肥育場より保護した子達が競技会に出場しました!

ブラザーベアー
モプシー
ハウオリ
エクレレ
ホワイトフォグ
ラウレア
レナータ
マッシュ

この子達は肥育場という本当の意味で最後の場所で出会った子達です。
多くの子達は体が汚れ、匂いもするような状態で保護することができ、バジガクのスタッフさんや生徒さん達が丁寧に体を洗ってくれるところから始まりました。
中には私達には想像もつかないような過酷な生活を送ってきたことでトラウマを抱えたり、酷い仕打ちをされたにも関らず改めて人に心を開いてくれるようになった子など、本当に1頭1頭の馬生があります。
肥育場で保護するところから見守ってきた私にとっては、いつも我が子を見守る親のような気持ちになります。

前回保護できた「エクレレ」「ハウオリ」は早くもデビューを迎えました。
他の子達も日々、生徒さん達とレッスンに励んでいることで着実に成長していっています。
中には、何を見ても怖がって汗をかいていた子。棒を跨ぐことができずに逃げていた子。飛ぶ前にビタッと止まってしまう子など、最初からすべてが順調にいっていた子ばかりではありません。
しかし、今ではたくさんの観客の前で、独特な雰囲気にも怖気ずに堂々とした飛越を見せてくれるようになりました。
これもバジガクのスタッフさんや生徒さん達が一から向き合ってくださったおかげです。

みんな最後まで走り切り、無事に帰ってきてくれました。
いつかは表彰台へ、という期待はありますが、何よりも無事に最後まで走り切ってくれたことに安堵しました。

みんな、たくさんの感動をありがとう!
そして、保護した馬達を大切に育ててくださり、晴れ舞台に送り出してくださったバジガクの野口学長を始め、スタッフさん、生徒さんにも感謝申し上げます!