プロジェクト概要

 

僕は目が見えなくなったとき、

一人で好きなところに行けるようになりたい、と思った。


はじめまして。
僕は全盲の旅カメラマン、大平啓朗(おおひら・ひろあき)と申します。
北海道下川町出身で、現在は隣街の名寄市を拠点に活動をしています。

世界一周をしたいと思い立ち上げた、このプロジェクトに

興味を持ってくださり、ありがとうございます!

 

僕が2016年に制作した手話・字幕・音声ガイド付きの
世界初ユニバーサルミュージックビデオより


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



僕は、24歳の時に事故で失明しました。
失明直後に思ったのは「一人で好きな所へ行けるようになりたい」ということ。

それから、すぐに白杖をつかっての単独歩行の訓練をスタートさせ、
徐々にその技術をアップさせていきました。


その結果、見えている頃から旅とカメラが好きだった僕は、
失明する前よりも、むしろ勢いづいて旅をし始めたのです。
2009年には1年かけ、人とふれ合うことと写真撮影をテーマに、
すべて民泊で47都道府県をまわるという旅をしました。

 

沖縄の海で、スキューバダイビングも体験
石川県ではパラグライダーも



 

 

 

 

 

 

 

 

 


現在は、北海道認定の福祉教育アドバイザーとして、
小中学校や全国各地で講演会、音楽やワークショップのイベント企画し
来場者と対話する写真の展示会と、多くの方々に支えられながら、
人とふれ合うことをメインに活動しています。

 

 

そんな僕は今回、
目が見えなくなったからこそ手に入れたコミュニケーション力と感覚で

地球の各地に溢れる魅力を全身で感じ、

日本がもっと元気になるような発信と活動をしたいと考えています。

世界中を旅するにはうってつけの、

 

ピースボートクルーズに単独で乗船するという経験から、

障がい者や高齢者など、あらゆる人たちの旅の可能性を、

ハード(施設のユニバーサルデザイン化)とソフト(マインドや既成概念)の

両面から広げていきたいのです。

 

↓↓僕の想いを伝える2分動画です。字幕&手話付きです↓↓

 

世界一周プロジェクトで実現したい3つのこと


僕がやりたいことは、2020年4月に出発する世界一周ピースボートクルーズへの乗船です。22カ国25港を105日間でまわります。
【詳細:  http://playearth.jp/cruise/

そして、ここで3つのことを実現したいと思っています。


■1■ 写真→写心を撮影して僕の「みえている」世界を伝えたい

視覚以外の「四感」と心で撮る僕は、「写真家」ではなく「写心家」を名乗り、

たくさんの写真を撮り、さまざまな場所で発表しています。

日本とは違う風の大きさ、陽光の重さ…。言葉のわからない人の笑い声たち。

世界が、僕にはどんな風に「みえる」のか!?をたくさんの人にお伝えしたい。

僕が感じた地球上の素敵なモノやコトやヒト、度肝を抜かれたものに、
一瞬入魂でシャッターを切っていきます。

 

滋賀県紫香楽宮で出会った「笑うおじさん」
波照間島 西浜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は旅の最中も船内からインターネットを使ってブログやSNSなどで発信し、
帰国後には、ポストカードブックなどの作品製作もします。

(ポストカードブックはリターンにもなっています)

これは僕にとって「視覚障がい者は写真が撮れない」「障がい者は世界一周なんてしない」などの既成概念を取り払うメッセージツールでもあります。 

 

こんな風に、四感を使って感じたことを撮ります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■2■ ピースボートへ「ユニバーサルデザイン化の提案」をしたい

おいてきぼりになりがちな人たちが、もっと行きたいところに行けるような、
参加したいことに参加できるような環境に近づけたいと、いつも思っています。

 

僕は時々、移動するときに車いすを使うこともあります。
(今回の旅も含め、旅の最中にはほとんど使用しませんが)

その僕の特徴を生かして、

ピースボートの環境について、「ユニバーサルデザイン化の提案」をします。

「ここが不便だな」「これがあったら助かるな」など

当事者だからこそ気づけることがあります。また、大きな工事でなくても、

ちょっとした改良でずいぶん過ごしやすくなることもたくさんあるんです。 

乗船中はそういったことを意識して過ごし&ビデオや写真で記録して、帰国後にまとめて改善提案書を作って提出します。


障がい者だけでなく、高齢者など色々な方々の乗船のハードルが少しでも低くなるように。船内をより快適にするための提案です。

何かに参加できなくて悲しい想いをするのは、
その本人だけではなく、家族や友人、そして恋人も同じだと思うのです。
大切な人が、大好きな事への参加を諦めなければならないとしたら。
それは、やっぱりとても悲しいです。 

そんな想いが少しでも世の中からなくなるように。

 

これも僕の写心。リオのパラリンピック閉会式のダンスでも有名な
車いすダンサー神原健太さん。誰でも自由にクリエイティブに!
サックスは名寄市出身で世界的プレーヤーの元晴さん!
※神原さん、元晴さんの承諾を得て掲載しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピースボートでは、個人が船内でイベントを企画し開催することができます。
 

僕は、水先案内人として乗船する、作家であり旅人の高橋歩さんと、
みんなも参加できるトークショーと【暗闇】ワークショップを開催します。


ほんの小さな一歩、一滴かもしれませんが、約1,000人が乗船するクルーズです。

障がいをもつ僕の話、そして105日間の船内での僕とのちょっとした接触や会話が、

波紋のように少しずつ広がり、誰も取り残さないあたたかい社会づくりに向けて

大きな成果へ繋がっていくと考えています。


■3■ 学校や企業へ。そして世界中へ!僕が感じた世界を発信する
 

最後となる3つめ。
それは、僕が感じた世界を発信!するです。
帰国後には「地球のあちらこちらでみつけた素敵な○○」と題して、
ブログや、SNSなどで発信します。
今でも続く、47都道府県を旅した時に出会った人との強いネットワークを活かし、
直接お会いして語り合うという企画や、学校訪問も積極的に行っていきます。

 


 

 

なぜピースボート?&全盲の僕が予約の権利を獲得するまで


「一人で世界一周してみたい。」これは、幼い頃からの僕の夢。

そして失明してからももち続けている夢です。
日本中を旅した僕でも、世界一周となると、実行には至りませんでした。
やはり、どこかビビってる自分がいるのです。

それに、一人じゃ楽しみ切れないんじゃないか?などとも考えてしまうのです。

 

ある時僕は、ピースボートに、友人である旅人の高橋歩さんが、
水先案内人として乗船するという情報を入手します。その時僕は、

世界中を知っている彼も乗る船なら。彼を慕って乗る人たちがいる船なら。

僕も楽しめるかもしれない…と思いました。同時に、

「このチャンスを逃したら次はいつどうやって…」とも思いました。

それから僕は、ピースボートの旅行会社さんと、何度も何度も話し合いをしました。
 

そうです、「全盲者の単独での予約」についてです。

 

最初は良い反応ではありませんでした、というよりも驚いていましたし、困っていました。

しかし、旅行会社さんは、常に僕の話を、真剣に聞き続けてくれました。
僕の方も丁寧に想いを伝え続け、乗船の権利を得ることができたのです。

 

講演に呼ばれて、その前後で観光することも
かつて行った、エッフェル塔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「障がい」や「福祉」は、時に武器となってしまいます。
当事者が振りかざせば、それはもうとんでもなく強いものにもなりえます。

そういう風には感じてもらいたくなかった。

やっぱり僕は、考えや想いを寄り添い合って、

お互いに気持ちよく納得した上で乗船したかった。
絶対にその方が楽しい旅になるし、次へと、良い感じで残すことができるから。 

 

全盲でありながら、家族など身近な人と乗船しないというのは、極めてまれなパターンです。しかしこれが前例となり、次に続いていくことと確信しています。 

 

僕が今回、こうやって乗船する権利を得ることができたのも、
これまでの旅で出会った人たちの協力が本当に大きいです。
だから、そんな出会いができる旅や、お出かけをもっとしやすい環境にしたい。
誰もが活躍できるチャンスの場を増やしたい。それを、まずは日本から!

 

初めての世界一周。僕の中にどんなことが生まれるのか。
どんなとんでもないことに出会えるのか。自分でもすごくワクワクしています。

そして、日本がもっともーっと元気になるような活動を、
子ども達の目がキラキラするような授業を、張りきってやらせていただきます。

 

今回のプロジェクト、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

 

※今回の資金使途について

 

・ピースボート乗船代金 約140万円

・ビザ取得や旅客税などの乗船中の諸経費 約15万円

・手数料など 約20万円

 

実際には、上記の他に北海道から横浜港までの旅費や船内に持ち込む荷物運送費、さらにリターンのポストカード製作費など、全体で200万円ほどの経費がかかる予定です。

 

※こちらに掲載している写真、動画は撮影者や個人と認識できるように映っている方に許諾を得て掲載しています。

 

 

 

プロジェクト終了要項

2020/4/9から2020/07/26までの間「ピースボート第104回地球一周の船旅」に参加したことをもってプロジェクトを終了する。 
*旅先のスケジュールについて 
※寄港地のうち、最低5つの国に降り立ち、それぞれすべての場所でお土産購入、写真撮影、動画撮影をします。 2020/04/09:横浜出航 
       ~各国に寄港する~ 
2020/07/22:横浜帰港 
 *参加クルーズについて 
 名称:第104回ピースボート地球1周の船旅 
 URL:http://www.pbcruise.jp/cruiseList/104th/index.html 
 参加の可否:決定済み


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