新春のご挨拶と修復作業遅延のお詫び

新年あけましておめでとうございます。

昨年は、「晩春」デジタル修復プロジェクトにご支援賜り、誠に有難うございました。

大変申し訳ありませんが、映画「晩春」のデジタル修復作業完了が遅れております。
原因は、特に後半で、素材の状態が予想以上に悪かったことにあります。

皆さまには、12月にニューヨークから報告させていただきましたが、帰国直後に、修復パートナーのシネリック社から、さらに時間をかけて修復作業を続け、完成度を上げたいと申し入れがあり、真摯に話し合った結果、十分に満足のいく品質で後世に残していくべきではないかとの判断から、もう少し時間をかけるべきとの結論に至りました。

つきましては、完成披露試写会、ブルーレイ製作等の予定が遅れることを、ご了承いただければ幸いです。

只今、シネリック社とも今後のスケジュールに関しまして、打ち合わせをしております。

今後の予定が決まり次第、あらためてお知らせいたします。

せっかくご支援いただきましたプロジェクトに遅延が生じまして、重ねてお詫び申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
松竹　「晩春」デジタル修復プロジェクト