支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 78人
- 募集終了日
- 2012年9月30日
低賃金の新人アニメーターに住居支援し、割の良い仕事を作りたい!
#映画・映像
- 総計
- 35人
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 5,509,000円
- 寄付者
- 219人
- 残り
- 45日
もやいの「葬送」プロジェクト|身寄りのない方の「お見送り」を考える
#医療・福祉
- 現在
- 2,166,000円
- 寄付者
- 209人
- 残り
- 25日
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 40,686,000円
- 支援者
- 1,997人
- 残り
- 27日
100年つづく小劇場|京都で生まれた舞台芸術の灯火を次世代へ
#まちづくり
- 現在
- 1,780,000円
- 寄付者
- 115人
- 残り
- 21日
新ビワコオオナマズ水槽誕生にご支援を!|琵琶湖博物館【第2弾】
#観光
- 現在
- 9,401,702円
- 寄付者
- 528人
- 残り
- 20日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 6,136,000円
- 支援者
- 302人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
福島の子供たちのためのアートプロジェクト
「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」
こんにちは、アーティストの小沢剛です。この秋、福島県立美術館との共催で、私の作品「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」を展示したいと考えています。
「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」とは
この作品は子供たちのための作品で、100枚もの布団が重ねられた巨大な布団山でできています。布団の山を登ったり滑ったり、転げ回ったり、寝転んだり……子供たちだけでなく大人も笑顔になってしまう、そんな山の頂上にはポストがあります。それは、小さなカードに自分の好きな人の顔を描いて、世界の見知らぬ誰かに届けるためのポストです。参加してくれた子供たちへもまた、世界の誰かが描いた好きな人の顔のポストカードがプレゼントされます。
(カードを書いてくれている女の子)
(世界中の子供たちが書いてくれたカードを合わせて展示しています。)
子供たちには、大好きな家族や友達、そして安心して思いっきり遊べる場がなによりも必要です。それは世界中のどの子供も同じです。3.11以降、福島では、泥だらけになって遊んだり、野山を駆け回ったり、おいしい空気をおもいきり吸ったり、水たまりにバシャバシャと入ったり、大きな口を開けて空から降ってくる雪を食べたり、そんな子供たちの小さな楽しみが奪われてしまいました。それらを取り戻すことは、しばらくできそうにはありません。そのことは大人のひとりとして本当に申し訳なく、心が痛みます。せめて子供たちに、つかの間の楽しみを届けたいのです。
布団山でできたこの作品は、いつも子供たちに大人気で、会期中なんども訪れる子供もたくさんいます。また大人たちもリラックスした雰囲気を楽しんでいます。美術館の警備員さんですら、巡回の途中で滑り降りていたくらいですから。
会場となる福島県立美術館は、県立図書館の隣にあり、多数の親子連れが訪れる場所です。しかし美術館では、このプロジェクトを行うための資金が不足しています。プロジェクト実現のために、皆さまの力を貸して下さい。あたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
はじまりは、2年前の出会い
2010年、福島県立美術館で行われた「胸さわぎの夏休み」展(今となっては、なんて暗示的なタイトルでしょう)に、ヤノベケンジさん、やなぎみわさん、イチハラヒロコさんとともに参加し、私は「ベジタブル・ウェポン」という写真シリーズを展示しました。
そしてその関連企画としておこなわれたワークショップで、福島市内の中学校と、福島第二原発のすぐ近くにある、楢葉中学校を訪れました。二日間のワークショップで出会った生徒たちは、人なつっこくて明るくて、「海に近い浜通りの人たちはラテン気質」というのもうなずけました。でももうあの校舎に彼らのにぎやかな声が響いていないかと思うと胸がつまります。
震災直後の11年春、そして今年と、桜の季節に福島を訪れ、楢葉中学校の美術教師だった先生や、福島県内の美術関係者、福島大の学生など、私が福島で出会った人々との対話を続けてきました。そして日々、アーティストとしてなにができるか自問自答しています。その答えはまだはっきりとした形にはなりません。しかし難しい顔ばかりしている大人のそばで、子供たちの心はどんどん重くなります。気持ちをほぐし、心を柔軟に保つこと、そこから何かが生まれてくると信じています。
この作品は今までにも世界を旅しながら、子供たちに笑顔を届けてきました。
2005年「第5回アジア・パシフィック・トリエンナーレ」クイーンズランド・アート・ギャラリー(ブリスベン、オーストラリア)
2008年「トムヤム・パラーディック」ジム・トンプソン・アートセンター(バンコック)
2008年「赤坂アートフラワー2008」旧赤坂小学校(東京)
2009年「山のうえの山のはなし」広島市現代美術館を巡回
そして今年の夏に「常設特別展:小沢剛 あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」豊田市美術館での展示終了後(7月14日〜8月15日)、福島県立美術館に輸送される予定です。
開催概要
あそVIVA☆美術館2012:小沢剛「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」
会期:2012年10月3日-12月24日
会場:福島県立美術館 エントランスホール
主催:福島県立美術館、小沢剛
助成:NPO法人福島県立美術館協力会
入場無料
■引換券
「いい顔のポストカード」大判サイズ
※上図はイメージ図です。デザインや色味は異なります。ご了承下さい。
「いい顔の手ぬぐい」
※上図はイメージ図です。デザインや色味は異なります。ご了承下さい。
小沢剛「あなたが誰かを好きなように誰もが誰かを好き」銅版画
サイズ:18.5×21.5cm(イメージサイズ10.5x7.5cm)
今回ご支援いただいた方のみのリミテッド・エディションです。写真は原画(制作中)です。
■自己紹介
小沢剛(アーティスト)
1965年東京生まれ。東京芸術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。93年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。99年には日本美術史への皮肉とも言える《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年には森美術館にて個展「同時に答えろYesとNo!」を開催。2009年には広島市現代美術館にて個展「透明ランナーは走りつづける」を開催。
小沢剛オフィシャルサイト
福島県立美術館
http://www.art-museum.fks.ed.jp/menu_j.html
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
1965年東京生まれ。東京芸術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。2001年より女性が野菜で出来た武
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
*「いい顔のポストカード」大判サイズ
*お名前を会場に掲示します。
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
*「いい顔のポストカード」大判サイズ
*お名前を会場に掲示します。
*「いい顔の手ぬぐい」
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
*「いい顔のポストカード」大判サイズ
*お名前を会場に掲示します。
- 申込数
- 29
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
*「いい顔のポストカード」大判サイズ
*お名前を会場に掲示します。
*「いい顔の手ぬぐい」
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
1965年東京生まれ。東京芸術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。2001年より女性が野菜で出来た武