日本人の英語習慣変革とケニア女性の雇用を生み出すアプリを作りたい

 

 

日本の英語学習を変えたいという使命のもとに

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。山口県下関市で英会話講師をしています、藤永妙香（ふじなが たえか）です。日本の子どもたちが世界で活躍できるよう、日本人の英語力を変えようと活動しています。

 

 

高校生まで日本で学生をしていましたが、「周囲に合わせる・常に空気を読む」という日本の空気感が合わず、自分には協調性がないのではとよく思っていました。

 

そんな中、進学先の大学を探していた時に、もともと憧れていた渡米の夢がどんどん大きくなり、アメリカのシアトルへの留学を決めました。

 

日本でそれなりに英語の勉強をして留学をしたつもりでしたが、英語が出来て当たり前の社会での生活は大変で、「言いたいことが言えない・わからない」と毎日悩みました。

 

そんな中、私はアメリカ人に混ざり必死に勉強と実践を繰り返し、アメリカ人でも2年で卒業するのは13％と言われているカレッジを2年で卒業することができました。また、アメリカで出会い、英語でいろんなことを語り合った、世界中の友人たちは、今でもかけがえのない大切な存在です。

 

私の使命は、私が日本で学生だった頃に出会いたかった先生として、生徒の夢を全力で応援すること。そして、彼らが堂々と英語を使い、グローバルに活躍できる人材になるように、日本の英語学習の状況を変えていくことです。

 

 

 

 

EF EPI英語能力指数^*での日本の英語力の順位は、100カ国中53位まで落ちています(2019年時)。学校でも英語学習に多くの時間を割いているのに、なぜこのような状況にあるのでしょうか？

 

 

(* 出典：EF ジャパン https://www.efjapan.co.jp/epi/)

 

日本人は小学校2年間＋中高6年間で英語を学んでいきますが、英語を実際に使える割合は2割だと言われています。

 

それは、多くの日本人が「失敗が怖い」「完璧主義」「間違えて恥ずかしい思いをしたくない」という意識が強く、せっかく勉強しても英語を使えずにいるからだと思います。

 

「どうすれば、日本人は自信を持って英語を使えるようになるのだろう？」

 

13年間、世界中の日本人に英語を教えながら、その問いの答えとしてようやく3年前にたどり着いたのが、「音読電話、略してONDEN」でした。

 

ONDENは、私が運営している英語学習教室の生徒さんがレッスンの復習をできるようにと、当初は週に一度、私が生徒に電話をかけ、生徒が電話口で前回学習したことを音読するというスタイルで、始めたものでした。

 

レッスンの翌日に私からの電話で学習したことを自分で思い出すことで、定着率が増し、次のレッスンでは復習に時間をかけずにレッスンを前に進めることができ、ONDENの手応えを生徒も私も感じていました。その手応えから、「回数を増やしたらもっと定着するのでは」と考え始め、希望者をつのり、毎日ONDENを開始しました。

 

毎日ONDENをすることで、月曜から土曜まで、決まった時間に電話を通じて、レッスン内容のみならず、英検®︎や学校のテスト範囲など、生徒一人一人に合わせた学習をより深く、濃く行うことができるようになりました。

 

生徒からは、以下のようなたくさんの驚きと嬉しい声が届きはじめました。

・赤点だった英語で50点満点中46点を2回連続取った

・自信がついて来た

・小学生が自分で英語を読めるようになった

 

 

 

 

■ONDENのしくみ

 

①毎日あなたが決めた時間に担当の聞き手からコールがあります。

②コールを受けたら音読開始です。

※音読する材料は生徒さんに合ったものでOK！ONDENアプリでは「英検®︎＋英会話上達オリジナル教材」をご用意しています。

③聞き手が 頑張るお子様の音読に耳を傾けます。

④8分終わったら、聞き手に挨拶をしてコールを終わります。

 

 

1対1でコミュニケーションをとり、聞き手にコールの間、自分一人にしっかり集中してもらえることで、集中力、自己肯定感、学力など向上の効果が期待できます。

 

また現在、インドネシアより2名、ケニアより1名が聞き手を務めてくれています。日本語や英語のレベルもまちまちな彼らですが、共通することは「生徒の音読を真摯に聞いてくれる姿勢」「相手に共感してくれる気持ち」です。

 

常に生徒を励まし応援する姿勢で、聞き手として立派に活躍している彼らから、子どもたちも学ぶことが多く、国際交流の機会にもつながっています。

 

 

 

 

今回のクラウドファンディングを通じて、2つ実現したいことがあります。

1つは「ONDENアプリ」の開発です。

 

今まで手動でLINEなどを利用して行なっていたONDENは、現在専用アプリを開発しているところです。

 

専用アプリでは簡単にスケジュール管理などができ、生徒や聞き手の個人情報をやり取りすることなく、レッスンの実施が可能になります。9月に完成予定のアプリに、もっと便利に楽しく、効果的に学べる機能を追加し、一人でも多くの日本人に届けていきたいと思っています。

 

 

ONDENアプリは、私たちの学習を変えていきます。

 

・宿題を親の声かけなしで生活に組み込み、自動的に楽しく実践できる

 

・音読することで、受け身授業や一方通行の英会話では決して身につかない実践力や主体性が身に付く

 

・教科書やテキストの音読で記憶に定着し、テストの点数が上がる

 

上記のような効果を提供できると考えています。

 

 

 

またONDENアプリを通して私が目指すこととして、ケニアで女性と子どもを守る施設の建設があります。

 

 

ONDEN学習はAIではなく、ケニアの女性(聞き手)と生徒をつなぐプラットフォームです。

日本人が学習ができると同時に、世界に雇用のチャンスを生み出すプロジェクトでもあるのです。

 

まずは友人であり、現在聞き手をしているケニアに住むダンカン先生の地域に雇用を生み出すことから世界を変えて行きます。

 

ダンカン先生は、ケニアで女性と子どもを守る活動団体の代表をしています。今回、その団体と協力し、現地で弱い立場におかれている女性たちに安定した雇用を生みだすこと、またその方々が安心して仕事や生活を営める施設の建設を進めていきます。

 

 

ケニアでは、女性と子どもに対する暴力が多いほか、仕事がなく生活ができないために、DVなどの被害にあいながらも逃げることが出来ないケースが多くあります。

 

そういった女性や子どもたちに必要なのは、自立するための仕事であり、安心して生活できる場所なのです。

 

今回のクラウドファンディングの資金の一部で、30名〜90名の女性とその子どもたちが安心して滞在できる施設を建設していきます。そこに滞在する女性たちには、ONDENの聞き手を務めてもらうことで、毎月安定した収入と、世界の人とつながり、社会から必要とされる喜びを感じられる仕事を提供していきたいと思います。

 

 

 

 

今回のプロジェクトの資金使途については以下で考えています。第1目標は500万円ですが、より多くのご支援が集まれば、ONDENアプリの機能やスタッフ拡充、またケニアの施設の充実につなげていくことができます。

 

●第1目標：500万円

・ONDENアプリの追加機能拡充と広報費

：日本語への対応・オリジナル教材の充実など

 

・ケニアの女性をサポートする施設建設費用の一部

：女性と彼女たちの子どもが滞在できるドミトリー1棟の建設

 

●第2目標：700万円

・ONDENアプリの更なる追加機能拡充と広報費

：聞き手スタッフの更なる募集など

 

・ケニアの女性をサポートする施設建設費用の一部

：女性たちが安心して使えるバスルームの建設

 

●第3目標：800万円

・研修費と広報費

：ONDENアプリの聞き手スタッフと生徒募集

 

・ケニアの女性をサポートする施設建設費用の一部

：更に多くの女性と子どもたちが滞在できるドミトリー2棟の建設

 

●実施スケジュール

・アプリリリース：2021年8月〜予定

　1年かけて、機能の充実と聞き手研修の実施・生徒と聞き手の増員を実施

・ケニアの施設建設：2021年12月頃建設開始予定

　2022年10月末までに施設の建設完了

 

※2021年8月にONDENアプリのリリースを行い、2022年10月31日までにケニアでの施設建設、及び ONDENアプリの機能拡充などを行ったことをもって、プロジェクトの実施完了となります。

 

 

 

 

「〇〇しよう！」と自分で目標を立てただけでは、その達成率は10%ですが、達成率を95%に上げる方法があると言われています。それは「人と一緒に行うこと」です。

 

毎日見守ってくれる相手がいるから自分も頑張れる、そんな人間心理を利用したONDENアプリは目標達成度を10%を95%にし、学習はもちろん生活・人生を変える力を持っていると信じています。

 

人生を変えるのは知識ではなく、実践したことです。そんな実践の機会を毎日設けることで、自然と英語が身につき、自信を持って生きた英語でコミュニケーションをとっていくことができると思います。

 

またONDENを通じて、海外の人と日本の人とがつながる機会も作られます。ケニアにいる女性たちは仕事を通じて、自立と生活の場を得られます。また、日本の人にとっては遠く感じる世界を身近に感じるきっかけも得られると思います。

 

 

学習・生活習慣を見直しながら、世界とつながり、それがケニア女性の雇用を生む社会貢献にもなる。ONDENを通じて「みんなで幸せ」になる社会の実現の一歩につなげていきたいのです。

 

私個人の体験となりますが、14年前、初めての妊娠でつわりが酷く、離職しました。その後、産後うつや離婚も経験しましたが、どんな状況でも「喜びを持って社会とつながり、収入を得る大切さ」を痛感して来ました。

 

辛い経験も経て、英語がきっかけで今の主人と出会うことが出来ました。

 

 

英語が私の世界を限りなく広げてくれたように、このプロジェクトが一人でも多くの日本の子どもたちの本当の英語力、そしてケニアの雇用につながるよう、あなたの力を貸してください。

 

日本中にONDENの学びを広げ、一緒に英語学習と雇用を変えましょう。

ご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

WISやまぐち　女性創業応援やまぐち株式会社

 

 

 

 

 

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