コロナで影響を受けた飲食店達が大喜利で関係業者とひとり親家庭を応援

はじめまして、名古屋市栄4丁目「通称女子大小路」でBarを10年ほど経営しております。

冨田貴文と申します。

 

小さい頃は地元名古屋のモデル事務所に在籍し、TVCM出演、お笑い劇団にも所属しておりました。小学生の時に東海地区のみの放映ですが、「まぁ一本、まぁ一本と」でお馴染みの鎌倉ハムの子役としてCMにも出演しておりました。30代半ば以上の方なら大概ご存じの方も多いと思います。

 

 

またお笑い好きが高じて学生時代にお笑い芸人を目指し、大須演芸場を中心に出演させて頂いていました。そして地域活性化、飲食店を盛り上げる為、「NOA(名古屋お笑いアソシエーション)」というグループを立ち上げ、仲間の飲食店の方々と年に1・2回、約10年に渡り大須演芸場にてお笑いイベント大喜利大会を開催しております。

 

飲食店をやっていて一番嬉しいこと。笑顔、笑い声を聞くこと。

お客様の笑顔を違う場で飲食店のみんなで笑いで人を元気にしたい！という思いで活動しております。メンバーも様々で、Bar、パブ、ホスト、料理人など接客で磨いた話術を披露し、通常なかなか難しい集客のアピールの場としても活動しております。

 

活動が認められ、地元の新聞にも何度か取り上げて頂いたことがあります。

 

 

ある日、緊急事態宣言中、仕事を休んでおり、朝コーヒーを飲んでいる時に何気なくニュースを見ていてひとり親家庭がコロナでの影響で満足に仕事もできず、お子さんに満足にご飯も食べさせてあげられず、お水だけで何日も過ごしたり、女性には必要な生理用品が購入できない等のニュースを聞いて大変ショックを受けました。

 

現在、コロナ禍により演芸場はじめ飲食店及び関係業者さん(酒屋、おしぼり屋)が苦しい状況に陥っております。また大須演芸場も寄席など興行も思うようにできず存続の危機になっております。

「地域と共に歩む文化拠点」である演芸場の力にもなりたい。

更に来客の方々へお土産として酒屋さん、おしぼり屋さんから商品を提供していただき、少しでも売り上げの足しになればと考えております。満足に営業ができない飲食店も大喜利を通じてお店のアピールが出来、少しでも集客に繋がればと考えております。

 

仕事をできないだけで落ち込んでいてはいけない、何か僕たちでできないか！

 

打撃を受けた僕達、飲食店で打撃を受けた大須演芸場でお笑いライブ大喜利大会をやってお客様を笑顔にして、収益をひとり親家庭に寄付をしよう！と思い立ちました。

 

大喜利とは「客も喜び、演者も利を得る」という意味です。

まさにお客様に笑顔になって喜んで頂き、利をみんなで分けていきたい

 

開催日は2021年10月24日(日)！！

開演18:00！

 

「飲食店の皆で世の中を明るく笑顔にしたいっ！」の思いで2年振りに大喜利大会を開催しようと考えております。

 

 

また、共に影響を受けているライブハウスさんにも協力を仰ぎ、インターネット配信も致します。

 

■「おしぼり屋さんの声」

 

弊社 ㈱丸宮商会は名古屋市中川区にあり50年以上貸しおしぼり業を営んでおりますが、2020.1~現在迄のコロナ禍での飲食店の時短・休業により売上が平均約35%、毎月減っています。

 

 

 

配送コースの減便、全従業員の勤務調整、銀行借入、補助金助成金でなんとか営業を続けております。

先行きは不透明ですがコロナ対策にもなり、日本の文化であるおしぼりをもっと様々な場に広めていきたいです。

 

 

■「酒屋さんの声」

 

「いつまでこの状態が続くのか」弊社は業務用専門の酒販店です。

いくどとなく発令されるまん延防止、緊急事態宣言。そしてアルコールの提供禁止。

酒販店や酒メーカーなど、飲食店に関連する産業への影響は大きい一方、行政の協力金などの支援は乏しいです。人件費、家賃等の固定費を削減しても、限界はあります。

このままでは倒産に追い込まれる町の酒屋が出てくる可能性もあります。

外食の文化とそこに卸している出入り業者の未来の為にも、政府に最善の対策を求めていきたい。

 

酒専門店YOSHIDA代表取締役 吉田隆彦

 

■「飲食店さんの声」

 

尾張名古屋の繁華街である栄四丁目、通称「女子大小路"そんな街、女子大”」の呑み屋

「GOAT 代表 山川大介」であります。

 

この街に限らずコロナ騒動禍で飲食店は軒並み疲弊しておるどころかそれを取り巻く酒屋、おしぼり屋、氷屋、カラオケ業界等々、様々な業種の皆さんも疲弊しております。

 

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令で休業や時短営業も余儀なくされ深夜帯の営業時間だった当店も昼営業など試行錯誤しながらやって参りましたが流石に売上は5〜6分の1程度に下がってしまいましたし、時間が逆転しとりましたので時差呆けの様な感覚になり体調の管理もなかなか難しくラナルータの魔法の取得まで考えたものでした… (笑)

 

「協力金や給付金が貰えてええな」なんても言われ、それはそれで助かりますが、やり甲斐のない日常が続き己自身が腐らんように続けておりました。

その様な中で栄駅を中心とした周辺の街の飲食店のスタッフが集まり協力し合って開催する大喜利は水商売という素人だけに野暮ながらも会場に集まっていただいたお客さんだけに限らず、その周りの方々にも少しでも笑顔になっていただけたら、街に活気が戻ったら、皆さんが少しでも元気になっていただけたら、おこがましいと感じながらも、そう思い祈っておりますのでご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

我々は、この騒動禍は「幸せへのまわり道」だと思い前を向いて進んでいく所存で御座います。そして皆さまにあっても、そうあらん事を願い挨拶とかえさせていただきます。駄文、長文を最後まで読んでいただき有り難う御座いました。

 

■「ライブハウスさんの声」

名古屋の栄4丁目にありますライブハウス『TIGHT ROPE』代表の矢神と申します。2001年に女子大にopenし、今年で20年になります。

 

今回のコロナ禍でキャパシティ制限、営業時間制限、酒類販売制限などの影響を受け、全国のライブハウスは大打撃を受けております。また、ライブハウスに出演して頂いているミュージシャンや芸人の皆さんも同様に苦しんでいます。

 

最近では感染拡大防止のガイドラインに従いライブを開催したり、配信ライブを行う等、感染が広がり始めた当初よりも前に進んでいるイメージがあるかもしれませんが、キャパシティ制限がある上での営業は単純に50%の売り上げ減となり、営業時間の短縮の影響で中止、延期になった公演もあり、年間で見ると70%〜80%近く売り上げが減少している状況がまだまだ続いております。

 

そんな中、このプロジェクトの話を聞いた時に希望を感じました。笑顔を作り、苦しんでいる業界を支えていこうという考え方、そしてそれを実行していく行動力。このプロジェクトの主催者とは10年以上の付き合いになりますが、彼はいつも人の為に動く人間です。

 

未だ先が見えずに苦しんでいる方が沢山いる中、今回のプロジェクトが少しでも多くの方に届き、少しでも多くの笑顔が生まれる事を願っております。

 

株式会社アンビエンス

代表取締役

矢神 和人

 

 

 

■今回リターンの中のグッズは地元名古屋のアパレルブランド「SQUARE」さんにデザインを依頼。

 

今回のお話をさせて頂き、思いに共感して頂き快諾して頂きました。コロナ禍には欠かせないマスク、演芸場ならではの手ぬぐいをオリジナルでデザインして頂きます。

 

 

今回、クラウドファンディングで目標としている金額は100万円。この金額は演芸場使用料、関係業者さんへのリターンの分としての支払い、ひとり親家庭 への寄付に充てさせていただきます。

 

■募集する100万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

 

2021年10月24日（日）に開催する「NOA大喜利大会」のため、演芸場使用料等30万・ネット配信料5万・Readyfor手数料17万・大喜利大会当日お越しいただいた方へ「おしぼり」と「お持ち帰り用お酒」代金10万・リターン費10万・残りは全て認定NPO法人フローレンスさんへ、ひとり親家庭の支援として寄付致します。

 

※新型コロナウイルスなど、やむを得えない事情によりイベントが開催できなかった場合、頂いたご支援金は認定NPO法人フローレンスさんへ、ひとり親家庭の支援として寄付致します。

 

■最後に。

飲食従事者は窮地に立たされています。けれどそれ以上に苦しんでいる方々もいます。私達が店舗を構えていられるのはお客様は勿論のこと、酒屋さんはじめ多くの飲食従事者に支えられて営業できております。

 

そしてその飲食従事者や飲食従事者の中にもお子さんがいらっしゃる方も沢山いらっしゃり、僕自身も子供がおり、お子さんにご飯を食べさせてあげられないということが事実にあるということは本当に心苦しくて胸が締め付けられます。僕の仲間にもひとり親家庭さんもいらっしゃります。

ひとり親家庭の支援として寄付や、せめてご飯を食べて笑顔になってもらいたいのです。

 

大須演芸場さんにも約10年に渡り大変お世話になっております。ぽっと出の素人が演芸場を借りて大喜利を行う事に対しても快く引き受けていただきました。

 

今回クラウドファンディングを試みようと考えたのも酒屋さん、おしぼり屋さん、ライブハウスさん、飲食店方々に直接寄付する事もできると思いますが個々の力では限界があります。

 

「何とかしたいけど、どう動いて良いのか分からない」「個人で動いても限界がある」という方々が殆どです。日頃はライバルとして切磋琢磨している飲食店同士が一つの目標に向かったときのパワーは計り知れないものがあります。

 

年末には飲食店関係の方が50名程集まる来年に望む「望年会」、夏には飲食店関係の方々が協力して地域を活性化させる団体「女子大活性化委員会」を立ち上げ、池田公園に石碑を建てる為、池田公園にて開催するお祭り「女子大小路フェスティバル」を実行してきた我々だからこそ、皆で一致団結して進みたいと考えております。

 

僕自身、多くの方に支えられ、助けて頂き、今があります。

ご縁やご恩をこれがきっかけで繋がって頂きたい。

日頃お世話になっている方々を少しでも笑顔にしたい、ただそれだけの思いです。

個人の力では限界があります。

皆様のご支援が必要なのです。何卒、ご協力お願い致します。