プロジェクト概要

平和のために戦争を語りつぎ、戦争体験を知ることで戦争を知らない世代のみなさんが戦争の悲惨さを知るきっかけとなるような冊子を制作したい!

 

 はじめまして、大阪YWCA職員の幕谷安紀子と申します。民間企業からパワフルな女性ばかりのボランティア団体に転職して、来年で10年になります。前職のままでは出会えなかったかもしれない人や考え方、生きていく上でほんとうに大切なことを教わりました。なかでも、私に大きな影響を与えたのはのは日本国憲法でした。YWCAは非暴力、対話による問題解決にこだわり、戦争やテロリズムでは平和は実現できないと考えます。日本のYWCAが大切にしているのは、日本国憲法前文の精神(相互信頼に基づく恒久平和)、そして憲法9条(戦力放棄)の精神です。平和の尊さを知ってほしいという願いをこめて、春から平和・環境部委員会のメンバーで冊子の編集をしています。

 

20歳から94歳まで50数名の方々が体験や思いを寄せてくださっています。11月末の完成を目指して進めていますので応援よろしくお願い致します。

 

(子どもたちにとって戦争は全く知らない世界になろうとしています)

 

 

大阪YWCAは、1918年の創立から100年。

パワフルな女性が中心となって活動するNGO団体です。

 

当団体は、働く 女性のための宿舎の提供に始まり、青少年育成、社会福祉、国際理解、平和と人権、女性の自立などの分野で長年の実績を持つNGOです。特に教育分野では、1930年代に日本初の夜間女学校の認可を受けるなど、常にパイオニア的役割を果たしてきました。この秋始まったNHKの連続ドラマ「あさが来た」のヒロインのモデルとなった広岡浅子は晩年、大阪YWCAの設立にも尽力しました。2018年に100周年を迎えます。

 

現在は世界各地からの留学生が日本語を学ぶほか、様々なボランティア活動を行なっており、梅田(大阪市)と北千里(吹田市)に活動の拠点があります。北千里では阪神淡路大震災を機に、仮設住宅に暮らす方々のために配食サービスを始め、今年20周年を迎えました。また、児童書を点訳、点字本を作り、貸し出しをしている唯一の児童書専門の点字図書館は、一昨年30周年を迎えました。他にも2011年の東日本大震災以来、原発事故による放射能の不安の中で暮らす子どもたちを招待する保養プログラム(「大阪わいわいステイプログラム」)を実施。約1週間、大阪YWCAの会員宅にホームステイをしたり、大阪の子どもたちと一緒にキャンプなどに参加して過ごします。このような活動は、平和や環境、高齢者や子育てなどをテーマに会員が委員会を組織し、毎月1回委員会きそれぞれの課題について話し合って生まれ、会員やボランティアと協力して運営しています。

 

(「会員と語る平和」というプログラム開催時みんなで笑顔の一枚)

 

 

今年の夏、日本は戦争をしない国から戦争ができる国になりました。

 

 今年は、戦後70年。憲法9条にささえられ、まがいなりにも戦争をせずにすんできました。しかし、この夏安保法制が成立しました。憲法の解釈がかわり、戦争をしない国が戦争ができる国になってしまう、という危機感。実際に戦争を体験された話を聴いて、戦争がいかに悲惨でばかげたことであるかに想像力を働かせることで、平和がいかに尊いか思い知ることができると、私たちは考えます。YWCAの様々な活動は、一人ひとりが大切にされる真に平和な社会の実現を目指しています。活動のすべてに「非暴力の平和」が通底しています。平和・環境部委員会が中心になって、平和のために戦争を知る冊子を作ろう! ということになりました。

 

(戦争についての記憶は消してはいけません)

 

 

戦争を体験した方の話を直接聞く機会が減っていく。

 

平和のために、戦争を語りつぐ。戦争体験を知ることで、想像力を働かせ、戦争を知らない世代のみなさんが戦争の悲惨さを知る。戦争を体験された方々から話を聴く機会がどんどん失われていく中で、直接戦争を体験された方はもとより、家族や近しい人たちをとおして知った戦争。また、若い世代の平和に対する思いを冊子にまとめようと思いました。今、あらためて平和の尊さを知ってほしいという願いをこめて、春から平和・環境部委員会のメンバーが編集しています。20歳から94歳まで50数名の方々が体験や思いを寄せてくださっています。11月末の完成を目指して、作業を進めています。

 

(原稿も順調に進めています)

 

 

そこで、戦時中小学生だった会員のヨシコさんがつづった絵日記もところところに散りばめています。

 

戦時中小学生だった会員のヨシコさんがつづった絵日記が、幸いにも戦火をのがれて大切に保管されていました。ある日の日記には、学校の畑でとれたサツマイモを先生が蒸してくださり、みんなで食べたエピソードがありました。ヨシコさんはサツマイモを食べることができてとてもうれしかったので、弟さんのために持って帰ってあげました。絵日記からは大喜びだった弟さんの様子が、行間からはヨシコさんの優しさが伝わってきました。その絵日記を挿絵に活用し、子どもの目で見た戦時中の様子が伝わればと思います。中はモノクロですが、表紙はカラーにしたいと考えています。今のところ、完成は100ページくらいになる予定ですが冊子を印刷する費用が不足しています。

 

(戦時中のヨシコさんの絵日記)

 

 

体験した人は70年たった今でも辛いはずです。それでも、繰り返さないためにその痛みを子どもたちに残さなければという思い冊子の製作を行っています。

 

このプロジェクトを支えてくださるみなさまがこの冊子を手にとり、大切な家族やパートナー、友人と平和について考えることで、平和な社会の実現に一歩ずつ近づきます。戦後70年とひとことで言いますが、実際に戦争を体験された方々にとっては、今もってつらいことと思います。容易に書いたり話したりできることではないということを、執筆の依頼や編集の作業をとおしてひしひしと感じています。

 

(いつまでもこの子たちが笑顔でいられますように)

 

どうかこの冊子を手にとり、子どもたちに伝えてください。一緒に想像してみてください。そして決して繰り返してはいけません。

 

★ 引換券について ★

 

・こころからのサンクスレター

 

・「戦後70年によせて」冊子

 

・大阪YWCAオリジナルTシャツ

 

・わいY亭お楽しみ落語(桂千朝)チケット(1/16)

 

・マリオネットチャリティコンサートチケット(1/30)

 

・YWCA会員が作った、有機・無化学肥料の土づくり13年、

 そんな畑で元気に育った野菜詰め合わせ

 

・自分ノート(大阪YWCAオリジナルエンディングノート)

 

・大阪YWCA子ども図書室から生まれた絵本

「いちじくにんじん」(福音館書店)

 

 


最新の新着情報