
支援総額
目標金額 6,300,000円
- 支援者
- 1,263人
- 募集終了日
- 2021年5月28日
◆肥育場で暮らしていた6頭の引退馬たちの生きる道!/林由真
【注意事項】
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用については固く禁じます。このプロジェクトならびに、情報公開においては、肥育場の関係者様、ならびに馬事学院さん、また、生徒の皆様のご協力において情報を作成しております。今後とも、支援者の皆様にたくさんの情報をお伝えしていくためにも、無断転載・無断使用の禁止に、どうかご協力をお願いいたします。
6頭というより・・・「6つの命」
クラウドファンディングの支援者の皆様へ
(殺処分されてしまう引退馬に生きる道を。肥育場の馬たちを救い出したい)
"肥育場からやって来た6頭の馬たちの今"
支援者の皆様により、スタートしたクラウドファンディング。現在6頭の馬たちの受け入れを完了しています。今月と来月で随時受け入れを予定していますが、まずは現在のこの6頭の馬たちの現状についてお伝えいたします。
この子たちは、競馬場から肥育場に送られる瞬間には、「お父さんの名前、お母さんの名前、そして自分の名前、どこで生まれ、どこで育ち、どこのレースで、どんな活躍をしたのか?」などの過去は、すべて失われます。
評価されるのは、馬体重!?
"馬の大きさ"だけです・・・。
なぜなら、お肉にしたときに、どれだけの分量をとれるのか?
それがこの子たちの唯一の評価基準なのだと・・・
したがって、肥育場さんからバジガクさんに入厩するときには、既にこの子たちの情報はまったくありません。
最初にバジガクさんに入厩したときに、スタッフさんと学生さんたちのやり取りの中で、「馬の名前がない」というのが、一番戸惑っていた様子ですが、入厩当時は「黒い子」「栃栗毛の牡馬」「鹿毛の大きい子」などの馬の特徴で学生さんたちがやり取りされていました。しかし、バジガクさんに入厩し無事、馬房に落ちついたときには、学生さんたちが既に1頭1頭の馬の性格や特徴をつかんでくれて、名前をつけてくれていました。
そこで、名前の由来を含めて肥育場からバジガクさんに入厩し、
バジガクの野口さんから私に寄せられた近況を皆様にもご紹介させて頂きます。あくまで、バジガクで名付けた仮称ではありますが、今はすごく馴染んでいます~
1頭目 (:トーマス)
2頭目 (:ナッツ)
3頭目 (:マッシュ)
4頭目 (:リバー)
5頭目 (:ダイヤ)
6頭目 (:ビビ)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1頭目 馬名:トーマス ※鹿毛(牡馬→セン馬)
名称の由来:機関車の汽笛ような元気いっぱいの鳴き声の姿から・・・
7月にバジガクに入厩し、女の子に飛び掛かっていくほどの元気さ。早速、去勢手術をしましたが、その後はしっかりと騎乗運動にも集中してくれて、乗馬としての成長を見せてくれています。障害飛越というより、馬場馬術が得意のようです。1歩1歩力強い動きと、メリハリのある運動ができ、運動しているときのシルエットもとても素敵です。こちらも乗用馬として仕上がっており、さらに今後成長を期待できる子の1頭です。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2頭目 馬名:ナッツ ※鹿毛(牝馬)
名称の由来:人懐っこい→なつっこい→「ナッツ」という感じです。
7月にバジガクに入厩し、歯の治療などを終え運動を開始しました。調教の過程で物事を伝えていく中で、乗り手の指示にしっかり応えようとしてくれて、みるみる乗用馬としての成長が見受けられました。8月には既に障害を飛越するようになり、9月の馬術大会にも出場しました。非常におとなしい性格で、土日は小学生・中学生のジュニアレッスンでも活躍しています。既に乗用馬として仕上がっているといっても過言ではありません。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
3頭目 馬名:マッシュ ※黒鹿毛(牡馬→セン馬)
名称の由来:入厩時に一番好んで食べてくれたエサの名称から・・・
8月にバジガクに入厩しました。競走馬としての活躍からなのか少し体が硬いところがあり、身体も足の動きにも違和感がありました。体から足に来る異常なのか?足から体に来る何らかの異常なのか?を調べていくうちに原因がわかりました。それは歯でした。歯を整えてあげることにより、身体も柔らかくなり歩様もとてもスムーズになりました。6頭の中で一番おとなしいのかもしれません。馬場馬術や障害飛越には今のところ向かないような気もしますが、誰よりもおとなしくて安心して騎乗できる名馬でもあります。バジガクで去勢手術をおこない、少し休養期間を終え今後はさらにトレーニングを積み重ねています。今後がすごく楽しみな馬の1頭でもあります。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
4頭目 馬名:リバー ※栃栗毛(牡馬→セン馬)
名称の由来:清らかな川の流れのように・・・
8月にバジガクに入厩し、リトレーニング調教もすごく乗り手の指示を受け入れてくれて、早くもナッツと同様、9月の馬術選手権大会にも出場しました。とても大人しい性格で、一方でスムーズにダイナミックに障害物を飛越する姿に、誰もが釘付けになるほどです。10月、去勢手術をおこない、少し休養期間を終え今後はさらに安心して騎乗できる乗馬デビューを目指していきます。将来性もあり、今後のリバーの成長に楽しみです。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
5頭目 馬名:ダイヤ ※鹿毛(牡馬→セン馬)
名称の由来:鼻先の模様のように、再び輝けるように・・・
8月にバジガクに入厩し、乗馬デビューに向けての調教も順調に進んでいます。主に初心者の方に気軽に乗って頂けるような乗用馬を目指しています。人懐っこい性格で、たくさんの人に可愛がられています。現在は、去勢し少し休養期間中ではありますが落ち着いたら再び乗馬調教を進めさらなる成長を促していきます。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
6頭目 馬名:ビビ ※鹿毛(牝馬)
名称の由来:美しい馬、美美→美々→ビビ

8月にバジガクに入厩し、乗馬デビューに向けて騎乗しています。とってもスムーズな軽い動きをします。最近では少し障害飛越の練習も取り入れてきました。受け入れた時は、少し人間に警戒心を抱いておりましたが、最近では徐々に私たちのことを認めてくれて受け入れてくれるようになりました。一度は人間のほうから怖い思いをさせてしまっただけに、もう一度人間との信頼関係を取り戻すことは決して簡単なことではありませんが、じっくりと時間をかけて再び信頼関係を取り戻して参ります。是非、これからのビビの成長を一緒に見守って頂けたらと思います。(肥育場から受け入れた状況はこちら)



このように様々なご縁があって肥育場からやって来た馬たち、それぞれの個性や特性を活かしながらどの子もバジガクで、すくすくと成長を成し遂げている状況だそうです。今回のクラウドファンディングでは、入厩から6ヶ月間をバジガクさんに預託しながらリトレーニングに励んでいただき"まずはクラウドファンディングの支援者の皆様(Retouchメンバーを含む)"への個人オーナーさんを見つけていく努力。さらに、この子たちが大切にされ活躍できる場所(乗馬クラブや観光牧場等)を見つけていく努力この2つを並行して私は行っていきます。
一旦、私たちの手から離れて、ほかの乗馬クラブさんや観光牧場さんなどに出向いてしまうと、なかなか、その先までを私たちが追うことができません。
その大きな理由として、多くの乗馬クラブは"会員制"として運営されており、馬たちを引き受けてくださった乗馬クラブさんに、一般の方がその馬の見学に訪れることを「否」とする、あるいは「良」とする考え方は様々存在するかと思います。したがって、私たちのほうから譲渡先を公開することを条件にすることはしていません。
(これは、クラウドファンディングの馬に関わらず乗馬クラブ間の馬の売買においては、こうしたケースもよくあるところがあります)
但し、その乗馬クラブさん・観光牧場さん等においては「バジガクでリトレーニングされた馬」「Retouch(リタッチ)で救われた馬」という情報公開については、私たちも大歓迎ではあります。(できるだけ公開してもらえるように私たちも依頼してみます)」が、その公開をするかしないかは、あくまでもそこは新しいオーナー様の意向を優先し、まずは馬たちが幸せに過ごしてもらえることが一番の望みです。(また、譲渡先を公開することを条件に、オーナー様や譲渡先を探そうとすると、それだけ受け入れ先の選択肢を狭めてしまうことになります。そこは、馬たちのためにも皆様のご協力とご理解を賜ればと思います。)
私が、クラウドファンディング支援馬、ならびにRetouch(リタッチ)の馬たちのリトレーニングをバジガクに依頼したのも、これまで本当に多くの引退馬を受け入れて1頭1頭スタッフさんと学生さんたちが担当につかれていて、すごく愛情を注ぎ丁寧にリトレーニングされている姿を何度も見てきたからでもあります。
そしてその馬たちの行き先(譲渡先)が決まり、新しい門出への出発の時も馬をピカピカにしてみんなで出発を見送られていました。その光景を目にすれば、バジガクでスタッフさんや生徒さんたちが、どんな思いで馬たちの新しい門出へと送り出しているのか一目でわかります。バジガクがスタッフの皆さんや学生さんたちが馬たちを受け入れ馬運車を迎えるシーン、そして乗用馬として育ちオーナー様が見つかり馬を送り出すシーンを何度か目にする機会がある中でも、ここなら大丈夫。そういう思いで、今回のクラウドファンディングの馬たちの受け皿をバジガクにお願いしたいと強く思いました。

これは私の願う思いではありますが、本当は「肥育場さんからやって来た馬をバジガクでリトレーニングしてもらい、そしてオーナーさんに付いて頂き、末永くバジガクの環境、引退馬の森で過ごしてもらい、その状況も私もずっと見守っていきたい」というのが理想です。しかし、育った馬たちが新しい活躍の場所へと送り出し出発することで、馬たちの新しい活躍に望みをかけられる一方で、バジガクの馬房が空きそこにまた同じように間もなく命が閉じようとしている馬たちを受け入れてあげたい。馬たちに生きる機会とチャンスを与えていきたい。私はそう思います。そしてその思いは、支援者様やRetouch(リタッチ)会員様と同じ思いで1頭でも多くの馬たちに、生きる機会を与えていきたいと思っています。
以前にもお話させて頂いたことがありますが、「救うからには一生を!」という考え方が存在するのも事実です。しかし、0か100かだけで考えるのではなく100ある可能性を10頭の馬たちに10ずつ提供し生きる機会とチャンスを分け与えられていくのも、もう1つの引退馬支援だと私は考えています。
さて、もうすぐ11月になろうとしています。11月・12月でまた8頭の馬を肥育場さんから受け入れる予定です。クラウドファンディング支援馬たちの状況とあわせて、随時この新着情報でもお届けして参ります。
また、入厩のタイミングやコロナ禍における緊急事態宣言、さらにワクチン接種等の兼ね合いから、バジガクへの見学会のご案内が大変遅くなってしまいましたが、いよいよ12月より支援馬たちの「日帰り見学会」ならびに「お世話体験会」を実施できることとなりました。まずは、下記に日程を掲示させて頂きます。
クラウドファンディング支援者様限定
12月25日、1月16日、1月29日
クラウドファンディング支援者様&※Retouch(リタッチ)メンバー様含む
2月11日、2月16日、3月12日、3月27日
*****お申し込み前のご確認事項*****
● このお申し込みは、クラウドファンディングのリーターンに「日帰り見学会」または「1日お世話体験」が選択されている方限定となります。
● 同伴者の方は、本人を含めて3名様まで参加可能でございます。
● 当日は、汚れても良い恰好(またはお着替えなど)もご持参ください。
● 当日は、JR東京駅(八重洲中央口)「集合11:30/出発11:45」、バスでお迎えに上がります。帰りは交通事情により最寄り駅であるJR八街駅(やちまたえき)「17:30着」までお送りさせて頂きます。★自家用車で来場の場合は13時までにバジガク施設(千葉県八街市沖174番地)に直接お越しください。
● ご希望の方には特別価格にて、乗馬体験5分500円(税別)・野外騎乗体験20分4,500円(税別)にてお受けいたします。なお、乗馬体験は未経験者も可。※野外騎乗体験は乗馬体験20分を終了後(または乗馬経験者の方限定)で受講をお願いいたします。※乗馬体験ではできるだけクラウドファンディング支援馬を割り当てますが、参加人数によりバジガクさんで管理されている馬たちも使ってもらいます。※野外騎乗体験は、バジガクさんで用意していただく経験豊富なおとなしい馬を用意してもらいます。
クラウドファンディング・リターン
馬事学院(引退馬の森)・馬たち見学会
今後は、皆様にご支援いただきましたクラウドファンディングをきっかけに、こうした活動を継続的に進めて行けるようバジガクの"引退馬の森"を主な拠点として、引退馬支援団体「Retouch(リタッチ)」を立ち上げました。月額1800円~のご支援により、入会金・会費は全額、馬たちの受け入れ資金に活用させて頂き、14頭のみならず15頭目、16頭目、、、と受け入れ、こうした活動の情報を発信し続けていくことで、国内で様々な引退馬支援活動が広がり、国内に徐々に広がる養老牧場や休養牧場、さらには引退馬預託のフィールドが広がってくれることを望んでいます。ぜひとも、Retouch(リタッチ)活動にもご賛同いただければありがたく思います。これからも、どうかよろしくお願いいたします。
令和3年10月21日
林 由真
リターン
3,000円

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース
・お礼のメール
・活動レポート
こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。
- 申込数
- 779
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース
・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ
こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。
サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。
- 申込数
- 405
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
3,000円

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース
・お礼のメール
・活動レポート
こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。
- 申込数
- 779
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース
・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ
こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。
サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。
- 申込数
- 405
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月

1頭1頭と向き合い続けるために。引退馬たちに安心安全な新厩舎建設へ
- 現在
- 74,023,000円
- 支援者
- 6,396人
- 残り
- 31日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 3,212,000円
- 支援者
- 303人
- 残り
- 13時間

引退競走馬にセカンドキャリアを!!
- 総計
- 101人

より多くの引退馬の幸せな余生を願う|ヴェルサイユ新厩舎プロジェクト
- 現在
- 33,820,000円
- 支援者
- 1,889人
- 残り
- 37日

みんなが馬といっしょに過ごせる場所を続けていきたい/継続支援募集中
- 総計
- 68人

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 4,144,000円
- 寄付者
- 499人
- 残り
- 40日

青い鳥サポーター募集中〜殺処分ゼロを守り抜くためのご支援を〜
- 総計
- 75人
手術後の急性腎不全で亡くなったノアの治療費をご協力お願いします‼️
- 支援総額
- 457,000円
- 支援者
- 60人
- 終了日
- 4/10
ベナンの女性たちと共に働く場所を作りたい!
- 支援総額
- 1,957,000円
- 支援者
- 164人
- 終了日
- 8/13

構音障害の子どもへ!話す喜びと自信を届けたい!動画療育プロジェクト
- 支援総額
- 255,000円
- 支援者
- 16人
- 終了日
- 10/17

「出会えたら救えたのに」そんな命を救うため総合サイトを作成!
- 支援総額
- 271,000円
- 支援者
- 39人
- 終了日
- 8/24
娘の意思を知りたい。その為の装置購入を支援してください。
- 支援総額
- 217,400円
- 支援者
- 64人
- 終了日
- 9/30

【左大腿骨成長板の骨折治療費】保護猫ごろうの手術費用ご支援のお願い
- 支援総額
- 753,000円
- 支援者
- 120人
- 終了日
- 11/25
沖縄で日常を英語漬けにできるホステルを創りたい!
- 支援総額
- 511,000円
- 支援者
- 40人
- 終了日
- 5/10









