来春の入学を目指す23人への贈呈が内定しました

社会的養護で暮らし、来春、大学や専門学校に進学を志す高校生、23人への応援金の贈呈が内定しました。

入学祝い金10万円に加え、卒業するまで年間30万円を贈ります。

 

内定した高校生4人の“横顔”をご紹介いたします。

 

 

■2歳のときに母が亡くなり、祖父母宅で暮らし、小学生のときに祖母も他界。Aさんは児童養護施設に入所しました。

その後中学生で大病を患い、入院生活の中で人と支え合うことの大切さを感じました。

将来は、仕事を通して人を支えたいと勉強に励んでいます。

 

 

■幼いころから暇さえあれば本を読んでいたというBさん。

学校の教科書も読み込むほどでした。

里親家庭で暮らし、事情により児童養護施設に移りました。高校では生徒会、部活動にも励みました。

ずっと憧れていた職業に就くために、進学を希望しています。

 

 

■0歳から乳児院に入所し、児童養護施設を経て里親家庭で暮らしたCさんは、家族と離れて育つ子どもの多くが児童養護施設で暮らす日本の現状に問題意識を持っています。

里親制度が多くの人に認知され、より良いものになっていくために、進学後は「ぴあ活動」を通して社会に発信したいと考えています。

 

 

■Dさんは、10年以上の間、親から虐待を受け、親から逃れるためにも苦労を重ねました。

将来についての期待と不安を併せ持ちながら、「私を自由の身にしてくれた人たちのために社会に貢献できるようになりたいです」と思いをつづってくれました。

 

 

クラウドファンディングは、今月末までとなっております。

引き続き、ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。