新入り　ピノちゃん

 

 

 

 

 

新入りさんは突然に･･･

 

 

いつも保護っ子の受入れは突然のタイミングでやってきます。

 

だからとても厄介です。

 

事前に分かっていたらハード面の準備も心の準備も出来て楽なんですが･･･。

 

昨年交通事故に遭い、顔面骨折した状態で我が家にお迎えしたパルちゃんのママのピノちゃん。

パルちゃんの事故以来、飼い主のおばあさんには「このままだとまた事故に遭う可能性が高い」と、再三にわたり我が家への迎え入れを説得してきました。

 

心臓にペースメーカーも入れられご高齢でお一人暮らし、お子さま達も離れたところに住んでおられ猫を飼うことはできません。

おばあさんは昨年から、後々はこちらで受け入れることを希望されながらも、手放すのが寂しいからとずっと手元に置いておられました。

 

突如、そのおばあさんから「ひどい皮膚病になっているので病院へ連れて行ってほしい」と連絡を受けました。

 

臆病で普段から触れない子なので、色々な捕獲方法で試してもらいましたが難しく、最終的には捕獲用の網で捕まえてようやく病院へ連れて行けました。

（↑　病院へ連れて行った時の様子です）

 

かなり前から症状が出ていたと聞いたので、ひどくただれて大変なことになっているのではと心配しましたが、皮膚病というよりは毛をむしっている感じで皮膚は綺麗で毛が薄くなっているだけでした。

 

ストレスなのか、アトピーなのかどちらかでしょうということで必要な処置をしていただきました。

 

病院に行く際に、「もうこのままこちらで預からせてほしい。」というお話をしましたが、帰宅時は「もしストレスなら、今環境の変化は良くないので返すしかないのかな…」と思っていたところ、おばあさんの方から、「またこんなことになるならこのまま預かってほしい。」と言われました。

 

ということで、ピノちゃんは5/12日から我が家にいます。

 

本来なら完全個室で2週間隔離するのですが、

おばあさん曰く「4月から外に出してない。」ということで、パルちゃんのいる一階のケージに入ってもらいました。

 

とても臆病なピノちゃん。

固まってしまってなかなかご飯も食べてくれませんでした。

脱水が心配になりましたが、お水の方は比較的早くから飲んでくれ、ご飯も少しずつ食べ始られるようになりました。

 

ピノちゃんは、2016年にパルちゃん達と集合手術に参加しましたが、既に妊娠していたので、我が家で出産しております。

（　↑　当時（2016年）の出産直後のピノちゃん）

 

4匹の可愛い女の子を産んで育児を頑張ってくれた後で、パルちゃん達のいるおばあさんのお家にお返しした子です。

 

（　↑　当時の子猫達との様子です）

 

以前いた時は、2階の保護部屋で今も我が家で暮らしている子たちの大半と一緒に過ごしたことがありますが、それももう5年以上前のこと･･･。

さらに今回は一階の別のお部屋。

 

息子のパルちゃんしか頼れる猫はいません。

それなのに当のパルちゃんはわかってるのか微妙な感じ😓

 

みんなが代わる代わる覗きに来て、必死で中の美味しいご飯を奪おうと虎視眈々と狙っています。

やっぱり一人のお部屋にするべきだったかと少々反省している保護主です😔

 

一日も早く環境に慣れてくれますように。

そして、皮膚の状態もよくなりますように！

 

そんなわけで、急遽５６匹になってしまいましたが、ピノちゃんの受入れはいずれはと視野に入れていたことなので、1匹増えはしましたがみんなのお世話頑張っていきます。