コロナ禍で諦めかけた約束を今。最高の演奏をCDに残したい

いつもオオサカンを応援いただきましてありがとうございます。
支援期間も残り30日を切りました。さらに多くの方にこのプロジェクトを知っていただけるよう、情報を発信してまいります。引き続きご支援並びに応援をよろしくお願いいたします。

 

さて、今週はオオサカン初の巡回公演として岐阜県内の3校へ訪問し、芸術鑑賞会を実施いたしました。

 

◆巡回公演とは？

文化庁が推進しているもので、全国の⼩学校・中学校等においてトップレベルの⽂化芸術団体による巡回公演を⾏うことを通じて、将来を担うすべての⼦供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能⼒の向上を図るとともに、⽂化的な地域格差の解消を促進することを⽬的とした事業です。

 

 

初日となる10月24日(火)は瑞浪市立日吉小学校へ伺いました。
どの曲も興味津々に聴いていただいているのが印象的でした。
参加型プログラムの指揮者体験は、代表の児童や先生、さらには飛び入りで保護者の方も参加され、大いに盛り上がりました。

 

 

 

終了後は「楽器の音が合わさってきれいですごいなと思った」「手拍子で一緒に音楽を作っている感じがして楽しかった」「音楽を知るきっかけになったので自分でも調べたいです」などの嬉しい感想文をいただきました！

 

 

続いて10月25日(水)は岐阜市立芥見東小学校へ。
曲に合わせて体を揺らしながら聴いていたり、「この曲知ってる！」などのお声もたくさん聞こえてきました。
口ずさむ声が聴こえるなど、思いきり楽しんでいる様子を見て、演奏者としても大変嬉しく感じました。また校歌の合唱では大きな歌声とともに、迫力いっぱいの共演ができました。

 

 

先生からは「みんなすごく楽しんでいて、合唱もいつもと違った良い声が聴こえてきました」との感想をいただきました。

 

 

岐阜公演最終日となる10月26日(木)は各務原市立尾崎小学校へ。
鑑賞会の最初はワークショップで学んだことがしっかりと活かされ、大きな拍手で迎えていただきました。
楽器紹介では各楽器の形や音色を真剣な様子で見て聴いているのが印象的でした。ジャンベのコーナーでは、間近でその音色を聴いてもらったり、コール&レスポンスで一緒に手拍子をして大いに盛り上がりました。

 

 

終了後は児童の代表の方々から、「『情熱大陸』が迫力があって吹奏楽に興味を持ちました」「『千と千尋の神隠し』は、いろんな情景が思い浮かんでよかったです」などの嬉しい感想をいただきました。

 

 

 

上記3公演で、岐阜県での巡回公演は終了いたしました。

ご尽力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

 

コロナ禍で生演奏に触れられる機会が極端に減ったなか、通常の大阪での公演ではなかなか出会えない児童の皆さんや先生方・地域の方々に生演奏を届けることができ、楽しそうな笑顔や元気な歌声に私たちも大変感動しました。

こういった「音楽を様々な地域へお届けする事業」が楽団としても重要であると改めて感じた期間となりました。

来週は和歌山へ伺います。