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あたいはやっちょらん。大崎事件 第4次再審請求:糾せ日本の司法

あたいはやっちょらん。大崎事件 第4次再審請求:糾せ日本の司法

支援総額

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NEXT GOAL 10,000,000円 (第一目標金額 5,000,000円)

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支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は6月16日(火)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

知ってしまったら、もう知らなかったことにはできない。

 

40年間、司法の壁に立ち向かい続けるひとりの "人生" があることを。

 

今だからこそ見える真実を手に、声を上げよう。

少しずつの資金と応援の言葉が、正義への扉をひらく糧になる。

 

「あたいは、やっちょらん」。

 

 

●無実を訴え続けたにもかかわらず有罪とされ、10年間服役したあとも40年以上闘ってきた原口アヤ子さんが、4度目の再審請求を行います。そのためには、多くのご支援が必要です。

 

●資金は全額弁護団に寄附し、アヤ子さんの無罪を勝ち取るための立証活動や弁護団の活動費に充当します。

 

●大崎事件の再審が認められ、無実が証明されれば、日本の再審法を変える大きなきっかけになりえます。

 

 

達成のお礼とネクストゴールについて

 

皆様の応援のおかげで、プロジェクト開始から1週間で目標の500万円を達成しました!


たくさんの皆様からのご支援と激励のメッセージ、本当にありがとうございました。弁護団は、プロジェクトを開始した3月24日以降、毎日続々と寄せられるご支援と熱いメッセージに心から励まされ、勇気づけられてきました。
 

そして3月30日、予定通り、鹿児島地方裁判所に4度目の再審を申し立てることができました。ご支援くださった皆様に、心より深くお礼申し上げます。


弁護団は今回の再審請求で、新たに救急救命医の鑑定書や、供述調書の内容を科学的に分析した鑑定書などの「新しい証拠」を提出しました。弁護団は、今回皆様にいただいたご支援をもとに、アヤ子さんの無罪を明らかにするための、さらなる証拠を提出するべく、活動を続けていきます。
 

3月31日には、大津地方裁判所で湖東記念病院事件の西山美香さんに再審無罪判決が言い渡されました。

 

この判決では、障害などがあって配慮が必要な「供述弱者」から自白を搾り取って、事故を事件に仕立て上げていく捜査や公判のあり方に警鐘を鳴らしています。このことは、大崎事件にも言えることです。また、この判決では言渡しの最後に、裁判長が「本件は、刑事司法全体に大きな問題を提起した。警察、検察、弁護人、裁判官、すべての関係者が刑事司法の改善に向かわなければならない」と述べています。
 

私たちは、アヤ子さんの無罪を勝ち取る闘いとともに、再審制度の改善、法改正を実現するための広報活動やロビー活動などに取り組むため、1000万円をネクストゴールとして、さらなるご支援を募らせていただきたいと思います。


どうか引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。


2020.4.3 周防正行

 

 

‖ 大崎事件とは

 

1979年10月、鹿児島県曽於郡大崎町で殺人・死体遺棄事件として捜査された事件。被害者は、この地で農業を営む男性。逮捕されたのは、近所に住む親族4名です(被害者の長兄、次兄、甥、長兄の妻=アヤ子さん)。長兄、次兄、アヤ子さんの3人が共謀の上被害者をタオルで絞殺し、甥を加えた4名で死体を自宅横牛小屋の堆肥の中に遺棄したとされました。

 

主犯と見なされたのは、長兄の妻・原口アヤ子さんです。

 

アヤ子さんは取り調べでも一貫して無罪を訴えました。しかし、他の「共犯者」が「自白」をしたこともあり、鹿児島地裁は全員に実刑判決。アヤ子さんだけは即日控訴しましたが、高裁でも最高裁でも棄却され、1981年に懲役10年が確定しました。

 

出所後、彼女は無実を証明するため、再審請求の手続きを開始しました。「再審」とは、確定した有罪判決を取り消して、もう一度裁判をやり直すことです。

 

今までに3度の請求を行いましたが、いずれも最終的には棄却され、再審には至っていません。特に3度目の請求では、地裁、高裁が再審開始を決定したにもかかわらず、最高裁が棄却するというわが国の刑事裁判史上初めての出来事が起きています。

 

「まっすぐ顔を上げて歩けるようになるまでは、死んでも死にきれん」

 

口癖のようにそう言い続けてきたアヤ子さんも、今年で93歳です。共犯を疑われた親族も、みな亡くなってしまいました。

 

発生から数十年も経った事件について、今さら何を証拠に判決を覆すのか? と思われるかもしれません。しかし実は、科学技術や医学が進歩した今だからこそ明らかになる「真実」というのは多くあるのです。

 

最新の科学に裏打ちされた新証拠を携えて、弁護団は、今年4度目の再審請求を行います。

 

人生を賭けた彼女の必死の思いを通ずるため。これがもう、最後かもしれないと覚悟しながら。

 

大崎事件の概要を6分にまとめた動画です。総字幕付き。音無しでもご覧いただけます。

‖ 周防正行からのメッセージ

(映画監督 / 『それでもボクはやってない』『Shall we ダンス?』など / 再審法改正をめざす市民の会共同代表)

 

 

僕が、原口アヤ子さんを知ったのは、映画『それでもボクはやってない』を作るために裁判の取材を始めた2003年です。

 

刑事裁判に興味を持ったきっかけは、東京高裁で逆転無罪となった痴漢事件でした。その裁判の記事を新聞で読んだ時、それまで漠然と信じていた裁判の公正さに疑問を持ったのです。

 

その痴漢事件は、少なくとも、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則が生きていれば、一審で無罪となった事件ではないかと思ったのです。


刑事裁判を取材していくと、裁判の原則どころか、捜査から起訴、裁判にいたる過程の全てに、様々な疑問が湧いてきました。例えば、捜査機関は密室での取り調べで自白を強要して調書を作り、自白に沿った方向で証拠を揃えて起訴し、裁判では有罪立証に不利になる証拠を隠す、といったことがあるのを知りました。
 
そして裁判官の判決の最大の決め手は「自白調書」にあることも知りました。
 
それまで、「冤罪(えんざい、無実の罪)」は、人が人を裁く上で、人間であるがゆえにギリギリのところで起きてしまう防ぎようのない間違いなのだろうと思っていました。
 
ところが、現実には、捜査機関の思い込みによる偏った捜査、密室での自白強要取り調べで作り上げた虚偽の自白調書、証拠隠し、そして弁護人の職務怠慢、さらには自白調書を判決の決め手とする裁判官、といった信じられないようなことがあっての冤罪なのです。
 
冤罪は、人が人を裁くことの難しさ以前の問題でした。捜査段階から、今ある法律を守って、警察も検察も弁護士も裁判官も慎重に判断をしていけば防げるものが多いのです。残念ながら、私たちが考えている以上に冤罪は多いと言わざるを得ないのが日本の裁判の現実です。

 
三度目の再審請求を棄却されたアヤ子さんは、病院のベッドに横たわりながらも、まだ闘う意志をもちつづけています。

 

僕は彼女の闘いを支援してきました。それは、無実の彼女のためであると同時に、この国の裁判をより公正なものにしたいという思いからです。


僕自身、「法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会」の委員として約3年間にわたり刑事司法制度について法律の専門家たちと議論しましたが、今までのやり方を変えようとしない警察、検察、裁判所に失望することが多かったというのが正直なところです。


大崎事件には、日本の刑事裁判のあらゆる問題点、そして再審請求審の問題点が網羅されています。つまり、大崎事件の再審が認められ、無実の罪を晴らすことができれば、それは日本の刑事裁判を大きく変えるきっかけとなるでしょう。
 
この裁判は、アヤ子さん一人の問題ではありません。日本の刑事裁判、つまり、私たち自身のこれからを決める裁判なのです。

 

四度目の再審請求に挑むアヤ子さんと弁護団の活動のために、心よりご支援をお願いします。

 

裁判所が「人権を守る最後の砦」となるために。 

2020.3. 24

‖クラウドファンディングに挑む理由

 

今回集まった資金は、全額弁護団に寄附し、第4次再審請求の弁護活動の費用に充てさせていただきます。

 

再審請求にはそのたびに、過去の判決を覆すための新しい証拠が必要です。しかし、証拠を準備し、裁判所に提出できるようにするには、資金的な余裕が必要です。例えば、当時を再現する実験を行って裁判所の認定との矛盾を暴いたり、法医学者や救命救急医など専門家による鑑定を行ったりなどです。特に再現実験には費用がかかるため、これまで実現できていませんでした。

 

また、これまでアヤ子さんの弁護団はほぼ手弁当で活動してきました。しかし報酬は不要でも、鹿児島までの移動費や諸費用は限界までかさんでいます。

 

多くの資金が集まれば、それだけ立証活動や弁護士活動にも余裕が生まれます。「もう最後かもしれない」という覚悟で臨んでいる4度目の今回だからこそ、多くの応援をいただけたらと、プロジェクトを立ち上げました。

 

また、弁護団は、この第4次請求の可否が日本の再審手続きを変える大きなきっかけになりうると考えています。大崎事件は、地元・鹿児島でも非常に知名度の高い事件です。もし40年越しの冤罪だったと認められれば、日本の司法はこれを無視できないはずです。

 

そこで、クラウドファンディングでも民意を示したい。みなさまの声や意思が束となり、数字や言葉になること。それが、司法を変える後押しになるかもしれません。

 

アヤ子さんの無実がはれるまで、決して諦めません。どうかご支援・応援よろしくお願いいたします。

 

■資金使途

クラウドファンディング手数料を除く全額を、弁護団に寄附いたします。

弁護団は、寄附金を立証活動や弁護団の活動費に充当します。

 

 

 

Appendix #1 :大崎事件と再審請求

 

1979年

鹿児島県大崎町で、農業を営む男性の遺体が自宅横の牛小屋で発見される。男性の長兄の妻だった原口アヤ子さんと親族、計4人が殺人・死体遺棄容疑で逮捕される。

 

1980年

鹿児島地裁判決。共犯者とされた元夫ら3人の「自白」、自白と矛盾しない法医学鑑定、義弟の妻の目撃供述により、全員に有罪判決。アヤ子さんに懲役10年、親族3人も懲役1〜8年の実刑。しかし、アヤ子さんは一貫して無実を主張していた。

 

アヤ子さんは、刑務所内で真面目な働きが認められ、3回にわたって仮出所の誘いがあった。しかし、それには「罪を認めて反省すること」が条件だった。アヤ子さんは「やっていないものは反省できない」と最後までそれを拒んだ。「やった、と言ってしまって早く出た方がいいんじゃないかと思うこともありました。でもやっていないのに、仮釈放もらうなんて言いたくなかった」とアヤ子さんは語っている。

 

1987年

共犯とされた次兄が自死。

 

1990年

アヤ子さんが刑期満了で出所。夫(共犯とされた長兄)に会いに行き、一緒に再審を闘おうともちかけたが、「俺もやっていないが、もう裁判はいい。忘れたい」と言われる。結局、夫とは離婚。

 

その後、アヤ子さんは再審を求める活動をするために、地元で署名活動を開始。多くの署名を集める。

 

1993年

共犯とされた長兄(アヤ子さんの元夫)が死亡。

 

1995年

第一次再審請求。

新証拠は、確定審で法医学鑑定を行った教授が自らの見解を訂正した補充鑑定および法医学鑑定(いずれも、殺人ではなく事故死の可能性を示唆するもの)。

▼結果

2002年 鹿児島地方裁判所 ◯ 再審開始決定

2004年 福岡高裁宮﨑支部×  再審開始決定を取り消し

2006年 最高裁  ×      再審開始決定の取り消しを支持

 

2001年

出所後、アヤ子さんと同じく再審請求を行っていた、共犯とされた甥が自死。その母親も2004年に死亡。

 

2010年

第二次再審請求。

新証拠は、法医学鑑定(タオルで首を締めたという犯行態様に疑問を投げかけるもの)、共犯者らの自白供述を分析した供述心理鑑定、ならびに新たに開示された証拠等。

▼結果

2013年 鹿児島地方裁判所 × 再審請求棄却

2014年 福岡高裁宮﨑支部× 再審請求棄却

2015年 最高裁  ×      再審請求棄却

 

2015年

第三次再審請求。

新証拠は、法医学鑑定(殺人ではなく事故死の可能性が高いとしたもの)および、義弟の妻の供述を分析した供述心理鑑定、ならびに新たに開示されたネガフィルム等。

▼結果

2017年 鹿児島地方裁判所 ◯ 再審開始決定

2018年 福岡高裁宮﨑支部 ◯ 再審開始決定を支持

2019年 最高裁  ×      再審開始決定の取り消し

地裁、高裁で認められた再審開始決定を最高裁が覆すのは、日本の刑事裁判史上、全く例を見ない事態だった。

 

2020年

第四次再審請求。

 

- - - - - - - -

出所後、再審請求を決めたアヤ子さんは、多額の弁護士費用や調査費用をまかなうため、必死で節約して生活していた。次第に、その真摯な姿に胸を打たれ、アヤ子さんの再審請求を支えようと多くの弁護士が集まるようになり、現在弁護団は63名の弁護士を抱えている。

 

現在弁護団は大崎事件について、「殺人事件」ではなく、被害者が自転車ごと側溝に転落したことがきっかけで死に至った「事故」だったと考えている。

 

 

 

Appendix #2 :冤罪、再審の問題における今の司法の問題点は

 

冤罪(えんざい)とは、無実の罪のことです。日本は、同じ事件について地裁・高裁・最高裁と三度裁判を受けられる「三審制」を敷いており、これによってできるだけ正しい判断ができるような仕組みをとっています。

 

しかし現実には、冤罪が完全に防げているとは言い難い状況があります。もちろん、警察や検察、裁判官の、人間であるがゆえの過ちもありますが、見込み捜査、自白の強要、容疑者の知的障害につけこんだ取り調べといった「人間としての過ち以前の問題」も冤罪の温床になっています。
 
三審制によってもなお防ぐことのできない冤罪の被害者を救済するのが、「再審」という制度です。再審は、確定した判決を取り消し、もう一度裁判をやり直す最終手段です。

 

しかし、この再審の手続きには多くの問題があります。


まず、検察官に証拠開示を義務づける法律の規定がなく、証拠開示を促すかどうかは裁判官次第となっていること。さらに検察官が不服申し立てを繰り返し、冤罪被害者の救済を阻んでいます。このため、長い期間を経てようやく再審開始決定を勝ち取っても、検察官の不服申し立てによって裁判のやり直しまでさらに時間がかかったり、場合によっては再審開始決定自体が取り消されたりする事態が起きています。

 

再審請求をしている事件は、このように長期間にわたる闘いとなるので、再審開始決定が出た時点で、当事者が高齢になっている場合が少なくありません。

 

「無実の人を救済する最終手段」という再審制度の目的を達成するためには、再審手続きに関する法律を改正することが必要です。

 

 

Appendix #3 :冤罪と「供述弱者」による自白

 

大崎事件は、冤罪が起きる要素のすべてが揃っている事件です。

 

ただ、多くの事件で元被告人がいったんは自白に追い込まれたのに対し、大崎事件の原口アヤ子さんは一度も自白していません。

 

では、なぜ有罪になってしまったのか。それは、共犯とされた3人の自白のためでした。彼らは、知的障害のある「供述弱者」で、密室での取調べで自白させられていたのです。

 

今では、「供述弱者」の取調べにおける全過程の録音録画の必要性については、検察官も認め、積極的に進められています。検察官自らが、その経験から知的障害者の取調べの危険性について自覚的だったのです。取調べ全過程の録音録画や、専門家の立ち会いがなければ、供述の信用性について怖くて判断できないと。

 

そこで現在は、裁判員裁判対象事件だけでなく、知的障害や精神の障害が疑われる被疑者についても取調べの録音録画は行われるようになりました。


今の検察官は、「供述弱者」の取調べの録音録画は必要だと思っているのです。にもかかわらず、取調べの録音録画がなかった時代の「供述弱者」の自白を有罪の証拠とする大崎事件において、地裁、高裁の再審開始決定に不服申し立てをするのも、その今の検察官なのです。

 

こんなことが許されるのでしょうか。彼らは「供述弱者」の供述の危険性を知っているのです。まさか、当時はそんなことは検察官も考えておらず、違法でもなかったのだから、証拠にして構わないのだと強弁するのでしょうか。

 

大崎事件が今起きた事件であるなら、起訴さえできなかっただろうと考える刑事弁護士もいます。供述弱者の自白を証拠の柱とする大崎事件は、今なら起訴さえ難しいのです。それが、その供述弱者の自白を根拠に、最高裁は再審開始決定を棄却して有罪を維持したのです。

 

Appendix #4 :アヤ子さんを支える、63名の弁護団

 

出所後、再審請求を決めたアヤ子さんは、多額の弁護士費用や調査費用をまかなうため、必死で節約して生活していました。次第に、その真摯な姿に胸を打たれ、アヤ子さんの再審請求を支えようと多くの弁護士が集まるようになり、現在弁護団は63名の弁護士を抱えています。

 

これだけ多くの方々がアヤ子さんを支えるのは、みなアヤ子さんの無実を信じているからです。事実、証拠の面でも、無実は疑いようがないものです。

 

《弁護団メンバーからのメッセージ》

 

■森 雅美(大崎事件弁護団 団長)

1980年3月、アヤ子さんに対して懲役10年の刑が言い渡されました。以来40年間、アヤ子さんは無実を叫び続けています。
アヤ子さんはこれまで3度、再審を請求しました。3度目の再審請求では地裁に続き高裁でも再審開始決定が出されましたが、最高裁は昨年6月再審開始を認めないという決定を出しました。この決定に対しては多くの専門家、マスコミから非難がなされています。
再審開始が出るということはそもそも異例のことなのですが、大崎事件では第1次再審の地裁決定を含め、3度も再審開始決定がなされています。
アヤ子さんは2度目の再審請求の時、裁判官、検察官、弁護団を前にして「私は無実です。私は今は死んでいるのも同然です。無実となって私は生き返りたい」と述べました。無実の人が40年間も無実を訴え続けるという胸の内はどのようなものか私には想像もできません。
今般、4度目の再審請求を申立てます。アヤ子さんとともに有罪とされた親族の3人も共に無実とすべき新たな証拠も揃いました。
ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

 

■鴨志田祐美(大崎事件弁護団 事務局長)

大崎事件は、「開かずの扉」と言われているわが国の再審制度のもと、再審開始決定が3回も出ている唯一の事件です。しかし、くり返される検察官の不服申立てによって再審開始が取り消され、アヤ子さんは今、93歳を目前にして、4度目となる闘いのスタートラインに立つことを余儀なくされています。

私たち弁護団は、アヤ子さんの命あるうちに再審無罪のゴールにたどり着き、冤罪によって自身と家族の人生をめちゃくちゃに破壊されたアヤ子さんに、せめて心穏やかな人生のフィナーレを迎えてもらいたい、その一心で闘い続けています。

無罪をかちとる新たな証拠を創造するために、そして冤罪の問題をより多くの人に知っていただき、この国の再審法制を変えるために、どうか皆さま、お力をお貸し下さい。

 

■佐藤博史(大崎事件東京弁護団 団長)

大崎事件は,足利事件などとは異なり,新証拠として,決定的な「科学的証拠」を得ることができない事件といわれてきました。しかし,第3次再審では,地裁が心理学鑑定を,高裁が法医学鑑定を,明白性のある新証拠と認めて,再審開始を認めました。

ところが,最高裁は,これを否定して,再審請求を棄却しました。最高裁によると,心理学鑑定も,法医学鑑定も,アヤ子さんたちが無実であることの決定的な証拠ではない,というのです。

しかし,私たちは,遂に,アヤ子さんたちが無実であることを示す決定的な科学的証拠(医学鑑定と心理学鑑定)を手にしました。

第4次再審は,最高裁決定が「世紀の大誤判」だったことを明らかにして,アヤ子さんたちの無罪判決を獲得するとともに,「無実の人は無罪に」という当たり前が,私たちの刑事裁判であるようにするための戦いです。

大崎事件の勝利のために,皆様のご支援を心からお願いする次第です。

 

■八尋光秀(大崎事件弁護団)

 
アヤ子さんは働きもので正直な人です。曲がったことが嫌いで清く正しく生きることを信条として生きてこられました。共犯者とされ耐え難い屈辱をうけたままなくなられたご親族の男性三名も実直で勤勉で正直一徹の人たちでした。
この冤罪犠牲者の方々の被害回復のご依頼を受けて、私はもう28年という長い期間を費やしてしまいました。
アヤ子さんは、最も尊敬する母上を冤罪で刑の執行を受けている間になくされました。ご依頼をうける28年前に、その母上をお見送りすることができなかったことを心から悔やまれ、嗚咽しながらとぎれとぎれに「私は無実となって汚名を雪がなければ、両親のもとへは行けない」と言葉にされました。
裁判に間違いはつきものです。有罪証拠だけを収集し無罪証拠の隠匿破棄を許す公的システム、能力にばらつきのある法曹。再審のための実効的な法的援助制度の欠如。冤罪犠牲者の涙はいつまでもかわくことがありません。
大崎事件の雪冤を果たすともに、冤罪犠牲者の被害回復手続きを含め現行の刑事再審法制を抜本的に改正する必要があります。
ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。

 

■亀石倫子(大崎事件弁護団)

大崎事件では、「共犯者」とされた方々の「自白」があります。彼らには、全員に知的障がいがありました。知的障がいがある人は、取調べを受けたときにうまく自分を防御することができないため、最近では「供述弱者」と呼ばれ、取調べの様子を録音録画するなどの配慮がされています。しかし、40年前には、そうした配慮はまったくありませんでした。
日本の捜査機関と裁判所は、いまだに「自白」を過信しています。そのせいで、多くの「冤罪」を生んでしまった歴史も省みず。
今回の再審請求で、弁護団は医学や科学の力によって、「自白」されたストーリーとはまったく異なる「真相」を明らかにします。
「中世レベル」と批判される日本の刑事司法へ挑み続ける弁護団に、どうかご支援をいただけますようお願いいたします。

 

 

その他、弁護団メンバーからのメッセージは随時「新着情報」にてご紹介します。

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プロフィール

周防 正行 (すお・まさゆき)。映画監督。87年映画『マルサの女』のメイキング『マルサの女をマルサする』を監督。92年『シコふんじゃった。』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。96年『Shall we ダンス?』で第20回日本アカデミー賞13部門独占受賞し、05年にはハリウッドでリメイク版も公開された。07年『それでもボクはやってない』が公開され、キネマ旬報・日本映画ベストテン第1位ほか各映画賞を受賞した。最新作は、19年12月公開の活動弁士を描いた『カツベン!』。 11年から14年まで法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の委員を務め、その議論をまとめた『それでもボクは会議で闘う』(岩波書店)を15年に上梓。

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プロフィール

周防 正行 (すお・まさゆき)。映画監督。87年映画『マルサの女』のメイキング『マルサの女をマルサする』を監督。92年『シコふんじゃった。』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。96年『Shall we ダンス?』で第20回日本アカデミー賞13部門独占受賞し、05年にはハリウッドでリメイク版も公開された。07年『それでもボクはやってない』が公開され、キネマ旬報・日本映画ベストテン第1位ほか各映画賞を受賞した。最新作は、19年12月公開の活動弁士を描いた『カツベン!』。 11年から14年まで法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会の委員を務め、その議論をまとめた『それでもボクは会議で闘う』(岩波書店)を15年に上梓。

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