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ルワンダを含む東アフリカでは、時間の数え方が日本と違う。

日本は夜中の12時を境に翌日となる。でもこっちでは夜明けが一日の始まりとなる。

ルワンダは赤道直下なので、大体一年中同じような太陽の昇り方と沈み方をする。

朝6時辺りだろうか。そこから時間を数え始める。つまり朝7時を1時とし、8時は2時、9時は3時と表現する。

そして夕方6時頃には日が沈むので、夜7時がまた1時となる。こっちのお昼の12時が6時、夜中の12時も6時となります。

大抵この東アフリカ風の時間の数え方で話を進めて問題ないのだが、たまに英語を話せる人（私も含め）が時間を伝える時、うっかりそれを間違えることがある。頭の中で西洋の時間とスワヒリ時間（東アフリカの時間）がごっちゃになるのです。

例えばこっちで午前10時に会いましょうという時、こっちの表現だと4時に会いましょうとなるのだが、慌てて「four o'clock」と言ってしまうと、相手はこっちの午後4時だと思ってしまうのです。

そんなふうに時間の数え方が違うものだから、夜中の2時出発という航空券を買うと、その時間に対する観念が生まれつき違っているから、日付をまたいだという意識がなく、日にちを間違えてしまうのではないかと心配になる。

そして実際時間を勘違いして乗り損なったという話も聞くので、きちんと航空券を確認させないと、慌てることにもなるのであります。

でもこの太陽と共に一日が始まって終わるというの、何となく好き。これも赤道に近い国だから違和感がなく、日本のように日の出と日の入りが一年で大きく違う場所だとやりづらいのかもしれない。