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ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!

【思い出す。】
大きい猫のポヨちゃんは、私がテーブルでご飯を食べていると、いつも横にやって来て、シッポで私の脛部分をパタパタやり、お尻ポンポンを促す。
そしてお尻ポンポンをしながら、いつも思い出す人がいる。
ガテラの古い友人にボスコという体格の良い男性がいた。虐殺のずっと前、彼はナイロビに移り住み、そこでツアー関係の仕事をしていた。
かなり体格がよく、肌の色味といい、肉付きといい、何となくカバのような人だった。
その人の首の後ろと、ポヨちゃんの首の後ろがそっくりなのだ。
ほら、体格の良い人、首の後ろの肉付きも良かったりするから、何となくこんなふうに肉が溜まる。
それがそっくりなのです。
ボスコは三枚目を装って冗談を言って、回りを和ませるのがうまかった。そしてナイロビに行くと、いつも私たちのエスコートをして、いろんなところに連れて行ってくれた。ガテラの友人の中では、一番話しやすかった。いちいち彼の前では気取らなくても良かったから。
彼は長いこと病気を患い、ナイロビで亡くなった。亡骸をルワンダに運び、お葬式をした。突然の訃報に驚き、にわかには信じられなかったけど、横たわった亡骸を見て、私は泣いた。後にも先にも、ガテラの知り合いのお葬式に行って、泣いたのはこの時だけだった。そこで初めて彼の死が現実になった。
遠くに行ってしまったボスコだけど、毎朝ポヨちゃんによって彼のことは思い出される。
だから明日も私はお尻ポンポンをするのだ。
追記:ボスコのお葬式に行って、初めて故人の顔をプリントしたTシャツを近しい参列者に配って、みんなで着るという場面に遭遇した。このTシャツを今後着ることがあるのかないのか、その辺はわからないが、亡くなった人の顔が描かれているTシャツを着るというのが、結構衝撃的だったことを覚えている。
最近のお葬式では、そうしたTシャツや故人の顔写真の缶バッチを作って身につけたりしている。
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500円靴修理コース(コーヒー一杯の節約で支援)
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1000円杖1本コース(定食一回分の節約で支援)
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