READYFOR
クラウドファンディングとははじめるさがす
購入型
成立

【第3弾】日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。

武藤祥子

武藤祥子

【第3弾】日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。
支援総額
2,965,000

目標 2,800,000円

支援者
246人
残り
終了しました
プロジェクトは成立しました!
11お気に入り登録11人がお気に入りしています

11お気に入り登録11人がお気に入りしています
2015年04月01日 12:32

「芝居番付」撮影作業

お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。


学校が春休みに入ったのでしょうか、このところご家族連れで利用される方が何組かいらっしゃり、当館の資料を楽しそうに見ている姿に春の暖かみを感じます。


さて、現在立命館大学アート・リサーチセンターで進められている「芝居番付」デジタル化作業のレポートと写真を、立命館大学大学院文学研究科の青山いずみさんにお送り頂きました。


今回は「番付の撮影」です!


いよいよデジタル化作業の肝に入って参りました。先日立命館大学アート・リサーチセンターのカンファレンスに於ける発表の折、撮影作業を見学させて頂きましたが、詳しいお話を伺う時間がなかったため、当館のスタッフもレポートを楽しみにしていました。


それでは、以下のレポートをご覧ください!
------------------------------------------------------------------------------------------------

前回は撮影の前段階に行う作業として「シワ伸ばし」についてお伝えしました。
今回は番付の撮影についてお伝えしたいと思います。

 

データベースの各資料の情報は資料の画像を作成し、その画像をもとに必要な情報を抽出します。そのため、この撮影作業は欠かすことの出来ない工程となります。

撮影スペースはあまり広くありません。(イメージとしては大人が3人~4人ほどが立って入れる程度です)

 

撮影作業スペース


この撮影スペースは常時撮影に必要な機材が揃った状態にしてあるため番付を運び込むだけで撮影することができ、松竹大谷図書館さんからお預かりしている番付もこのスペースで撮影を行っています。(大きさによっては別の場所で撮影を行うこともあります)


データベース用の撮影のポイントは、「記録・保存」です。商品カタログ撮影のように作品としてキレイに撮影することが目的ではなく、資料として客観的に情報を記録するという目的のもと行われているため、たとえば汚れがあるからといって、それを隠すことや虫損の跡を見えないようにする細工は施しません。

 

まず撮影台の上に番付を置き、折れ等があった場合に竹ベラで直し、さらに番付の上からガラス板を乗せることで紙に歪みがなくなり、キレイに伸びた状態を保ちます。

竹ベラでの折れ直し・・・ガラス板を上から置く前に竹ベラで優しく伸ばします。


また、この時にカラーチャートを番付のそばに置き撮影します。

カラーチャートを一緒に撮影することで正確な発色の写真を撮影できるだけでなく、資料の大きさを認識することも可能にします。

 

番付は紙に印刷された資料であるため大きさに個体差があります。撮影する際は番付ごとにカメラの位置を調整しなければなりません。現在のカメラは、コントロールするパソコンに撮影前のビデオ映像が送られてくるため、それを見ながら、カメラ・番付の位置を微妙に調整します。

カメラの位置調整・・・カメラの位置調整は手動で行っています。

 

撮影が終わると番付の管理表にチェックをいれ、この作業が繰り返されていきます。

チェック・・・(撮影担当)撮り忘れがないか・番付の点数が合っているかを確認しています。

撮影された画像はすぐに撮影者とは別の確認担当者のパソコンに送られ、画像に不備がないかのチェックを原資料と突き合わせながら行われて撮影の全行程が終了します。
 

 

確認作業・・・(確認担当)撮り忘れがないか・番付の点数が合っているか・再撮影(ブレなどがある場合)が必要なものがないか最終確認を行っているところです。

 

このように一枚ずつ丁寧に撮影を行い一日に何十枚もの番付のデジタル画像が出来上がります。

------------------------------------------------------------------------------------------------
「シワ伸ばし」から「撮影」「確認作業」と、何人ものスタッフの方の手を経てデジタル化が進められていく工程が良く分かりますね。しかも番付たちがとても優しく丁寧に扱われている様子が伺えます。


撮影の際、番付の上にのせているガラス板は、厚みがあり、その分重さもかなりあります。撮影の都度持ち上げて、番付に歪みが出ないよう注意深くおろさなくてはならないので、スタッフの女性の肩や腕に大変負担がかかるそうです。色調にも気を使って撮影されるアート・リサーチセンターの画像は大変美しいと、元プラハ国立美術館東洋館館長ヘレナ・ホンクーポヴァ氏がカンファレンスの基調講演で言っておられました。当館の番付の画像も出来上がりがとても楽しみです。


3月2日の時点で500枚の撮影(ショット数にすると670)が終わったと伺いましたが、この大変な作業がこれからあと10倍以上もあるかと思うと、本当に頭が下がります。立命館のスタッフの皆様、これからもどうぞ宜しくお願いいたします!

一覧に戻る

リターン

3,000

■サンクスメール
■4月末に報告メール
■HPに名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします

支援者
25人
在庫数
制限なし

5,000

3,000円の引換券に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
 2種類1組セット
蔵出し台本「仮名手本忠臣蔵」&「機動戦士ガンダム」の表紙の特製デザイン!

支援者
99人
在庫数
制限なし

10,000

5,000円の引換券に加え、
■台本カバーに支援者のお名前をお入れします

※作品リストより(本文「引換券について」の台本カバーの説明のところから見られます)ご希望の作品の「台本番号」と「タイトル」を応援コメントにお書き下さい
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします

支援者
105人
在庫数
制限なし

30,000

10,000円の引換券に加え、
■「かふきのさうし」オリジナル文庫本カバー
■歌舞伎座ギャラリーペア招待券
■歌舞伎座ギャラリーガイドツアー
(お申込み先着順)

支援者
12人
在庫数
制限なし

50,000

30,000円の引換券に加え、
■図書館見学会にご招待
※午前(15人)/午後(15人)
「午前」「午後」のご希望を応援コメントにお書き下さい
※今すぐ決まらない方は、プロジェクト達成後にもご希望をお伺いいたします

支援者
12人
在庫数
16

プロジェクトの相談をする