰り返して、ワイン醸造につかえる酵母を確立するのに2~3年かかるのです。 できるかぎり女川の自然を活かしたワイン造りをしたいので、この広大な女川の海から、なんとかワイン酵母を採取することができないかと考えました。

 

 この「女川酵母」を、分離・確立するには高度な技術を必要とします。私がワインについて多くのことを学んだ山梨にその方面の知見豊富な権威・柳田教授が山梨大学ワイン科学研究センターに在籍しておられ、ここは同教授に海水からの分離をお願いすることにいたしました。 山梨大学は、ワイン分野における日本屈指の先端研究機関であり、この先生はいままでにも海水からの海洋酵母を始め、湖沼や湧水などからからもワイン酵母を分離し、数多くのワインを製品化してきました。その柳田教授は近々後進に道を譲る年齢となり、お願いできる最後のチャンスに乗り込むというわけです。 

 

このワイン酵母の採取に成功すれば、女川の海に新たな光が当てられ、産業的価値が生まれ、また、人々も海に興味や楽しさを感じていただけるようになるのではないかと思っています。

 

金華山から太平洋沖を臨む

 

 

○第三目標:250万円 

女川の森から樽材になる木を見つけ出し、ワイン樽を製作する費用 50万円

 

内訳:

女川町産木材でワイン樽を製作する費用 ¥350,000

材木の討伐、搬出、加工、発送、保管にかかる費用 ¥25,000

リターン品購入、発送費 ¥25,000

クラウドファンディング手数料 ¥100,000

 

┃女川ワイン樽

そしてプロジェクトの第三目標は、女川産ワイン樽を使ったワイン造りです。 これは、地元産ワインを地元産ワイン樽で熟成するという、世界に類を見ない試みで新たな価値を創造できるのではないかと思います。

 

ワイン樽に使う樹は、ミズナラや山桜などです。女川で育った木材でワイン樽をつくり、女川で元気に育ったぶどうで造られたワインをその中で熟成させます。森と畑のコラボレーションです。

 

イメージ図

 

これを機に今後は、樽材になる樹などを植樹し、間伐や整備を含めた森作りを行っていきたいと思っています。森に手を入れて、荒廃が進んでいる森林資源を活用し、管理することで、シカによる森林荒廃の被害や、その荒廃からくる土砂崩れを防ぎ、防災にもつながります。 

 

現在、日本のワインやウィスキー製造で使われるいわゆる洋酒樽は、ほとんどが海外製の樽です。日本では洋酒製造の歴史が浅く、原材料が少なく、安定供給ができず、コストもかかる、樽の隙間から液漏れしやすいなど、一部の飲料メーカーが日本産の樽を使用するのみとなっています。 日本樽に使われる樹はミズナラや山桜、スギ、ヒノキ、カエデなどです。ミズナラは北海道から九州の比較的標高が高いエリアに分布し、日光を好むため暗い森ではほとんど発芽しないようです。昨今、ジャパニーズウィスキーが世界で評価されるとともに、このジャパニーズオーク(ミズナラ)も、ホワイトオーク(洋樽)にはない味わいができるということで、海外に輸出されています。 日本の木材を使った樽で日本のお酒を熟成させることで、日本らしい味わいが生まれるということで、近年この日本樽も注目され始めています。

 

 このミズナラや山桜などの樹を女川町内で探し出し、ワイン樽として製作できないかと考えました。 しかし、ミズナラは北海道原産が多く、宮城での分布は少ないようです。日本の森は、乱伐され、政府主導でスギなどの針葉樹に植え替えられてきた歴史があります。私は、宮城県内の植物園などをまわり、樹木の先生などにアドバイスをいただきながら、女川の森を散策し始めました。そして、ついにミズナラの樹を発見することができました。しかし、樽材としてはサイズが足りません。現在、製樽メーカーさんと打ち合わせしながら更なる散策を進めているところです。

 

 この樽造りも長い年月がかかります。樹を切り出し、製材して、1~2年乾燥させ、また製材し、樽に組み上げ、トースト(焼き)などの加工をしていきます。女川産ワイン樽の製作を機に、農業と林業を掛け合わせた、森林資源を活用し、資金が回るような仕組みづくりができないかと考えています。 将来は、樽材に使われるような樹を植樹し、間伐や森林整備を行い、豊かだった森を蘇らせる。森に人間の手が入り、里山が復活することにより、シカによる森林被害も食い止めることができるかも知れません。

 

豊かさが残る女川の森や海に目を向け、女川で育まれた自然によるワイン造り。森と海と畑のコラボレーション。これでもかというくらい女川を詰め込んだワインを皆様にお届けしたいと思っています。そして、震災で壊滅的被害のあった女川の町からとびっきりの笑顔を届ける。それが私の使命だと思っています。

 

本プロジェクトの取り組みやこだわりについて広く知っていただき、興味をもっていただきたいという想いから、今回クラウドファンディングに挑戦いたしました!

 

 

|ビジョン

プロジェクトは、以下の計画を目指して進めてまいります! 

 

2025    プロジェクト開始
2028     3月 女川ワイン酵母分離・培養終了 (※第二目標を達成した場合)
2028    3月 女川ワイン樽完成 (※第三目標を達成した場合)
2028     10月 ぶどう収穫、委託醸造 (女川海洋酵母にて 発酵、女川ワイン樽にて熟成開始)
※第二、第三目標を達成しなかった場合、市販酵母使用、樽熟成しないワイン製造となります。
2029     5月 ワイン瓶詰め
2030     3月 ワインリリース(リターン品として発送開始

 

 

 

最後に

 

森林は大気中のCO2を吸収することで、地球温暖化の原因である温室効果ガス抑制のはたらきを担っています。温暖化に伴い、海洋水温の上昇による海域生態の変動によって海洋域の漁獲高の減少も考えれます。

 

森は間伐しなければ、樹木1本の光合成量は減少し、単位面積当たりの二酸化炭素吸収量は減少します。人工林は、適切に間伐しなければ、地面に光が届かず、草が生えず、土が固くなり、雨が降っても水を吸い込みません。保水力が失われ、地下水位が減少すると、日常的に川へ送り出す水量が減り、川の水量は減少します。また、針葉樹の根は落葉樹に比べ、短いので地盤が脆弱になり、山の斜面が崩壊する確率が高いといいます。

 

昔は、女川町の河川にも、サケが遡上し、産卵する姿がありましたが、河川の水量が減少し、サケの産卵する汽水域の環境悪化により、現在は見ることができません。人工林以前の始流には、蛍も生息していました。

 

被災した私たち世代にできることは、豊かな森と人々の暮らしを再現し、この土地に里山として人の営みを取り戻し、この地球の森と海を守り続ける決意をすることだと考えます。

 

森は海を豊かにする。

 

過去と未来をつなぐ責任が今の私たちにはあります。我々が本気で動かなければ、明るい未来は決して訪れません。豊かな未来を次世代に残していく覚悟。この震災が私たちに問いかけているものは、そんな私たちの覚悟ではないでしょうか。

 

是非、皆様のお力をおかしください!

 

ぶどう園植樹イベントの風景

 

 

応援メッセージ

 

國枝美佳

「社会イノベーションの方法と実践」第8章減災まちづくり 執筆者

女川本ぶどう園は、単なるワインの生産を超え、地域の減災まちづくりの一環となることを期待しています。このプロジェクトへの支援は女川の自然の恵みを活かし、新たな産業をおこし、未来への希望、そして地域の力(強靭性)を育てることになります。

 

そして支援を通して女川とつながり、そのつながりが女川の人たちの支えと励みになり、女川・三陸の復興につながります。ぜひ一緒に女川産のぶどう、酵母そしてミズナラの樽を実現させ、いつか女川の甲州ワインで乾杯しましょう!

 

須田善明

女川町長

女川町では起業を志す方々を対象に起業の場所を問わない「創業本気プログラム」を実施していますが、渡邊さんはその修了生。そして起業の地にこの女川を最初から選んでくれていました。

 

熱意はもちろん、女川に今まで無かったものが生み出されることに私もワクワクしていました!この地に移住し、一歩一歩準備を進めてこられた渡邊さんの夢が皆さんの支援のもと現実になることを願っています。その日が来たら女川で乾杯しましょう!

 

小松洋介 

一般社団法人VENTURE FOR JAPAN 代表理事

 渡邊さんの創業メンターとして3ヶ月ほど伴走させていただく中で、「どうしたら女川でワインを醸造し、女川という場所を豊かにできるか」について一生懸命考えて、動いて、また考えて、動いてと行動する姿にこの情熱は本物であると感じました。渡邊さんの女川ワインから始まる女川と渡邊さんの新しい物語が私は楽しみで仕方がありません!心から応援しています!! ぜひ皆さんにも応援いただき、女川ワインのこれからの物語を見守っていただけますと幸いです。

 

ミナノワール (女川町出身)

お笑い芸人・動画クリエイター・ソムリエ

女川でワインをつくる人がいるとの噂を聞き、渡邊さんと飲んだあの日。 お互いの持ち寄ったワインを飲みながら、ワイン談義に花が咲き5時間があっという間に過ぎていました。

 

甲州×牡蠣殻×女川の海からのワイン酵母 私のやりたいこと全部やるじゃん!!!が素直な気持ちです!笑

 

羨ましいです!!そして楽しみです!! 女川のワインをテイスティングしたい!と思うのは私だけではないはず! 女川町民だけではないはず! わくわくが現実になりますように!!

 

遠藤茂 

宮城県石巻地区森林組合理事、女川林業振興会会長

渡邊さんは、山梨県から被災地女川に、単独スクーターでやってきました。土地を探し、重機で一から畑を作り上げ、植樹後の苗木も順調に成長しており、収穫を待つばかりになりました。

 

その技術力と行動力は、ワインづくりに対しての熱い情熱がうかがえます。水産業で栄える女川に、一日も早く芳醇なワインの香りが、潮風に乗って漂うことを楽しみにしています。皆様方の温かいご支援をよろしくお願いします。

 

佐々木道彦
南三陸ワイナリー株式会社 代表取締役

女川で甲州ブドウを植えてワインを造りたいと数年前に初めて聞いた時は、単一ブドウ品種のみで被災地でゼロからやることは相当ハードで、経営的にも成り立つのか心配したことを覚えています。


しかしその後、地域の資源を活用して着実にブドウ畑を完成させ、女川産ワイン酵母や女川産ワイン樽など女川にしかない新たな価値を創造するというビジョンに共感するとともに、同じ思いで三陸沿岸部に立ち上げたワイナリーとしてとてもワクワクしています。
 

ぜひ一緒に三陸ワインバレーを実現しましょう!

 

 


20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

酒類販売管理者標識

・販売場の名称及び所在地:女川本ぶどう園 宮城県牡鹿郡女川町鷲神1丁目1番地1

・酒類販売管理者の氏名:渡邊雅樹

・酒類販売管理研修受講年月日:2023年12月8日

・次回研修の受講期限:2026年12月7日

・研修実施団体名:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会

 

プロジェクト実行責任者:
渡邊雅樹(女川本ぶどう園)
プロジェクト実施完了日:
2030年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ワイン委託醸造費 ¥1,000,000 ワインボトルラベル代(デザイン料込み)¥80,000 ワイン保管、発送費 ¥80,000 リターン品購入、発送費 ¥80,000 クラウドファンディング手数料 ¥260,000

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
ぶどう達は順調に育っております。ただ、自然相手のことですので、天候など万が一のことは考えら、収穫量、生産時期にずれが生じる可能性があります。その場合には1年間リターンを延期させていただきます。ぶどうの生育状況は活動報告書においてお伝えさせていただく予定です。ワイン委託醸造先は㈱南三陸ワイナリーさんを予定しています。女川産ワイン酵母は、自然の産物のため、採取するに際して、失敗する可能性もあります。その場合は、一般的なワイン酵母を使用する予定です。女川産ワイン樽も自然の産物のため、製作に失敗する可能性があります。その際は、女川産木材一部使用樽、宮城県産木材使用樽、一般的な洋樽、樽不使用、女川産オークチップ使用などになる可能性があります。ぶどうの生育状況により、女川以外から買い付けたぶどうで委託醸造する可能性があります。進捗は、ぶどう園便りでお伝えさせていただく予定です。
リターンを実施する上でのリスクについて
出来上がったワインをリターンとしてお届けすることをご了承ください。完成後、順次発送とさせていただきます。同ヴィンテージが在庫切れの場合、翌年のヴィンテージを発送させていただきます。もし、プロジェクト終了時期(2030年3月末)にワインが完成できなかった場合、ソムリエ資格をもつ園主が厳選したワインをリターン本数分だけお送りします。時間のかかるプロジェクトですが必ず成功させたいと思っています。

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プロフィール

●わたなべまさき ●女川本ぶどう園(Onagawa Koshu Vineyard)代表 ●広島県福山市出身 ●宮城県牡鹿郡女川町在住 ●大学卒業後、貿易会社にて営業職等を経験 ●震災をきっかけに自分のやりたい事をやろうと決意 ●山梨で甲州品種を使ったワインを飲み、感動し、自分も人を感動させるようなワインをつくりたいと思い、ワインの世界へ ●山梨県のワイナリーなどでぶどう栽培、ワイン製造を学ぶ ●山梨県産業技術センターワイン技術部、山梨大学ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム修了 ●資格ーJSAソムリエ、JSA酒ディプロマ、山梨大学ワイン科学士、大日本茶道学会正教授 ●趣味ーロッククライミング、トレイルランニング、味噌・梅干造り

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リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール、ぶどう園便り

感謝のメール、ぶどう園便り

●感謝のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月一回送付)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、オリジナルトートバッグ

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月一回送付)
●オリジナルトートバッグをお送りします

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

7,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン1本(375ml)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月一回送付)
●完成したワインを1本(375ml)をお送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
0
在庫数
200
発送完了予定月
2030年3月

10,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン1本(750ml)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●完成したワインを1本(750ml)お送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
22
在庫数
128
発送完了予定月
2030年3月

10,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、オリジナルグッズ

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●オリジナルトートバッグ、オリジナルTシャツ(サイズ選択:S/M/L/LL男女同じ)をお送りします

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

30,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン3本(750ml×3本)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●完成したワイン3本(750ml×3本)をお送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
2
在庫数
38
発送完了予定月
2030年3月

30,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、オリジナルグッズ、イベント招待状

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●オリジナトートバッグ、オリジナルTシャツ(サイズ選択:S/M/L/LL男女同じ)をお送りします
●ぶどうの房に雨除け用の傘掛けイベント、ぶどう収穫イベントの招待状(ぶどう園までの交通費は実費ご負担となります)
※笠掛けイベントの開催は7月、収穫イベントの開催は10月頃を予定しています。イベント日が決まり次第、メールにてお知らせいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

50,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン5本(750ml×5本)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●完成したワインを5本(750ml×5本)お送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
0
在庫数
10
発送完了予定月
2030年3月

50,000+システム利用料


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感謝のメール、ぶどう園便り、オリジナルグッズ、ぶどうイベント招待状、ワインリリースパーティー招待状

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●オリジナトートバッグ、オリジナルTシャツ(サイズ選択:S/M/L/LL男女同じ)をお送りします
●ぶどうの房に雨除け用の傘掛けイベント、ぶどう収穫イベントの招待状(ぶどう園までの交通費は実費ご負担となります)
※笠掛けイベントの開催は7月、収穫イベントの開催は10月頃を予定しています。イベント日が決まり次第、メールにてお知らせいたします。
●ワインリリースパーティー(2029年3月予定)の招待状(会場までの交通費は実費ご負担となります)
※開催日・会場場所の詳細については、内容が決まり次第、メールにてお知らせいたします。

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

100,000+システム利用料


alt

感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン10本(750ml×10本)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●完成したワインを10本(750ml×10本)お送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
3
在庫数
2
発送完了予定月
2030年3月

100,000+システム利用料


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感謝のメール、ぶどう園便り、オリジナルグッズ、ぶどうイベント招待状、ワインリリースパーティー招待状、ぶどう園見学

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●オリジナトートバッグ、オリジナルTシャツ(サイズ選択:S/M/L/LL男女同じ)をお送りします
●ぶどうの房に雨除け用の傘掛けイベント、ぶどう収穫イベントの招待状(ぶどう園までの交通費は実費ご負担となります)
※笠掛けイベントの開催は7月、収穫イベントの開催は10月頃を予定しています。イベント日が決まり次第、メールにてお知らせいたします。
●ワインリリースパーティー(2029年3月予定)の招待状
(会場までの交通費は実費ご負担となります)
※開催日・会場場所の詳細については、内容が決まり次第、メールにてお知らせいたします。
●園主が直接ご案内するぶどう園見学ツアー(※有効期限2025年12月、開催日要相談、ぶどう園までの交通費は実費ご負担となります)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

300,000+システム利用料


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感謝のメール、ぶどう園便り、ワイン30本(750ml×30本)

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●完成したワインを30本(750ml×30本)お送りします
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
お酒のリターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
0
在庫数
3
発送完了予定月
2030年3月

600,000+システム利用料


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感謝のメール、ぶどう園便り、企業(氏名)看板小

●お礼のメールをお送りいたします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●ぶどう園に企業広告(氏名)看板(900×600)を設置いたします

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

1,000,000+システム利用料


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感謝のメール、ぶどう園便り、企業(氏名)看板大

●お礼のメールをお送りします
●ぶどう園便りをお送りします(PDF形式でメールで月1回送付)
●ぶどう園に企業広告(氏名)看板(1800×600)を設置いたします

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2030年3月

5,000,000+システム利用料


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ぶどう苗木オーナー

●ぶどう園の垣根一列(ぶどう苗約10本)のオーナーになれます
※オーナー苗木から収穫したぶどうの本数分を毎年、お送りいたします。
※有効期限はなく無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合でも、支援者様への返金はいたしかねますのでご了承ください。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2034年12月

プロフィール

●わたなべまさき ●女川本ぶどう園(Onagawa Koshu Vineyard)代表 ●広島県福山市出身 ●宮城県牡鹿郡女川町在住 ●大学卒業後、貿易会社にて営業職等を経験 ●震災をきっかけに自分のやりたい事をやろうと決意 ●山梨で甲州品種を使ったワインを飲み、感動し、自分も人を感動させるようなワインをつくりたいと思い、ワインの世界へ ●山梨県のワイナリーなどでぶどう栽培、ワイン製造を学ぶ ●山梨県産業技術センターワイン技術部、山梨大学ワイン・フロンティアリーダー養成プログラム修了 ●資格ーJSAソムリエ、JSA酒ディプロマ、山梨大学ワイン科学士、大日本茶道学会正教授 ●趣味ーロッククライミング、トレイルランニング、味噌・梅干造り

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