パラトライアスロン世界大会に出場するため自転車を購入したい！

昨日、鳥取県米子市で開かれたオープンウォータースイム大会の3000mの部に参加してきました。

私は鳥取大学の出身なので、研究室からいつも中海を眺めていて、「こんなところ泳げないよね」と普通に思っていた場所を、何のご縁か泳ぐことになりました。

転勤族の私にとっては、大学生活7年を過ごしたこの地はふるさとです。

そこでなんと！

シドニーオリンピックなどに出られた小原　工さんが、ガイドに名乗り出てくださったのです。

彼はもちろん、視覚障害者のガイドは未経験です。

前日はトークイベントと懇親会に参加し、アテネオリンピック競泳800m金メダリストの柴田亜衣さんと小原さんのトークでいろいろ勉強させていただき、鳥取県や競泳会の方々ともたくさん交流することができました。

柴田選手は、スイムのフォームを直接ご指導くださいました。

鳥取県では、少し前からタンデム自転車の走行を許可しようという動きがあります。元はパラリンピアンの方が言い出したことですが、今回のレースに私が出ることを聞いた方々が「鳥大出身者がパラリンピックを目指しているなら」と動いてくださったようです。

当日は山陰では当たり前の曇り空。私としてはナイスコンディションで、なぜかいつもの緊張はありませんでした。

小原さんと初めてロープで足をつなぎ（練習できずぶっつけ本番！）スロープから50mくらい泳いでスタートラインに行くと、後輩のだんな様でライフセーバーの方が待ってました。あとで聞いた話、彼がずっと私たちについてレースを見守っていてくれたそうです。

柴田選手の合図でスタートし、直線250mはゆっくりめに進みましたが、全くバトルにもならずプールのようでした。

中海（なかうみ）は鳥取と島根の間にある海ですが、海水と淡水の混じっている場所で、飲んでもしょっぱくありません。

1つ目の船を曲がってから、どうも中間集団に巻き込まれ、足をつかまれたり、横からぶつかられたり。さらにクラゲとも顔面衝突し、痛いのをこらえながら2000くらい泳ぎ進みました。

すると…さすが山陰です。急に波が出てきて、息をするたびに水を飲み、それが私にとっては楽しくて仕方なく「スイマーズハイ」になり、最後の船からの250mぐいぐいと上げられました。

あっという間にフィニッシュでしたが、最後のスロープで手がすべり、タイムロスをしてしまった結果、なんと1:00:02！！

目標の1時間切りを達成することができませんでした（スイムだけならいけてたのに！）。

小原さんのガイドは、初めてとは思えないくらいのすばらしいもので、ほんの少し前を泳いでくださったのでこんないいタイムが出たと思います。今回の目標は、いつものレースではもっと距離が短くても出せていないペースでの設定で、実はきびしいものでした。だから、2秒は悔しいけど、上出来でした。

今回、本当に幸せな「帰省」になりました！

恥ずかしくないレベルになって、来年また参加したいなと思っています。

それに、今回の参加で、米子などでの強化合宿も実現するのではないかと思います。

また今週末もはじめて参加を許されたアクアスロンがあり、その次は恒例の射水トライアスロンがあります。こちらも富山の方々が3年間ずっと見守ってくださっているので、少しでも成長した姿を見せてきたいと思います！

それから、HPへの掲載についてお返事をいただいた方々、まとめてで申し訳ありませんがありがとうございます！

まだいただけていない方につきましては、ぜひご連絡をお願いいたします。

その際に、ご本名を掲載OKの方につきましてはご本名を、あるいは掲載OKだけど別の名称をご希望の方につきましては、掲載してほしい名称などをお知らせいただきますようお願いいたします。一部の方におかれましては、私の方で個人情報を把握できない制度になっておりました。

お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。