ボランティアの方々が来てくださり、がれきの撤去を始めました。　2月13日

毎日毎日、たくさんの方々から頂いているご支援に心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございます。

また、心温まる励ましのメッセージは一つ一つ拝見させていただいています。
相変わらずパソコンが使えない為、個別にお返事をお送り出来ず
心苦しい限りですが、どうかご容赦ください。

昨日は福井からボランティアの方々が来てくださり、真ん中の住居として使っていた建物の
がれきの撤去を進めて頂きました。
ところが、作業の途中で折れた柱からギシギシと大きな音が出始め
大慌てで作業を中断せざるを得ない状態となりました。

改めて、安全を確保したうえで再作業を考えていますが、中に取り残されている
器たちの事を思うと気が気ではありません。

当店では前（まえ）蔵と後（うしろ）蔵がありまして、仕上げ塗りと乾燥を行う後蔵は
屋根が飛んでしまい、今は横の壁だけでかろうじて建っています。
この中にはお客様からお預かりしている修理品や、上塗り途中の器、それと代々受け継がれている仕事道具や漆が中にあります。
まだまだ手を付けることが出来ない後蔵を見ていると本当に辛い思いです。

なにぶん、まだ水も出ない状況が続いており、罹災証明もまだまだ出ず。
地震から40日経っても復興は遅々として進まない状況です。

大崎四郎・悦子　　2月13日