保育士の働きやすい環境とは？

皆様いつもありがとうございます。

これまでに記事のシェア拡散、ご支援賜りました皆様、心の中で応援してくださっている皆様のお陰様で昨日はついに60％を超えることが出来ました。
本当にありがとうございます。


さて、本日の標題は保育士の働く環境についてお話させていただきます。
お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

子ども達にとって、人的環境・物的環境を整えることはとても大切です。常にポジティブで、クリエイティブな環境が必須であると考えます。

しかし、保育士を長年勤めていた経験を持つ園長はじめ、現役保育士から聞く実態では、「保育士の仕事の負担」「仕事と家庭との両立の難しさ」「激務から現場に復帰できない」「保育士の給与の低さ」などなど。

特に非正規雇用でありながら、担任業務を持つとなると家庭に持ちかえる仕事も多々あると聞きます。

保育園で働くことを夢みて、取得したはずの資格。

長く勤めたいというニーズが合わず、離職する潜在する保育士はかなりの数がいると言われています。

その結果、保育士不足が深刻化し、本来定員数お預かりするところ、お預かりできない。つまり、待機児童数が増加の要因ともなっているのです。

近年、国も動き出し、少しずつ働く環境も整備されてきました。
子育て真っ最中の私たちが保護者・職員の先生方に仕事と家庭の両立ができる環境整備をすることは大変意味のあることと思います。

しかし、10年前と比べても保育士の給与形態や環境の劇的な変化はまだまだのように感じます。
さらに昨今では保護者への手厚い対応や子ども達の専門的なサポートや書類業務が増加し、保育士の仕事量は増え続け、現場からは疲弊の声も聞かれています。
　
子ども達が好き！仕事が好き！なのに現場に戻れない、働きずらいらいなどの現状を何とか出来ないだろうか？

そこで、私たちおとのもりでは、ICT化を推進し、書類をはじめ他業務に煩わされることなく、子ども達の成長に注視できる、記録のための残業がない「働きやすい(保育しやすい)環境整備」を行います。

今回コロナウイルス感染拡大防止の観点からも、全国的にICTを取り入れる園が増えていると担当者からもお伺いしております。

何より紙ベースではなく、タブレット内で共通の様式(基本テンプレート)を共有することは職員間での保育内容の行き違いもなく、統一した関わりのもと、ヒヤリハット防止にも繋がります。

現在、厚労省からの通知で登園、降園の際に園舎に入ることが出来ないため、連絡事項等もスマホ、タブレットを用い保護者へお伝えできる。


子ども達を取り巻く環境が大人である私たちのやり方や考え方ひとつでより良くも悪くもできる。子どもたちの笑顔を守るためにできることはまずトライしてみる！！

園児、保護者、職員、それぞれがみんな笑顔で前向きに子育てできる保育園を目指しています。


副園長
足立 幸恵