福島県南相馬市での絵本ライブ・絵本棚作り～Fathering Japan～

こんばんは！

実行者の田代です。

キャラバン活動に参画するパパやママの熱い思いを
語ってもらう、「キャラバン活動と私」シリーズ。

 

5回目は、久留島パパです。

（右から２番目が久留島パパ。冬でも半ズボンです！）

これまで幾度となく現地に足を運び、
子ども達のため、いつも自分の持つすべてを
出し切っている久留島パパの渾身のレポート、
是非ご一読くださいませ。

 

 

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「キャラバン活動と私　～久留島パパ編～」

 

 

2011年4月16日にNPO法人Fathering Japan（以下、FJ）の仲間と
パパエイド基金第2回目の活動で、
羽田空港から花巻空港行きの臨時便に搭乗し被災地に向かった。

 

同便にはまた各地からの赤十字のチームなどの姿も多くみられた。
そんな中、リュックに絵本を載せて東北に向かった。

 

 
花巻（岩手県）に到着した時、
かつて阪神淡路大震災後に、神戸の長田区で
絵本とおもちゃを自転車に乗せ、
各避難所を走って移動保育園をした時のことを思い出した。

 

しかし、沿岸部の避難所に到着した時に見た景色は、
3.11後にテレビで繰り返し映され
目にしていた物とは全く異なっていた。

 

「液晶の向こう側にあった景色」と「目の前の景色」には、
手が届かない程の距離があることを痛いほど感じた。

 

 
小さなシートの上に座る数名の子どもたちに
絵本「もりのおふろ」を読もうとした。

 

ページをめくった時に
「おふろ入ってないんだ」
とつぶやいた子がいた。

 

すぐに絵本を違うものにした。
子どもたちは絵本をじっと見つめてくれた。
しかし、そこには無力感しかなかった。

 

 

『子どもたちの笑顔を大人たちにつなげたい』

 

その想いを胸に仲間たちと走り始めた。
 

 

2011年10月13日に南相馬への第2回目の活動に同行した。

 

南相馬に関しては、現地調査をしていた
FJ理事（当時）田中尚人から何度も様子を聞いていた。

 

小学校や保育所では、絵本と一緒に子ども達と大笑いした。
しかし、子どもたちの笑顔の向こうにある風景は
震災後半年以上経った他の地域とは全く異なっていた。

 

その現実に対して何が出来るかの答えを探す中で、
田代修弘がこの取り組みにチャレンジすることになった。
 

 

素人の僕達にできることは限られている
しかし、それをやり続けることは出来るはず。
 

 

『また来てね』
『また来るよ』
『また来たよ』

 

この言葉を紡ぎ続けるために仲間たちと走る。

 
 

オトナはコドモたちの憧れの先を走る。
 

 

ここにはそんな心意気の奴等が沢山います。
タッグを組みません？
そんな心意気をお待ちしております！

 

くるしまたろう

 

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幼稚園の先生である久留島パパは

とっても熱い男です。

 

こんな先生と巡り合える子ども達は、
どんなにいいかと思います。

 

『また来てね』
『また来るよ』
『また来たよ』

 

現地の子ども達との約束を果たしたい。

 

遠く離れていても、
第二第三の父親として子ども達を励まし続けたい。

 

そんなふうに考えている仲間がいます。

 

現地の子ども達とキャラバンメンバーを
繋ぐためのチカラを我々に授けてくれませんか。

 

あなたの想いを、資金提供というカタチで
我々に託してみませんか。

 

 

約束します。

キャラバン活動のメンバーは、
あなたの想いを、しかと受け止め、
子ども達に届けます。

 

田代