イタリアから指揮者を招いて若手演奏家育成企画を実現させたい

▼自己紹介

『サルバベルカント』とは、

弊社代表「峯川知子」の亡き師のアントニオ・サルバドーリのサルバと、

イタリアの伝統唱法ベルカントを合わせた造語です。

ベルカントとは、”Belcanto”すなわち「美しい歌」「美しい歌唱」。

サルバとは”Salva”つまり「救う」を意味し、

今や世界中で失われつつある幻のベルカントを取り戻す、

偉大なるムーブメント（芸術運動）でもあります。

 

 

オペラ全盛期に確立された発声法は、

「自然で美しい声」

「声域の高低にわたって均質な声質」

「日々の鍛錬によって、高度に華麗な音楽を苦もなく発声できること」にあり、

最高のイタリア人歌手の歌唱を聴くことではじめて理解しうる名人芸とされていました。

すなわちベルカントとは、単に美しい歌や歌唱、発声法という意味だけではなく、

「イタリアの至宝」を意味し、イタリアの歴史そのものであると言えるでしょう。

それは、心身ともに歓喜の渦に包まれる最高の体験であり、音楽の祝福を受けること。

この発声法を学ぶことは、

貴重な「イタリアの至宝」を身につけることに他ならないのです。

 

 

いま、私たちの活動は、そうした素晴らしい発声法を伝えていくために、

日本のみならず、世界中に活動の場を広げています。

例えば、イタリアやルーマニアなどヨーロッパを中心に、

世界各地の劇場でのコンサートを予定。

この素晴らしいベルカントを学ぶことは、

同時に世界中のステージで歌い、この発声法を伝えていくことを意味しているのです。

この発声法を身につけた人なら

誰でもサルバベルカントの担い手として賞賛され、ステージで喝采を浴びる、

何物にも変えがたい素晴らしい体験ができるのです。

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

・。｡・ﾟ・｡・ﾟ・。”オペラは声の芸術”｡・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ

 

「自身手に入れた発声法を日本に広めたい」それが一番最初のキッカケでした。

若き頃日本を飛び出しオペラの本場イタリアへ。

 

世界三大バリトンの一人「アントニオ・サルバドーリ」と出会い、

歌唱テクニックを継承します。

 

コロナウィルスの影響で世界が大きく変わり

景気の影響もあり、海外留学が簡単なものではなくなりました。

 

自分がイタリアに行ったからこそ、学ぶことができた伝統発声法「ベルカント」

世界の第一線で活躍する「プロとの出会い」

自身が環境に恵まれていたからこそ、今の若い世代に同じようにチャンスを与えたい。

 

師である「アントニオ・サルバドーリ」が亡くなった今

オペラの伝統発声法「ベルカント」を世に広められるのは自分しかいない。

 

そんな思いを掲げ、今回

オペラ・クラシック界を担う若手演奏家の育成企画を立ち上げました。

 

 

❁.｡.:*:.｡.✽.｡.:*:.｡.オペラの伝統発声法「ベルカント」❁.｡.:*:.｡.✽.｡.:*:.｡.❁

「ベルカント」の特徴は圧倒的に喉に負担がかからないこと。

多くのオペラ歌手が３０代で全盛期を終え、

声が出なくなり引退を余儀なくされている人が沢山います。

オペラ歌手に限らず、アナウンサー等、声を出す仕事をしている人であれば

この「ベルカント」を学ぶことで、

『死ぬまで歌える』『死ぬまで話せる』発声法が身につきます。

 

今はコロナの影響で配信の公演も増えてきましたが

やはり生の舞台には、生の舞台の魅力があります。

この発声法『ベルカント』は、

広い円形劇場でも遠くまで声が通る・波動が伝わるテクニックです。

 

この波動は聞いている人に、心地よいエネルギーを伝え、

この声の芸術によりオペラの世界をお客様と共有します。

 

この伝統的な発声法を継承しているのは、今となっては世界で数えるほどしか居ません。

この機会に是非、オペラ伝統発声法「ベルカント」を体感してください。

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

世界で数々の賞を受賞し、巨匠ネルロ・サンティが一際目をかけた正統派イタリアオペラを今に継承する若手指揮者「デメートリオ・モリッカ」を日本に招聘します。

ネルロ・サンティはイタリアオペラの大家として知られ、日本ではNHK交響楽団の数々の定期演奏会を指揮しましたが、2007年の「ラ・ボエーム」2010年の「アイーダ」は好評を博しました。そのネルロ・サンティの継承者たるデメートリオ・モリッカは日本での知名度はまだ低いですが、イタリアで数多くユースオーケストラの指導にあたり、若手育成の先頭に立ち活躍しています。

この指揮者をイタリアより迎え1週間本番イタリアオペラを学び、日本の若手演奏（ソリスト、オーケストラ、合唱団）共にオペラ「道化師（パリアッチ）」の舞台を創り上げます。

 

共演は現代でオペラ全盛期の歌唱法を継承する、

世界で数少ないヴェルディ歌い「バリトン・ロベルト・ボルトルッツィ」

 

 

 

▼舞台の魅力（公演内容）

 

・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ「道化師（パリアッチ）」について・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ

 

「人を笑わせる商売の道化役者も、普通の人間。

　　　　　　　　　　　　　　　　悲しみや苦悩を感じるのはいっしょです」

 

イタリアの楽譜出版社ソンツォーニョ社によるオペラ作曲コンクールの優勝作である

マスカーニの『カヴァレリア・ルスティカーナ』の成功に触発されて、

レオンカヴァッロがわずか５か月ほどで書き上げたのが、このオペラ『道化師』です。

このオペラの最大の聴きどころは、

座長カニオ役が歌うアリア「衣装をつけろ」です。

 

自分の苦悩をも耐えて道化の衣裳を身にまとい、

皆を笑わせる立場であることを嘆きます。

 

道化師でなくとも、

人は皆、何かのために自分の苦悩を押し殺し、世間で振る舞うことがある。

テノールの絶唱は、その痛切な歌声が深く心に響きます。

 

 

・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ落語家「鈴々舎馬るこ」による解説・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ

サルバベルカントのオペラ・コンサートで好評を博している

　　　　　”落語家「鈴々舎馬るこ」”による解説。

オペラに慣れていない人もオペラの世界を存分にお楽しみいただけます！

 

 

 ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ 落語家「鈴々舎馬るこ」▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ 

「笑点」特大号の若手大喜利メンバーである「鈴々舎馬るこ」

老若男女幅広く愛され

NHK FM 『すぱげっ亭』では

ビゼーの「真珠採り」、レオンカヴァッロ「道化師」を落語で披露！

 

サルバベルカント のコンサートで

「鈴々舎馬るこ」の落語を織り交ぜた解説を楽しみにされているファンの方も沢山いらっしゃいます！

まだお聞きになれていない方は、この機会に是非✨

 

 

◆―――《公演日程・場所》―――◆

ルッジェーロ・レオンカヴァッロ作曲『道化師』

指揮:デメートリオ・モリッカ

・2023年12月5日(火) 渋谷区文化総合センター大和田さくらホール《東京公演》

・2023年11月28日(火) 豊中市立文化芸術センター大ホール《大阪公演》

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

『世界で通用する歌手が少ない日本から素晴らしい歌手を輩出したい』

今回の企画では、歌手だけでなく「オーケストラ」の育成もテーマになっています。

 

留学が気軽に出来ない現代の若者に本場の技術を学べる機会を与へ

ゆくゆくは全国シリーズを開催し

沢山のお客様にオペラを楽しんでいただきたいと思っています。

 

全国にオペラが広がることで

日本全体に「オペラ」という素晴らしい文化が広がり

成長した若手演奏家が多くの人に認知され、

各方面で活躍する手助けをしたいと思います。

 

 

※プロジェクト成立後、

天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウィルスによる影響を含む)により

公演を行うことが出来ない場合には、情勢を鑑みて延期開催致します。