おしぼり×アート！？日本のおもてなし文化を世界へ届けるプロジェクト

第二目標の達成と引き続きの応援のお願い

OSHIBORIを世界の公用語にするプロジェクト実行委員会のプロジェクトをご支援、応援いただき、ありがとうございます。お陰様で10月24日に第二目標である500万円を達成することができました。

ご支援いただいた皆さまから届いた温かいコメントの数々は、私たちの大きな原動力になりました。多大なるご支援に改めて心からの感謝を申し上げます。

クラウドファンディングの挑戦は10月31日23時まで続きます。新たな目標は設定しませんが、一人でも多くの方に「おしぼり」の魅力を伝えるために、私たちは挑戦を続けてまいります。

いただいたご支援金に関しては、引き続き東京ビエンナーレおしぼりリンケージの企画監修・キュレーションの費用に充てさせていただきます。

皆様と一緒に「OSHIBORI(おしぼり)」が世界の公用語になる未来を目指して。

引き続きのご支援、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

10/25追記

OSHIBORIを世界の公用語にするプロジェクト実行委員会

おしぼりっておもしろい。

〜日本人のおもてなしの心がつまったおしぼり文化を世界へ〜

お客様へおしぼりをお出しする。

今ではあたりまえの文化ですが、日本特有の文化であることをご存知でしょうか？

その始まりについて諸説ありますが、一説によると平安時代とも江戸時代ともいわれています。そんな古くから日本特有の文化として根付いているおしぼり。この1本には日本人のおもてなしの心が詰まっています。

おしぼりに言葉はいりません。食事前のひとときにそっと添えられた布は、世界中の人々の心を癒やすでしょう。

私たちはこの文化を世界中に届けたい、その一心で活動をしております。

その一つとして、今年開催される国際芸術祭「東京ビエンナーレ2023」への参加を決意いたしました。おしぼりを白いキャンバスに見立て、アーティストの皆様の作品を刺繍し、実際の店舗で提供し、その後展示を行います。題して「おしぼりリンケージ」。首都・東京で国境を超えた多様な表現を、おしぼりを通じて身近に体験する試みです。

この取り組みを足がかりに、おしぼりの文化を世界へ届けていきたいと考えています。プロジェクトの成功には皆さまのお力が必要です。ぜひ私たちの仲間になっていただけませんか？

OSHIBORIを世界の公用語にするプロジェクト実行委員会

●「おしぼりリンケージ」について●

概要

「おしぼりリンケージ」は、「おしぼり」を小さなキャンバスに見立て、首都・東京で国境を超えた多様な表現を身近に体験する試みです。アーティストが描いた原画をもとに刺繍を施したおしぼり作品群は、レストラン等で無地のおしぼりに混ざって提供されます。来店者たちは、これらの小さなアートとの偶然の出会いを楽しむでしょう。

おしぼりは環境に優しいリユースアイテムでもあるため、作品群は期間中に人々との出会いを繰り返し、最終的に特設会場で一堂に展示されます。 「リンケージ」とは、東京ビエンナーレ2023のテーマであり、かつそこで展開されるプロジェクトの総称でもあります。「おしぼりリンケージ」では、世界各地のアーティストの表現を東京とつなぎ、また古来、日本で育まれてきた食文化と芸術のつながりの新たな形を探ります。

さらに、おしぼりをアート作品化することで注目を促し、日本の文化であるおしぼりの「おもてなし」の精神を世界に発信し、国際的な公用語「OSHIBORI」として定着させることも目指すプロジェクトです。

アートおしぼり体験の期間・場所

・レストランでのご提供

期間：2023年9月1日(金)～2023年11月5日(日)
場所：東京都(千代田区、中央区、台東区界隈の飲食店)

・特設会場にて、新品のアートおしぼりや期間中に人々との出会いを繰り返したアートおしぼりを展示

期間：2023年9月23日(土)～2023年11月5日(日)
場所：無印良品 銀座店(東京都中央区銀座3丁目3-5)／エトワール海渡(東京都千代田区東神田1丁目15-15)
時間：未定

参加アーティスト

海外公募アーティスト　※括弧内は（出身国・地域｜活動拠点）
Michael Amter（アメリカ｜ベルミード）、Hsiaochi Chang（台湾｜台北）、Muziwandile Gigaba（南アフリカ｜ダーバン）、Henry Grahn Hermunen （フィンランド｜ヘルシンキ）& Rikard Larsson（スウェーデン｜ ストックホルム）、Laura Ige（アルゼンチン）、Violeta Ivanova（ブルガリア｜オーストリア）、Dorina Juhász（ハンガリー｜セントレーリンツ）、Celina Jure（アルゼンチン）、Antonius Kho（インドネシア）、Steffi Klenz （ドイツ｜ロンドン） & Clare Strand（英国｜ブライトン）、MAR and R3NDER（アルゼンチン）、Odekrom (Clare Ghigo and Joseph Calleja)（マルタ）、Violetta De Saga（ウクライナ／ドイツ｜ベルリン）、Shirley Soh（シンガポール）、Timo Wright（フィンランド｜ヘルシンキ）

推薦アーティスト
会田誠、磯村暖、碓井ゆい、O JUN、尾花賢一、片山真理、齋藤芽生、坂田あづみ、BAKENEKO KLUB、福田美蘭

※詳細や最新情報についてはこちら

●クラウドファンディング概要●

●第一目標金額：300万円

●資金使途：東京ビエンナーレ おしぼりリンケージの企画監修・キュレーション・その他費用

藤波克之

FSX株式会社社長／OSHIBORIを世界の公用語にするプロジェクト実行委員会委員長

日本人なら知らない人はいない「おしぼり」は、当たり前過ぎて意識もされない存在になることが多いなか、アートの力で「おしぼり」で芸術祭に参加するという、私たちの挑戦に目を留めて、気持ちをお寄せいただき、またご支援いただきまして、本当にどうもありがとうございます。

おしぼりは日の当たらない産業と言われていますが、一方で日本のおしぼり文化は、おもてなしの心が詰まった心のサービスとして大きな可能性を秘めており、私は日本のおしぼりの力を信じています。世界の公用語としてのOSHIBORIになっていくことを目指して、今後もたゆまず努力していきますので、今後とも応援の程、宜しくお願い申し上げます。

岡部修三

Shuzo Okabe

upsetters architects / Founder, CCO

誰かが思い、届け、手渡し、そして回収して再び届ける。そんな「おしぼり」は日本でしか成し得なかった、究極の”事のデザイン”であり、日本が誇る文化だと思います。

今回、東京ビエンナーレ2023の舞台を通じて、「おしぼり」をきっかけとした、気付きと出会いが広がることに期待しています。そして、みなさんと一緒に「OSHIBORI」を再発見し、世界に届けるきっかけにできればと考えています。

唐沢志乃

おしぼりリンケージ　メンバー

日本人であれば誰でも知っている日本のおもてなし文化「おしぼり」。でも、世界に出てみると「wet wipe」、「Serviette humide」、「물수건」など単なる「濡れた布」という表現に変わってしまいます。「おしぼり」という言葉は日本以外では存在していません。

相手を気遣う日本人のおもてなしが籠った「おしぼり」という言葉を、世界の公用語にするため、今回、私たちはアートの力を借りて普段何気なく使っているおしぼりをいつもとは違った視点で意識をしていただき、また、おしぼりに刺繍されたアートとの偶然の出会いを楽しんでいただきたいと思っています。

FSX株式会社の各部署メンバーにも協力してもらい、おしぼりの可能性を広げる新たな挑戦を行います。どうか応援のほどよろしくお願いいたします。

FSX株式会社について

 弊社は「おしぼりは物のサービスではなく心のサービス」を理念に、1967 年に貸しおしぼり業の「藤波タオルサービス」として東京都国立市で創業し、主に飲食店等で利用されている貸おしぼりやおしぼり・おしぼり関連資材の企画開発を手掛けています。

おしぼりを軸とした事業活動は多岐に渡り、おしぼりの素材開発や使い切りおしぼりの加工機開発、おしぼりに香り(アロマ)をつける特許技術や抗ウイルス・抗菌の衛生技術『VB(ブイビー)』、おしぼりを最適な温度で提供するおしぼり冷温庫『REION』の開発なども行っています。また、通販事業やおしぼり同業者向けのパートナー事業も手がけています。

2022年には、特許技術『VB』の研究開発の拠点となるFSXラボを新設し、コロナ禍によって見直されたおしぼりの“価値”の多様化に対応するとともに、ライフサイエンス領域にまで踏み込んだ、『VB』の皮膚に対する多角的な研究を進めております。

DICグラフィックス株式会社 取締役会長　

川村喜久 様

日本の古いおもてなし文化である、なんの変哲もないおしぼりに、アートを融合することにより、高い付加価値を生み出さんとする試みであり、これぞ今後の日本企業の目指すべき方向性と強く確信する。日本の精神文化を世界の文化へと昇華させうる意欲的な取り組みとして、企業とアートのまさに素晴らしいコラボレーションであり、大いに応援したい。

株式会社ジンズホールディングス代表取締役CEO

田中 仁様

日常的な「おしぼり」と、ちょっと敷居の高い「アート」を融合させる今回のプロジェクトは、それを手にした人々に、思ってもみなかった気づきやクリエイティビティを誘発することになるのではと期待しています。

今回のプロジェクトが、アートの持つ力を多くの人たちと共有するきっかけになることを心から願っています。皆さんの応援が力になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

国立市長

永見 理夫様

東京ビエンナーレにおけるFSX株式会社様の取り組み「おしぼりリンケージ」を応援します。

おしぼりをキャンバスに見立てることの斬新さもさることながら、私が一番面白いと感じたのは、来店者がどの作品に出会うのか分からないという偶然性です。

国立市は、文化と芸術が薫るまちを目指して取り組みを進めています。国立市内の事業者からこのような取り組みがなされることを、非常に嬉しく思います。ご協力をお願いします。

東日本おしぼり協同組合 理事長　

小此木 正信様

この日本のおもてなしの精神文化の象徴を絶やすことなく、国内外の芸術文化を通じて、“おしぼり”を世界へ向けて“OSHIBORI”としての価値の創出と普及へと、多くの皆様にもご協力頂きたくお願い申し上げます。

アーティスト／TOKYOBIENNALE 2023 総合ディレクター／東京藝術大学絵画科教授・副学長

中村 政人様

冷たいおしぼりで手や顔を拭くと瞬間スッキリと視界が開ける。直接、肌に触れるものなのに安心して使え全く不安感はない。タオル地で触り心地もよく疲れを一瞬にして癒やしてくれる。そして、おしぼりはリユースで使われ地球にもかなり優しい。機会あって、おしぼり工場に行った時、巨大洗濯機でおしぼりが洗われ、一つ一つ手作業でクルクルと巻いていく作業を見てこんなに丁寧に作業しているのかと感動した。このアートプロジェクトをつくって行く上で「おしぼりはおもてなしの心を表す日本の大切な文化である」と改めて感じとった。

アーティストの作品は、このおしぼり文化に彩りを与えてくれる。

作品化されたおしぼりは、偶然手にとった時どんな感じなのだろう。アーティストのメッセージは届くだろうか？

このアートプロジェクトは、世界の絵画史においてもとてもユニークな試みです。

おしぼり文化を世界に広げるためにも皆さん応援しましょう！