日本の原風景を眺める築百年の古民家を一棟貸宿にリノベーション！

 

 

 

はじめまして。岡山県美咲町の山奥で【パン屋と古道具屋】を営む髙木　一真・彩と申します。

 

私たち夫婦は【つなぐ棚田遺産】に登録された美しい里山に移住し11年目になります。

 

築百八十年を超える古民家を購入し自分たちで改修し、自宅兼店舗「kokopelli&salvage」を営んでおります。

 

 

標高４００Mの山間地の山奥ではありますがおかげ様で開業してから七年目を迎え、地域に寄り添いながら日々お店を営んでおります。

 

そして昨年、運命的に出逢った棚田百選の中にポツンとある築百年の古民家を譲り受け、現在一棟貸し古民家宿オープンに向け改修中です！

 

 

 

 

●髙木　一真：古道具屋・便利屋　店主

 

家業であるパン屋と古道具屋業の傍ら、便利屋として大工仕事、草刈り、農家の手伝い、建築業など地域の方からお困り事の仕事を引き受けています。

 

移住後は築百八十年の古民家を自分たちで改修し、パン屋としてオープン。2019年には更地を開墾し、基礎から古道具屋を建て、古道具屋をオープン。

 

現在は宿開業に向け築百年の古民家を改修中。

 

 

古道具屋：Salvage（サルベージとは救出するという意味）

 

忘れられていた古きよきものを救出し、再び必要な方の元へとどきますように。

 

 

 

●髙木　彩：パン屋店主

 

三人の子育ての傍ら、独学で自家製酵母パンの技術を習得する。

 

現在は週4日はパンの仕込みと店舗営業をし、この春から宿泊のお客様の朝食用のパンの提供を始める。

 

 

開店日には地域の方々から沢山のお祝いを頂きました。

 

 

●パン屋：ココペリ

 

ココペリはネイティブインディアンのキリギリスの精霊。

手の持つ笛を吹くことで、大地に実りを与え、五穀豊穣や子宝をもたらす

 

 

 

 

ここで少しなぜ私たちが宿を開業することになったのか、その経緯をお話させてください。

 

私たちが暮らすここ大垪和（おおはが)地域は少子高齢化がすすむ過疎地域です。人口減少、高齢化により空き家の増加、地域コミュニティーの脆弱化、お祭りなど伝統行事の継続危機が起きています。

 

また農家の担い手不足により休耕田が増え、美しい棚田の景観維持も課題の一つになっています。

 

私たちも移住して十年が経ち、自分たちに出来るやり方で、少しでも地域が活性化するよう活動しています。

 

 

この美しい里山の景色が未来へ繋がりますよう。

 

 

そんな中、以前から気になっていた古民家の大家さんに偶然出会い、運命的にも古民家を譲って頂けることになり、２０２２年より改修工事を開始しています。

 

宿として空き家を活用することは地域の問題解決の一つに繋がりますし、何より宿泊というスタイルでゆっくり過ごして頂く事で、この場所の時間の流れ方、自然の美しさ、非日常の体験を感じてもらえたらと思っています。

 

私たちが営むパン屋にも移住希望の方や田舎暮らしに興味がある方が多数ご来店されます。そのような方たちにも一棟貸古民家宿に宿泊して頂き、五右衛門風呂や薪ストーブ、田舎体験を楽しんでいただきたいと思っています。

 

 

五右衛門風呂体験・女性の方でも気軽に薪ストーブ体験ができます。土鍋で炊くご飯もおすすめです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

 

 

宿の朝食はもちろん、パン屋店主が焼いたパンをお届けいたします！

 

朝、鳥の囀りとともに目を覚ましたら、ゆっくりと深呼吸。目の前に広がる美しい景色を見ながら美味しい珈琲とパンでごゆっくりと朝食をお楽しみください。

 

 

 

 

宿の外装・内装は出来るかぎり自分たちで改修しています。水周りや電気工事、建物の基礎工事など大事なところは職人さんにお願いし、ハーフセルフビルドでリノベーションしています。

 

建具やベット、キッチンカウンターなどは店主が製作し、古材や古道具屋の古道具も活用しながら

【宿・パン・古道具】と地域が融合した宿となる予定です。

 

 

【改修の様子】

 

【改修後の様子】

 

 

 

忙しい日常、情報化が進んだ今日の社会において、時に立ち止まって、五感で自然を感じ、非日常の時間の中に身を置くことで、心から満たされる感動や喜び・発見がきっと旅を豊かなものにしてくれると思っています。

 

私たちが提供する宿はそのような価値が現代社会に求められていると感じ、このプロジェクトを立ち上げました。

 

日本の原風景の中でゆっくりと深呼吸。

そんな贅沢な時間をお過ごしください。

 

 

 

 

宿開業に向け、自分たちの資金を注ぎ込み、融資を限界まで受け、外装・内装工事も出来る限り自分たちで行ってきましたが理想とする資金まであと少し足りません。もし私たちの活動に少しでも応援して下さるお気持ちがある方はぜひ一緒にこのプロジェクトが達成できるようお力添えを頂けると幸いです。

 

美しい里山と代々受け継がれてきた「つなぐ棚田遺産」。

 

この場所をより多くの方に知って頂き、日本各地、海外からも人が訪れる宿を目指して、一緒にこのプロジェクトを成功させてください！

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり有難うございます。

 

縁も所縁もないこの土地に移住し十年。そんな私たちがこの地に根差してやってこれたのも地域の方々の支えと美しい自然に囲まれた生活があったからこそ。

 

パン屋も2023年で7年目を迎え、これまでの経験と積み重ねてきたものを今度は新たな挑戦・古民家宿に生かせるよう精進してまいります。

 

そしてこの場所の良さを皆様に知って頂けるようこれからも地域に寄り添いながら、この場所で皆様のお越しをお待ちしております。