大腸がん・消化器がん女性へ　支え合いの絆を紡ぐSNSコミュニティ

そんなとき、ネットでがんのことを調べている中で出会ったのが、可愛いピンクのアイコンの「ピアリング」。どうやら女性特有のがん仲間たちのコミュニティらしい。ああ、やっぱり私も、なるんだったら女性特有のがんが良かったな・・・と、正直ピアリングをうらやましく思った2019年の夏。大腸がん患者のコミュニティはなかなか見当たらず、私は勇気を出して、YouTube動画で大腸がん経験談をアップするようになりました。すると、信じられないほど多くの大腸がん仲間が私の動画を視聴しコメントを寄せてくれるようになったのです！

みんな私と同じように、術後の排便障害に悩んでいたり、ストーマに戸惑っていたり。

「大腸がんサバイバー・カロリーナ」として発信する私の動画に集う、アラフィフ同世代や、少し年上の先輩女性たちが、日に日に増えていき、嬉しさ心強さを感じたものでした。

いっぽうで、同じ病気に向き合う者同士、情報交換やつながりを求めるエネルギーもひしひしと感じるようになりました。ピアリングのように「大腸がん」に向き合う日々を安心して語りあえる仲間同士のコミュニティがあったら･･･そう思うようになったのは、2022年の冬でした。

そもそも大腸がんは女性の部位別がん罹患数が乳がんに次いで第2位。それなのに全国的な患者会というのは存在しないのは、高齢の患者さんが多いのもその一因と聞きました。でも、実際は、私たちのような現役世代の患者もたくさん。大腸がんに向き合い悩みながら、仕事や家庭で奮闘している女性が多いのです。それに、これからはスマホでSNSする年配の方もますます増えていきますよね？だからやっぱり、互いに励まし助け合える患者コミュニティは必要。だけど、何からどう始めたらいい？そして、私に何が出来る？

そんなことを本気で考え始めた頃、同じように、大腸がんコミュニティが必要、と考えている仲間達に出会いました。

『大腸がんや消化器系のがんに向き合う女性同士、お下のことから心のことまで、デリケートな話題を気兼ねなく話せる場“PeerRing Bleu ピアリングブルー”を創ろう！』

これは、大腸がんサバイバー・カロリーナとして願ってもないことだったのです。

一人では、できないことも、仲間と一緒ならできる！

数え切れない患者さんと対話してきた腫瘍内科の押川勝太郎先生、そして、乳がん・婦人科がんのオンラインコミュニティの立上げ・運営に奮闘してきたピンクのピアリングの仲間となら、まだ日本にはない、オンラインの大腸がんコミュニティを創ることができる！

一人で悩んでいる全国の仲間と繋がって支え合う場を創ることができる！

そう思っています。

いつでもどこからでもアクセスできる大腸がん女性のためのオンラインコミュニティ『PeerRing Bleu ピアリングブルー』を創るために、足りていないのがアプリ開発・保守の資金です。全国に散らばる、状況もさまざまな仲間たちと繋がるには、スマホで簡単に操作できるアプリが欠かせません。アプリ開発費用、システム保守費用が必要なのです。

大腸がん消化器がんの治療に向き合う女性が、安心してデリケートな話題について情報交換し、互いに支え合えるコミュニティを実現するために･･･。

私たちピアリングブルー実行委員会の自己資金で足りない部分を、ぜひ少しずつでも、ご協力よろしくお願いします。一人で頑張っている多くの仲間と繋がるために。そして皆さんが、自分らしい人生をもう一度歩み出す元気を取り戻すために。出来ることを、少しずつ。