王滝村の文化と香りを届けたい！村出身の20才ねっくじガールズの想い

ーーー【７月１６日！！多くの皆様のお陰様で目標達成する事ができました！】ーーー

　今回のプロジェクトの構想段階では、正直「達成できるのではないか」という事は少し思っていました。理由としては、ねっくじガールズ達が抱いている「王滝村への並々ならぬ想い」に確信を得たからです。とはいうものの、実際はとても不安でした。「本当に達成できるのか」。しかし、その不安は、多くの村民、多くの支援者の方々からのとても励みになる応援メッセージと比例するように消えて確信へと変わっていきました。同時に、ねっくじガールズ達の変わらぬ想い、そして「やって良かった」という発言。達成。僕たちは多くの方々からの支援を頂いていてその期待に応えていくという責務を喜びと共に抱えることになりました。本当にありがとうございます！！！

 

しかしながら！まだ８日という日程があります。最後の最後までこのメンバーで駆け抜けていきたい。その想いと共にネクストゴールを定めることになりました！！

 

ネクストゴールの目標金額は１１０万円。

精油を取る際にそのままの葉を蒸すのも良いのですが、細胞を壊した方がより多くの精油が取れるようです。その為にチッパー（葉を砕き細胞を壊す）の購入費にあて、より効率的に精油を採取したいと思っております。もしよろしければご支援お願いいたします！

 

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みなさん、初めまして。または、お久しぶりです。

合同会社Rext代表の倉橋です。

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます！

 

普段はキャンプ場、飲食店、農家民宿を営んでいます。しかし、現在はコロナの影響を受け経営状況は厳しい状況にあります。

この状況でも『今、できることを』という気持ちで、今回はヒノキの精油プロジェクトを行います。

ただの商品開発ではなく、王滝村の若者達の想いを乗せた今回のプロジェクトを読んでいただけたら嬉しいです。

 

まずは実行者のご紹介をさせて頂きます。

 

▼ねっくじガールズとRext滝越

『ねっくじガールズ』とは？

 

王滝出身の二十歳の女の子３人組。

ねっくじとは王滝村の方言で「一生懸命」という意味です。

ねっくじガールズという名前には王滝の歴史を大切にしながら、一生懸命私たちらしく王滝を元気づけていきたいという想いが込められています。

保育園から高校までずっと姉妹のように育ってきた仲間と王滝村を元気づけたいという思いから今回のプロジェクトに参加させていただきました。

中学生の時に芽生えた自分たちも王滝村の力になりたいという想いが大学生になった今でも成長し続けています。もう一度このような形で三人の思いを一つにできたことを本当にうれしく思います。

 

現在はみんなそれぞれの目標に向かって別々の土地で頑張っていますが、「王滝村」に対する想いは、今もそしてこれからも一つです。

 

 

 

『合同会社Rext滝越』とは？

長野県王滝村に約７年前に地域おこし協力隊として移住し、任期終了後、集落支援員を経て起業し、村の指定管理物件の飲食店とキャンプ場を運営。2020年10月には古民家「常八」という農家民宿＆大衆酒Barを経営しています。常八に関してはレディフォーで支援を頂き改修費の一部に充てさせて頂きました。本当に感謝しております。（詳しくはこちら）

 

村の課題とビジネスを繋げることに四苦八苦中。

 

また、コロナ禍に置いて経営的にかなり厳しい状態であり、会社存続の為にも四苦八苦中。

 

日本仕事百貨さんの記事と共に弊社事業の紹介をさせて頂きますので良ければ参考までに。

 

▼プロジェクトを始めたきっかけ

【木材の栄枯盛衰】

木曽郡王滝村は日本を代表するヒノキの産地で、かつては森林鉄道が張り巡らされ賑わいを見せていました。しかし、外国産材の輸入と共に国内の木材価格が低迷。徐々に林業や製材場は衰退していきました。

 

 

木材の価値が下がり、山の価値が下がる。

 

「僕らの世代になると山への関心がもっと薄らいでいくのではないか」

と、危惧するようになりました。

 

僕たちは森が好きです。木が好きです。広葉樹も針葉樹も。

森、山の恵み、動物達が身近に感じられる王滝村が好きです。

 

「王滝村の森の恵みを活かした地域課題の小さな解決」

この取り組みが今回の精油事業。

 

木を育て、品質の良い材に仕上げる為には整備が必要です。

枝打ち、除伐、間伐。

 

 

「森林整備にはお金かけられないわ」

「私の代で山の手入れは終わるかも」

「山を持っていても二束三文」

 

こんな声が聞こえてきます。

 

「我々に何かできることはないのか！？」

 

小さな規模での整備だったら自分たちでできるかもしれない。

その時に出た枝や葉を活かして精油を作る事ができれば山主負担は少なくなるかも。

 

自分たちでどこまでできるかはわかりません。

林業従事者の邪魔にならないようにしなければなりません。

僕たちが思っているよりも課題は沢山あると思います。

 

けど、先人達が守り育ててきたヒノキを、山を育てていきたい。

山に住む者として、森と共に生きる者として、小さくても何かしたい。

 

そのような思いで今回のプロジェクトは始まっていきました。

 

▼地元出身の若者達と私たち移住者とのチーム結成

そんな中、村で林業と民宿を営んでいる「藤屋」の娘、優佳ちゃんと話をする機会がありました。

 

彼女は松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科で学ぶ学生。僕らの活動に関心を持ってくれていました。

僕「ある想いがあってヒノキの精油を作ろうと思ってる。一緒にデザインを考えてくれないか」

優佳ちゃん「一緒にやりたいです。同級生に声かけてみます！」

 

その後、デザインの専門学校出身で村の会社に就職したこっちゃん、先生を志しているまどかちゃんも加わり地元出身の２０才グループねっくじガールズとRext滝越のチームが結成されました！

 

▼このチームの目指すモノ

□ヒノキの精油作り（担当：Rext滝越）

王滝村産のヒノキの葉を使った精油を作り、村の文化と魅力を発信。同時に村の新たな特産品、お土産として販売します。

 

□ヒノキ精油のデザイン・ネーミング・ストーリー作成（担当：ねっくじガールズ）

デザインの専門学校出身のこっちゃんを中心にみんなで話し合いを重ね、王滝村の文化がわかるようなデザイン作成中。商品名は『わたしたちの贈り物』に決定！

 

□RextリジェネラティブPJ（担当：Rext滝越）

森林整備で出たひのきの枝葉を精油して販売→売上の２％を地域活動に使用。このサイクルを回して、村の小さな小さな課題を解決していきます。

 

 

▼過疎化の進んだ故郷への想いbyねっくじガールズ

 

藤本優佳（松本大学3年。地域づくりや観光について学び中）

私の人生の大きな転機は、2014年に発生した戦後最大の火山災害と呼ばれた御嶽山噴火でした。当時私は14歳の中学2年生でした。

 

最初御嶽山が噴火したと知った時、何が今起きているのかわからず実感が湧きませんでした。しかし、学校の校庭にいっぱいに止められた自衛隊車両や連日のテレビの報道を見るうちに、徐々に本当に御嶽山が噴火をして多くの方が命を落とされたんだと知りとても胸が痛くなりました。

 

それと同時に、慣れ親しんだ大好きな「お山」で起きたことなのに何もできない自分に、とても無力さを感じたことを今でも覚えています。

 

私の実家は御嶽山の麓で民宿を営んでいることからその後の宿泊される観光客の激減や御嶽山噴火が与えた村の観光業へダメージというものを一番身近に感じました。

 

そこで、私たちができることはなにか考えたとき出てきた答えが「村を元気づけること」でした。

 

そんな思いから中学生の時に「王滝未来プロジェクト」を立ち上げ村への提言や、東京でのPR活動などを行いました。このプロジェクトを通して、村への自分たちの思いを再認識し、みんなと一つの目標に向かって頑張ることの楽しさを学びました。

この思いが今回のRext滝越の方々の提案によって思い出され今回のプロジェクトへの挑戦にいたりました。

もう一度大切な仲間と王滝村を元気づけるための機会を作ってくださったRext滝越の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、今回のプロジェクトに挑戦しようと誘った時、快く引き受けてくれたまど華さんとこと美さん。今こうして皆さんと一つの目標に向かって活動できること、本当にうれしく思っています。

 

今回のクラウドファンディング挑戦の経験を生かし、今後も王滝村を元気づけられるような活動をしていきたいと考えています。

 

 

巾こと美（村内企業（株）シシで主にデザイン担当）

私は、地元の高校を卒業後名古屋の専門学校でデザインを学びました。名古屋に行って改めて王滝の不便さを実感しました。

けれども、田舎だからこその自然のありがたさも同時に実感することになりました。

そして、卒業が近くなり就職活動で悩んでいたところ、優佳さんから王滝村の企業を紹介してもらいました。王滝村に縁を感じ、村のために働きたかったこともあり地元に帰ることを決意しました。

 

今年の４月からは企業に努めつつ専門学校で学んだ知識を糧にして社会人として頑張っています。

 

私がプロジェクトに参加しようと思った理由は、

王滝をもっと活気のある村にしたいと感じたからです。

 

王滝村に帰ってきたとき、来年には子供不足により私たちの母校が隣町の学校と合併してしまうと聞きショックを受けました。

 

このまま人口減少が進んでしまうと王滝村という名前自体もなくなってしまうのではないかと不安に思いました。

 

しかし今まで村のために何かしたいと思っていても、どのように動いたらよいのかわかりませんでした。その時、プロジェクトの存在を知りました。ついに私が村に協力できる場に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

このプロジェクトを私たちで王滝村を変えていくきっかけにしていこうと思っています。

 

 

青島まど華（千葉県の大学で教師を目指して勉強中）

1度だって王滝村の景色を忘れたことはありません！

 

王滝村は自然が豊かで水が美味しく、空気の澄んだ良いところだと村を離れてから、改めて気づきました。

 

私が今回のプロジェクトに賛同したのはやはり王滝村が大好きだからです。この素敵な王滝村がいつまでも残っていて欲しい、そして、多くの方に村の魅力を感じてもらいたい、そう願っています。

 

樹齢100年の大木と並んで見上げた広い空、

同級生でお泊まり会をしたりした笑い声が詰まった民宿、

雨が降ると香ってくる土の匂い、

最初はとても美味しいとは感じられなかったすんきの味などなど…。

 

ここ王滝には私たちのたくさんの思い出が詰まっているのです。

 

そして、私には夢があります。

 

それは、いつか大好きな、そして思い出があふれたこの村で教師として働くことです。

 

現在、王滝村は少子化が進み生徒が1人しかいないクラスもあるのが現状です。この問題を解消するにはまず王滝村を知ってもらうことだと思います。王滝ならでは、王滝だからこその良さを広めて活気のある村にできたらと思っています。

 

そして、今度は私が子どもたちに王滝の歴史や文化を伝え、王滝の未来を担う子どもたちを育てたいです。

 

私が今王滝村のために動けていることにとても幸せを感じています。村の活性化に協力するため、これからも積極的に活動していきたいと考えています。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

• 王滝村産ヒノキ葉の精油の販売（雑貨扱いとして販売いたします）
• 箱、瓶のパッケージはねっくじガールズのデザイン
• RextリジェネラティブPJとして売上の２％を村民活動へ使用

 

◆最後に、、、

「○○の精油」は色々な企業がかなり前から販売しています。

はっきり言って僕らは本格的な装置はありません。大量生産もできません。とてもアナログです。

けど、この製品を通して

「村の文化を知ってもらいたい」

「村の一部を暮らしの中に取り入れてみて欲しい」

「王滝村を、僕たちを応援してもらいたい」

「木が醸し出す自然な香りでリフレッシュして欲しい」

「この商品を通して村の小さな課題を解決する仲間になって欲しい」

「コロナ禍において移動が制限されてる中でも王滝村を感じてもらいたい」

そのような気持ちです。

 

小さな会社の大きな挑戦にご支援お願いします！

ねっくじガールズの挑戦に応援お願いします！

 

みなさんの応援が僕らの原動力になります。

 

（同）Rext滝越　代表社員　倉橋孝四郎　

 

※リターンの遅延に関して

・コロナの影響により、リターン品の部材が入らなくなる恐れがあります。万が一リターンに遅延が生じる場合は改めてご連絡させていただきます

 

 

▼プロジェクト終了要項
製作物    
王滝村産ヒノキのエッセンシャルオイル

製作完了予定日    
2021年11月1日

製作個数    
1000個（5ml）