黄檗宗大本山萬福寺|寺に伝わる貴重な文書を、ともに未来へつなぐ。

黄檗宗大本山萬福寺|寺に伝わる貴重な文書を、ともに未来へつなぐ。

支援総額

7,405,000

目標金額 5,000,000円

支援者
219人
募集終了日
2024年8月29日

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プロジェクト本文

 

 

 

自己紹介

 

はじめまして。萬福寺クラウドファンディング実行委員会です。

本実行委員会の主体である萬福寺(まんぷくじ)は、京都府宇治市にある日本三禅宗の一つ「黄檗宗(おうばくしゅう)」の大本山です。

 

 − 黄檗山萬福寺のはじまり − 

 

ご開山、隠元隆琦禅師は中国明朝時代を代表する禅僧です。1661年(寛文元年)に京都宇治の地に黄檗山萬福寺を開創されました。隠元禅師は、もとは中国福建省の黄檗山萬福寺の住職でありました。日本からの再三にわたる招請に応じ、弟子たちおよそ20名を連れて1654年に長崎の地より来日し、同名の寺を建立しました。その寺が京都宇治の黄檗山萬福寺です。

 

黄檗山萬福寺は当初「臨済宗黄檗派」と称していましたが、明治9年に「黄檗宗」として独立しました。日本の「禅宗」は、曹洞宗、臨済宗そして黄檗宗の三宗に分類されており、中でも黄檗宗は中国的な特徴を色濃く残しています。

 

 

 − 萬福寺の魅力 − 

 

黄檗宗の大本山である黄檗山萬福寺の住職は、江戸初期から中期にかけて中国から渡来した僧侶でした。その伝統は、儀礼や法式、梵唄(ぼんばい)といわれる法要に受け継がれています。現在も行われている唄のように節のあるお経は、中国寺院の仏教儀礼と共通点が多くありながら、日本の黄檗宗ならではの独自性が見られます。

 

そのため萬福寺は、中国風の意匠や建築が特徴的で、異国情緒にあふれる点が魅力として好評をいただいております。およそ4万坪ともいわれる広大な境内を心静かにお参りされる方、普茶料理、坐禅、写経など、またご縁日やイベントを目的に訪れる方など、さまざまな楽しみ方があります。

 

駅や高速道路からのアクセスも良く、駐車場も完備しており、観光に訪れやすい立地です。

 

しかしながら、京都市内の有名観光寺社に比べると”隠れた名刹”とされており、今回のクラウドファンディングをご縁に、日本全国、さらには外国からも多くの方々に訪れていただきたいと願っております。

 

 

 − 隠元禅師の影響 − 

 

萬福寺を語る上で、隠元禅師の存在は外せません。当時、中国の黄檗山萬福寺の住持であり、日本に渡来してからも多くの信者を集め、大いに隆盛を極めました。「弘戒法儀(ぐかいほうぎ)」や「黄檗清規(おうばくしんぎ)」を著し、日本の禅宗の発展に大きな功績を残しました。

 

また隠元禅師よりもたらされた影響は、日本文化全般に一大センセーショナルを巻き起こし、美術、医術、建築、音楽、文学、印刷、茶道、料理などにとって、大きなものでした。さらに、隠元禅師は物心両面で日本文化の発展に寄与し、当時の皇室から国師号や大師号を授与されました。

 

私たちが日常で目にする原稿用紙や明朝体のルーツ、黄檗山名物の普茶料理でも使われるインゲン豆やタケノコ、レンコン、スイカなどの農作物、他にも寒天の名付け親であり、煎茶文化も隠元禅師よってもたらされたものと言われています。

 

 

私たち萬福寺は、これら350年の歴史と伝統・文化・伽藍を大切に、隠元禅師の禅の教えを綿々と受け継ぎ伝えていくことを使命とし、江戸時代より日本の歴史や文化において重要な役割を果たしてきた寺です。

 

 

 

プロジェクト詳細

 

この度、萬福寺が所蔵する隠元禅師直筆の掛軸を複製し、後世に永く残すためのクラウドファンディング(以下、CF)プロジェクトを企画させていただく運びとなりました。

 

現状、掛軸は法要のたびに実物を使用しており、これにより損傷のリスクが高まっています。劣化してしまう前に複製品を制作することで、実物の価値を守り続けていくことができると考えております。

 

 

このプロジェクトで実施すること 

目標金額:500万円

 

資金使途:

今回クラウドファンディングでいただいたご支援は、萬福寺にて保有する文書「遺偈」「示孫偈」「祝偈」の複製品制作費用として使用させていただきます

 

 

 

 

なぜ今、複製品(レプリカ)が必要なのか

 

萬福寺には、僧侶や関係者の手によって代々守られてきた貴重な古典籍や古文書類が所蔵されており、その数はおよそ800点にもおよびます。これらの所蔵品の中から最重要資料に位置付けられている3点の複製品を制作し後世に残していくプロジェクトを実施させていただきます。

 

遺偈(ゆいげ)
示孫偈(じそんげ)
祝偈(しゅくげ)

 

いま私たちが目にすることのできる文化財の数々は、その時代時代を担った人々によって大切に遺されてきたもの、いわゆる「伝世品」であり、後世に文化を伝えたいという先人たちの熱い思いの賜物です。現代を生きる私たちは、この先人たちによって守られてきた伝世品を次の世代に伝えていく大切な役割を担っています。

 

 

いま複製品を作ることで、以下の3点の狙い・価値があると考えております。

 

① 文化財の今の姿の記録

② 災害などによる危険分散

③ 原本はしかるべき場所に保管し、掛ける場合は複製を活用

 

①文化財の今の姿の記録

今回、複製品を制作する元となった掛軸は、隠元禅師が萬福寺の住持となった1661年以来、修理を重ねて大切に守られ保管されてきました。原本は毎年の開山忌法要で掛けられます。細心の注意が払われていますが、そのときに落下やロウソクの蝋が飛ぶ危険、紫外線、チリ、埃や湿気などにさらされていますので、毎年少なからず経年劣化しております。複製品を制作することによって、現在の状態を維持することに早すぎるということはありません。

 

 

②災害などによる危険分散

昨今の相次ぐ天災を体験する私たちは、貴重な古典籍類をいかにして後世に遺すかという大きな課題に直面しています。原本の亡失を防ぎ、万一に備えるために、後世に伝える手段として精巧な複製品を制作し、元本を別の場所で保管することによって災害などにより被るリスクを分散できます。

また、制作にあたり採用したコロタイプ(玻璃版)は版を用いるため、万が一の場合でも複製品を再制作することが可能です。

 

 

③原本はしかるべき場所に保管し、掛ける場合は複製を活用

 

 

<複製品制作を担当する「株式会社便利堂」とは>

 

株式会社便利堂は明治20年の創業以来、文化財撮影と印刷物を通じて日本の文化財を守り続けてきました。

萬福寺との関係は明治40年代にさかのぼり、名画集はがきの制作をきっかけに始まりました。その後、所蔵品のはがきやパンフレット、写真集、記念品などの制作を通じて長年にわたる交流を続けています。

 

令和4年には、隠元禅師350年大遠諱大法要で、天皇陛下より賜った新しい諡号の複製品制作を担当したことも記憶に新しいです。現代では、技術の進歩により誰もが安く、早く印刷物を制作できる時代となりましたが、それでもなお便利堂に依頼する理由があります。それは、便利堂が世界でも希少な印画技法である「コロタイプ」を伝承しているからです。

 

<コロタイプとは>

19世紀中頃にフランスで発明された顔料による写真プリント技法で、その繊細さや再現性、質感、耐久性に優れています。この技術は、「印刷とは思えない」「まるで筆で描いたよう」と評価され、国宝や貴重な文化財の複製だけでなく、美術図録や作品集の制作、現代作家の作品づくりにも活用されています。

 

特に、隠元禅師の直筆書状の再現において、コロタイプの技術はその繊細な筆致や深い表現力を忠実に再現するために欠かせないものです。この技術を用いることで、隠元禅師の思いをより正確に、そして永く未来へ伝えることが可能となります。歴史が培った熟練の技とこだわりをもって、示寂直前の隠元禅師の思いの一端が偲ばれる筆致を、心をこめて再現することを目指しています。 

 

 

クラウドファンディングを実施する理由

 

たくさんの文化を発信してきた萬福寺は、その文化財の多さやお寺の規模から、「クラウドファンディングを利用せずとも資金が集まるのでは?」と思われるかもしれませんし、実際にそのようなお声をいただいておりますが、実はそうではありません。

 

直近の大法要(350年遠諱)でも自己資金では全てを賄えず、多くの方からご支援をいただいており、今回も同様に全て自主財源では賄いきれない実情があります。

 

また、より上段の課題に目を向けると、「黄檗」を読めない、「隠元」を知らない、「萬福寺」本山なのに京都でもマイナーな寺院であるなど、人々に歴史や価値、魅力を届けられていないことが現状における最大の課題だと考えております。

 

そのため、今回のクラウドファンディングを通じて、金銭的なサポートももちろんですが、萬福寺のこと、黄檗宗のこと、日本の文化に深く関わってこられた隠元禅師とその功績を、たくさんの方に知っていただきたい、そして皆様にもっと親しまれるお寺になりたい。そんな思いを込めて、クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。

 

歴史と文化を守り、後世に正しく伝えるため、何卒ご支援をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

実行者より皆様へメッセージ

 

荒木 将旭(荒木 昌明)

黄檗山萬福寺 宗務総長


皆さま 萬福寺の荒木と申します。

この度隠元禅師の遺偈をクラウドファンディングにて複製をさせていただくこととなりました。

皆様の厚いご支援よろしくお願いいたします。

 

普喜 正隆様

黄檗宗宗議会 議長 常休寺 住職


~ご縁に感謝申し上げます~

黄檗宗宗議会議長の普喜正隆と申します。この度は、黄檗山萬福寺クラウドファンディングのサイトを見ていただきました「ご縁」に、感謝申し上げます。

 

プロジェクト詳細は、ご覧いただいたと思いますが、大切な宝物を守るためのプロジェクト支援で「ご縁」をつなぎ、法要時に使用します掛け軸の裏に記名し更なる「仏縁」を結べますこと、お願い致したく申し上げます。

 

吉野 心源

黄檗山萬福寺 教学部長


皆さん、こんにちは。私は萬福寺 教学部長 吉野と申します。

 

この度、萬福寺ではお寺を開かれた隠元禅師のお軸を、皆さんのお力をお借りしてクラウドファンディングにて複製を作ることになりました。詳細はクラウドファンディングのホームページをご覧いただきたいと思いますがどうぞ後世に残すべく、ご協力を切にお願い申し上げます。

 

どうぞ沢山の方にお力添えを頂戴できますように。

 

尾崎 正樹

株式会社便利堂


~重宝を守り後世に伝承し続けていくこと~

 

株式会社便利堂 コロタイプ工房の尾崎正樹と申します。このたび隠元禅師の掛軸の複製品制作にあたり、コロタイプ工房で機長を務めさせていただきます。

 

私は入社してから20年、コロタイプに携わり多くの文化財複製を行ってきました。ゼラチンの皺からなる連続階調は単に印刷というカテゴリーからは想像もつかない、本当に描かれたような質感が生まれるのが特徴です。私はその技術に惹かれ現在もコロタイプを続けているわけですが、私が作業していく中で大切にしていることがあります。それは「人の想いを乗せていく」ことです。人が作り上げたものには必ず意思、理想、思想があり時代背景の中にどのようなことを想い制作されたのか、またどのような考えで文書を残されたのか、数々の文献から読み説くところから作業は始まります。そして大切な文化財をこれからも後世に伝えていきたい人々の想いを大切に制作しています。

 

「墨に五彩あり」という言葉があります。単に黒という世界に留まらず淡い墨色から濃い墨を筆に気持ちに乗せて、書いた人の想いや見る人の心情によって色の変化が生まれることを言います。大切に残されてきた隠元禅師の墨書の中で80歳を迎えられたことを祝って作られた祝偈「八十自祝偈」は感謝の気持ちのような全体に柔らかく丸みを持った墨の濃淡があり、対照に「遺偈」は自身の心情の吐露を先んじた意志の強さ、隠元禅師の姿が墨書の中に伝わってくるように思います。コロタイプは職人が一つ一つ手作業で制作を行っています。誰かに伝えたいこと、想いを宿したものは人でしか作れないものだと思っております。私は出来る限り隠元禅師の想いを胸に、そしてその意思を大切にされてきている人のことを想い制作に携わりたいと思います。

 

コロタイプ複製を制作することによって多くの人が文化芸術に触れる機会を得られることや、隠元禅師の教えや日本文化の発展に貢献された業績について、今後さらに広く認知される可能性がある点は意義深いことだと思っております。ご賛同のほどよろしくお願い申し上げます。

 

関塚 哲心

黄檗宗大本山萬福寺執事 黄檗宗宗務本院庶務部長


黄檗宗大本山萬福寺執事 黄檗宗宗務本院庶務部長を務めさせていただいております、関塚と申します。

この度、黄檗山萬福寺ではクラウドファンディングを用いましてお寺で所蔵する文化財を後世に伝えるための事業を企画しております。

 

黄檗宗の宗祖 隠元禅師は今から370年前に仏教の正伝を伝えられると共に日本に様々な文化をもたらしました。

その功績は代々の天皇陛下にお認めいただき隠元禅師は、4つの国師号と3つの大師号を持つ国の先生として迎入れられております。

 

その隠元禅師の教えを忘れることのないよう、禅師はお亡くなりになる4月3日に遺言を残されました。

現在でも毎年4月3日開山忌の日にはその遺言を掲げ禅師のお気持ちが代々に引き継がれていくよう私共はお祭りを行っております。

 

この度のクラウドファンディングではその禅師の遺言を今後50年100年と引き継いでいくよう複製を制作しまして

その禅師のお心を綿々脈々とこの先も引き継いでいけるようこの事業を企画いたしました。

 

今回ご協力をいただいた方にはその複製の後ろにご芳名を記させていただきまして代々まで皆さまのご厚情を忘れないよう維持管理していきたいと考えております。

萬福寺の文化財 萬福寺を守っていくには皆さまお一人お一人のご支援ご厚情が欠かせません。

是非ともこの事業にご賛同いただきまして、厚いご厚情を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

 

賛同者様より応援メッセージ

 

廣瀬 大輔様

黄檗宗布教師会 会長 長福寺住職 


皆さん、こんにちは。

黄檗宗布教師会 会長 廣瀬大輔と申します。

 

黄檗宗は中国の禅僧「隠元隆琦禅師」を開祖とする禅宗です。

萬福寺ではこの宗祖「隠元隆琦禅師」を偲んで、毎年、宗祖の亡くなられた日そして生誕された日に大きな法要を行い宗祖を偲ぶ法要を行っております。

 

この度、その掛け軸を複製するためのクラウドファンディングをお願いすることとなりました。

 

黄檗宗、禅宗にとっては掛け軸というのは大変大切な重物です。 宗祖のお心を宗祖の禅の心を私たち一人一人が受け取るために。その掛け軸というものの大切さ、重要性をしみじみと感じ、是非とも一人でも多くの方々にクラウドファンディングのご支援をお願いしたいと思い、心からそのお願いをいたしたいと思っております。宜しくお願いします。

 

関 光徳様

黄檗宗布教師会 副会長 光雲寺住職


私は、黄檗宗布教師会 副会長 関光徳と申します。


この度、大本山萬福寺では所蔵します大切な宝物、中でも門外不出の宗祖、隠元禅師の掛け軸の複製を作成することとなりました。


この掛け軸にはお釈迦様が説かせた法が、インドから中国へ、そして海を渡り日本へ広まり、臨済の正当な禅として奥義を記してあります。


ぜひとも、この宝物の存在的価値を広く知っていただきたく、クラウドファンディングの形として宗務本院によって行われます。また、このプロジェクトが黄檗文化と歴史を守り、未来への一翼を担うことを願います。


何卒、多数の方々の法縁を賜りたく、何卒、ご協力のほど、お願い申し上げます。

 

髙渕 弘明様

H1法話グランプリ出場者 福聚寺副住職


H1法話グランプリ2023本大会に登壇いたしました、黄檗宗 髙渕弘明と申します。大本山萬福寺クラウドファンディングにご縁をいただきまして、誠にありがとうございます。

 

黄檗宗は江戸時代の初め、中国福建省よりインゲン豆を携えて来日なさった隠元禅師が開かれた禅宗の宗派です。この度は、宗祖隠元禅師が残された三つの貴重な掛け軸の複製を作成することとなりました。

 

一つ目に遺偈、宗祖がお亡くなりになられるその日、人生を振り返って示された掛け軸。二つ目に示孫偈、お亡くなりになられる二日前、弟子たちへ励ましの言葉を残された掛け軸。三つ目に祝偈、宗祖80歳の誕生日
そのお気持ちを記された掛け軸となります。

 

この三つの貴重な掛け軸の複製を作成することで、より多くの方々に黄檗禅を感じていただき、皆様が今をどう生きていくのか、その心のよりどころになることを願っています。また、黄檗文化が現代社会へ伝わり、後世へつながる大切な機会ともなっています。

 

皆様のクラウドファンディング事業へのお力添え、心よりよろしくお願い申し上げます。

 

髙島 正哲様

黄檗宗 雲松寺第33代住職


この度、黄檗宗大本山萬福寺において、保有する重要文書のレプリカを作成するとのこと、大変有意義な取り組みと、また、その取り組み方法が、従来の宗内、護持関係者に限定された寄付活動ではなく、クラウドファンディングによるものと聞き、宗門の新たなる一歩と捉え大変喜ばしく思っております。

 

この取り組みは単純に募財活動するのが目的ではなく、この取り組みを通して、黄檗宗という日本三禅宗とは言われるものの、一般に認知の低い黄檗宗の存在を広く世間の皆様に認知していただくきっかけともなると存じます。

 

混迷窮める昨今の世の中にあって、世界中のオピニオンリーダー層から仏教思想の大切さが再認識されています。宗門本山はその中核をなす存在であり、文化、思想その他多くのものを後世に伝え広め、我々生活者を安寧へと導く役割を大いに担っています。

 

その一端として、この度本山保有の重要文書のレプリカを作成し、オリジナルでは感じて頂けないものをより身近に感じて頂ける可能性が広がるものと存じます。

 

是非この活動にご賛同いただき、世界に冠たる日本文化の当事者となっていただきたいと存じます。

 

奥田 穂積様

黄檗宗 霊亀山 九島院 26代住職 大阪市仏教会 事務局次長


黄檗宗をご存じですか?日本三大禅宗の一つであり、大本山は京都府宇治市にあります萬福寺です。

 

大本山萬福寺が所有する宗祖隠元禅師が書かれた『遺偈』、『自祝偈』、『示孫偈』のレプリカ作成のために、大本山萬福寺がクラウドファンディングに挑戦します。

 

歴史的な価値を保存し継承していくためにもレプリカ作成は必要です。

 

このクラウドファンディングは宗門にとって新たなチャレンジですし、黄檗宗を広く一般の皆さま方に知ってもらうきっかけとなると思い、応援させていただきます。

 

どうぞ、黄檗宗大本山萬福寺の新たな挑戦にご賛同をいただき、皆さまのご協力を宜しくお願いします。 

 

中谷 美風様

煎茶美風流家元


日本に於いて、急須を使ってお茶を頂くという煎茶喫茶習慣はすでに日常生活のひとつとして暮らしに溶け込んでいますが、その始まりはというと、黄檗山萬福寺の開山でおられる隠元禅師をはじめとする、渡来僧の皆さんが伝えたことから始まったといっても過言ではありません。その隠元禅師が書き示された遺偈の傷みが酷くなってきていると聞きました。この遺偈の下二句にはこう書かれています。隠元禅師が遷化されたその日に書かれたと聞いています。

 

今日身心俱放下
頓超法界一眞空
(今日身心ともに捨て去り、ここに意識の対象となるすべてのものから超出すれば一眞空のみとなるのです)

 

茶道の世界では頻繁に「茶禅一味」 と説かれますが、将にこの句そのものと感じています。物の劣化は、その物を扱う人の心の無関心が大きな要因。黄檗禅の益々の発展と、煎茶喫茶文化の継承と隆盛を願い、その精神の根幹となる隠元禅師の遺偈という書そのものだけでなく、その教えを後世まで大切に伝え残されることを切に願っています。

 

合掌 九拝

 

金子 衛三様

通玄寺 住職


この程、黄檗宗大本山萬福寺に於きましてクラウドファンディングが実施されることを知り、ここに一言応援メッセージを送らせていただきます。

 

私が萬福寺の修行道場にいたのは今から20年程前になります。その当時も大きな法要や式典などには掛軸をかけていました。そのどれもが開山隠元禅師をはじめ錚々たる高僧方が残した本物の軸でした。今思えば、まだまだ未熟な修行僧という立場でありながら、大変貴重な宝物に触れさせていただいたことは身に余る光栄でした。

 

しかしながら、形あるものはいつか劣化し破損してしまいます。歴史的にも大変価値がある宝物がそうなってしまう前に、なるべく早い段階でしっかりと保管しておくことが大切です。

 

隠元禅師が残した素晴らしい喝を次の時代に繋げていくために、此度のプロジェクトには大変重要な意味があると思います。1人でも多くの方々から暖かい救いの手が差し伸べられますように。プロジェクトの成功を心よりお祈り申し上げます。

 

松尾 晃味様

芳香園 店長

ホームページInstagram


元看護師が営む、福岡県大牟田市のお茶の芳香園店長の松尾晃味(まつおてるみ)と申します。お茶を通して、人から人へ繋がる良縁を紡ぎ続けている日本茶セレクトショップです。

 

黄檗宗大本山萬福寺様は私が携わる日本茶とも歴史的に深い結びつきがございます。更には今回はお茶を全国に広めるきっかけを作った隠元禅師の遺言を次世代に紡ぐためのプロジェクトとのことで、日本茶文化を次世代に紡ぎたい一心でお茶の魅力を伝えている私にとっても、とても共感する部分も多いです。

 

是非このプロジェクトが成功し、この隠元禅師が現代の私たちに託したものの1つである日本茶文化が次の世代にも紡がれていくよう、福岡県大牟田市より心より願っております!

 

麗清様

書画家 麗清流家元 『麗清會』代表


皆様、こんにちは。書画家麗清流家元の麗清でございます。

 

わたくしと京都黄檗宗大本山萬福寺様とのご縁は萬福寺 『東方丈』 へ、約3年後に、完成予定の18枚の『龍王図』襖絵を現在、描かせていただくありがたき神縁で繋がらせてい だいております。

 

こちらを開祖されました『隠元禅師』は、黄檗宗はじめ、精進料理の普茶料理、煎茶道を日本へ広められただけでなく、いんげん豆、すいか、蓮根、タケノコなど今のわたくし達にとってなくてはならない日本の大切な風雅な文化を沢山広めて下さった唯一無二の禅僧。そんな隠元禅師が亡くなられる寸前に書かれた大切な遺言を永遠の地球の遺産となりますように。

 

わたくし達の日本の文化を育み伝承下さいました、隠元禅師様へ今度はわたくし達から恩返しさせていただくまたとない機会かと感じております。

 

アフターコロナの影響で京都のお寺は、瓦1つ修復するのにも大変な財政難となっております。歴史遺産を守るためのクラウドファンディングに、皆様の温かい応援を是非宜しくお願い申し上げます。勿論、書画家 麗清も応援しておりますよ。

 

感謝
合掌
麗清拝

 

彭 奕漫様

MBIカルチャースクール 中国語講師  宇治市日中友好協会 理事


皆さまこんにちは。

私はMBIカルチャースクール中国語講師 並びに宇治市日中友好協会の理事 彭 奕漫です。

 

こちらは京都府宇治市にある黄檗宗大本山萬福寺です。

約370年前に、福建省黄檗山萬福寺の隠元禅師が中国の仏教と、当時最も先進的な技術や文化を日本へ持って来られました。私達のためにひとつの日中友好の架け橋を築かれました。

 

萬福寺は日本で現存する唯一三百数十年前の姿のままで保存されている寺院です。

私達の今回の募集活動は、主に隠元禅師の自筆の遺言書や重要な文献を精密に複製するためです。

 

日本中国及び世界各地に、皆さま、文物保存のため日中友好を深めて行くため、大きなご支援を賜ります様お願い申し上げます。有難うございました。

 

近藤 徳道
黄檗宗布教師 瑞應寺


この度のご縁に感謝いたします。

 

黄檗宗の祖隠元禅師は1654年63歳の年に当時明の時代であった中国より、日本からの再三再四の要請に応え日本に渡来されました。当時の船旅は今以上に危険なものでございます。実際にその3年前に隠元禅師のお弟子さんは同じように日本に渡ろうとされ船の事故で亡くなっておられます。隠元禅師はそのお弟子さんの思いと、また、正しい法を求める人達の思いに応えて命懸けで渡ってこられました。

 

では、隠元禅師は何をお伝えになったのか、それは我々にはお釈迦様と全く変わらない素晴らしいものをもっている。それに気づいてほしい。それに気づき正しい見方、正しい生活を行い、安心を得て幸せになって欲しい。

 

そういう思いで日本に来られました。日本に来られて約20年間、正しい法を伝え、多くの弟子を育て、1673年4月3日82歳で亡くなられました。その時に遺されたお言葉が遺偈であり、今回複製を企画しているものであります。

 

「西来の木即(シツ)木栗(リツ)雄風を振るい」 

中国からの正しい見方、正しい生活によって素晴らしいものに気づきその風を起こす。

 

「檗山を幻出し功を宰せず」 

中国福建省にある黄檗山萬福寺、同じ名前のお寺を宇治市につくります。そして、その仕事を為そうとしたが、その全てを全うすることは出来なかった。

 

「今日身心倶に放下す」 

今日、身体と心そのすべてを捨て去る。

 

「頓に法界を超え一真空」 

時代も国も言葉もそのすべてを超え一真空となる。

 

この遺偈のとらえ方様々ございますが、一つのとらえ方として、功を宰せず黄檗山の仕事のすべてを為し得なかった。では、その仕事とは何か、それは隠元禅師が伝えたかったことを伝え続けること。正しい見方正しい生活を行うこと、それによって皆が安心して幸せになること、それは時とか国とかすべてを超え今、我々が為すべき課題です。それを黄檗山萬福寺でも行っていくこと、それが黄檗宗が為すべきことです。それを行い続ける為に今回の企画もございます。

 

遺偈をより身近にし多くの人たちに接してもらう、そして、それを先々へつないでいくことは隠元禅師の為したかったことであり、我々黄檗宗が今後も続けていくことであります。

 

その為に何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。

 

関 正胤様
蓮昇寺 和尚

 

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支援時のご注意事項

 

※本プロジェクトの資金は、READYFOR株式会社を経由し、クラウドファンディング実行委員会の一員であり複製品制作における資金管理をし複製品制作を担当する「株式会社便利堂」が代表して受け取ります。プロジェクトの実行管理とリターンの提供はクラウドファンディング実行委員会の一員である宗教法人黄檗山萬福寺が責任を持って遂行いたします。

※第一目標金額達成後の返金・キャンセル・リターンの変更等は一切できませんので、ご承知の上ご支援ください。
※ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

プロジェクト実行責任者:
荒木昌明(黄檗山萬福寺、萬福寺クラウドファンディング実行委員会)
プロジェクト実施完了日:
2025年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

萬福寺及び株式会社便利堂の属する「萬福寺クラウドファンディング実行委員会」が、萬福寺にて保有する文書「遺偈」「示孫偈」「祝偈」のレプリカ制作費用として使用させていただきます。

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プロフィール

京都府宇治市にある黄檗宗の大本山「萬福寺」。山号は黄檗山。 1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)」により開創されました。 明治9年より、宗派を黄檗宗(おうばくしゅう)と改称し現在に至ります。 日本でいう「禅宗」は、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の三宗に分類されています。 萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。 創建当初の姿のままを今日に伝える萬福寺は、代表的禅宗伽藍建築群として 主要建物23棟、回廊、額などが国の重要文化財に指定されています。

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リターン

10,000+システム利用料


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【支援した証コース】完成品の軸裏面に記名

■完成品の軸 裏面に記名
※本名もしくは社名のみ、支援時に宛名として登録いただいたお名前を掲載します
※ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットのみ、環境依存文字はNG
※10文字以内
※文字数が多くなる場合、文字サイズが小さくなる可能性があります

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)
※お名前は支援時に宛名として登録いただいたお名前を掲載します

支援者
140人
在庫数
137
発送完了予定月
2025年4月

20,000+システム利用料


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【体験コース】拝観年パス

■拝観年パス
※有効期限:2024年11月4日〜2025年11月4日
※拝観時に支援証明書と身分証明書をご提示ください

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

30,000+システム利用料


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【体験コース】法要にご招待

■法要にご招待
※2025年4月2日(水)もしくは2025年11月4日(火)実施予定
※交通費等は支援者様のご負担となります。
※日時等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
4人
在庫数
46
発送完了予定月
2025年11月

50,000+システム利用料


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【セットコース】法要にご招待・拝観年パス・完成品の軸裏面に記名

■法要にご招待
※2025年4月2日(水)もしくは2025年11月4日(火)実施予定
※交通費等は支援者様のご負担となります。
※日時等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■拝観年パス
※有効期限:2024年11月4日〜2025年11月4日
※拝観時に支援証明書と身分証明書をご提示ください
■完成品の軸 裏面に記名
※本名もしくは社名のみ、支援時に宛名として登録いただいたお名前を掲載します
※ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットのみ、環境依存文字はNG
※10文字以内
※文字数が多くなる場合、文字サイズが小さくなる可能性があります

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
7人
在庫数
23
発送完了予定月
2025年11月

100,000+システム利用料


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【体験コース】拝観生涯パス

■生涯パス
※万が一拝観ができなくなった場合も返金はできませんのでご注意ください。
※再発行不可・譲渡転売不可・各種イベントにおける利用不可
※氏名・生年月日を裏面にご記載
※ご本人・お連れの方1名まで拝観可
※2025年4月にご発行となります。
※2025年4月までは、拝観時に支援証明書+身分証明書をご提示いただくことでご拝観いただけます。

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

100,000+システム利用料


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【体験コース】コロタイプ工房見学

■コロタイプ工房見学
※2025年1月〜4月実施予定
※交通費等は支援者様のご負担となります。
※日時等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
1人
在庫数
3
発送完了予定月
2025年4月

200,000+システム利用料


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【体験コース】手刷りコロタイプ体験

■手刷りコロタイプ体験+コロタイプ工房見学
※2025年1月〜4月実施予定
※交通費等は支援者様のご負担となります。
※日時等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■生涯パス
※万が一拝観ができなくなった場合も返金はできませんのでご注意ください。
※再発行不可・譲渡転売不可・各種イベントにおける利用不可
※氏名・生年月日を裏面にご記載
※ご本人・お連れの方1名まで拝観可

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2025年4月

500,000+システム利用料


【グッズコース】掛け軸「黄檗開山国師来朝到岸之図」(複製品)

【グッズコース】掛け軸「黄檗開山国師来朝到岸之図」(複製品)

■「黄檗開山国師来朝到岸之図」
禅統真紹 静岡 法田寺蔵
画面寸法:48.0×62.0cm(拡大110%)
裂表装・桐箱付き コロタイプ
※軸装に使われている裂はイメージです。
※お届けする製品とは異なる可能性があります。

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
1人
在庫数
2
発送完了予定月
2025年4月

1,000,000+システム利用料


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【支援した証コース】記念植樹

■記念植樹
立て札にお名前が遺ります。
※本名もしくは社名のみ、支援時に宛名として登録いただいたお名前を掲載します
※2024年8月〜2025年11月実施予定、ご来山のタイミングを個別でお知らせください。
※交通費等は支援者様のご負担となります。
※日時等詳細は開催の1ヶ月前までにご連絡いたします。
■生涯パス
※万が一拝観ができなくなった場合も返金はできませんのでご注意ください。
※再発行不可・譲渡転売不可・各種イベントにおける利用不可
※氏名・生年月日を裏面にご記載
※ご本人・お連れの方1名まで拝観可

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■お礼のメール
■御礼動画作成&エンドロールにお名前+一言コメント掲載(希望制)

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2025年11月

5,000+システム利用料


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純粋応援|5,000円コース

■お礼のメール

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


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純粋応援|1万円コース

■お礼のメール

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

30,000+システム利用料


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純粋応援|3万円コース

■お礼のメール

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


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純粋応援|5万円コース

■お礼のメール

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

100,000+システム利用料


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純粋応援|10万円コース

■お礼のメール

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

300,000+システム利用料


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純粋応援|30万円コース

■お礼のメール

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

500,000+システム利用料


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純粋応援|50万円コース

■直筆のお手紙

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

1,000,000+システム利用料


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純粋応援|100万円コース

■直筆のお手紙

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

プロフィール

京都府宇治市にある黄檗宗の大本山「萬福寺」。山号は黄檗山。 1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)」により開創されました。 明治9年より、宗派を黄檗宗(おうばくしゅう)と改称し現在に至ります。 日本でいう「禅宗」は、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の三宗に分類されています。 萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。 創建当初の姿のままを今日に伝える萬福寺は、代表的禅宗伽藍建築群として 主要建物23棟、回廊、額などが国の重要文化財に指定されています。

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