【お礼とご報告】温かいご支援を本当にありがとうございました。
昨年度はピッコラーレのクラウドファンディングにご支援いただき、誠にありがとうございました。
ピッコラーレでは相談支援、居場所、研修・啓発、調査研究・政策提言の4つの事業を行っています。
行政からの受託は一部のみで活動には自己資金が必要な状況であり、皆さまからのご支援を活動の資金として大切に使用させていただきました。
クラウドファンディング期間中、スタッフと同じかそれ以上に、毎日その進捗に一喜一憂し、達成を喜んでいたのは、かつてピッコラーレに相談した方やピッコラーレが運営する若年妊婦のための居場所である「ぴさら」を利用した方々でした。
皆さんのご寄付・ご支援が、ピッコラーレの活動と相談者、利用者をエンパワーメントしてくださっていることを改めて実感しています。本当にありがとうございます!
2022年度の団体全体の支出の内訳は、以下の通りになります。
この活動費の一部にクラウドファンディングの寄付を活用させていただきました。
2022年度は妊娠葛藤の相談窓口でも1,972名の新規の方からご相談をいただき、合計での相談回数も過去最高の9,049回になりました。窓口の存在を認識して相談をしてくださる方が増えている状況です。
本来は妊娠葛藤を抱える方が減っていくことが望ましいですが、葛藤を強化する社会的要因がなかなか解消されない状況の中で、「にんしんSOS東京」の窓口に寄せられる一件一件のご相談に対して、ご本人のご意思を尊重しながら関わらせていただいています。
また、今後に関しては、若年妊婦のための居場所「ぴさら」で一度関わった方々の「アフターケア」をしていく活動に力を入れていきます。
出産の前後で「ぴさら」を利用していただき、同じ時間を過ごさせていただきますが、「ぴさら」を卒業した後も、その方の人生は続いていきます。
そんな中で、ちょっと休憩したいな、と思ったり、人間関係、お金や住まい、仕事のことなどの悩みを信頼できる誰かにちょっと聞いて欲しいな、と思ったりする場面もたくさんあると思います。
そのような時にまたいつでも戻って来られる場を、スタッフや市民の皆さん、そして利用者の方々と一緒に、作っていきたいと思っています。
活動の詳しい内容のご報告は「活動報告書」にまとめておりますので、ぜひご一読ください(「活動報告書」はこちらよりご覧いただけます)。
また、2022年度支援をしていただいた上でのご案内となり、恐縮ですが、ご紹介したアフターケアの活動を含めて継続的に活動していくため、今年も11月からクラウドファンディングを実施させていただく予定です。
クラウドファンディングのページを通じて、今後の取り組みも詳しくご紹介いたします。公開しましたら改めてご案内させていただきます。
もし可能であれば再度応援をしていただけるととても嬉しく思います。
ピッコラーレ一同、これからも「にんしん」にまつわる「困った、どうしよう」に寄り添い、誰もが孤立することなく、自由に幸せに生きることができる社会の実現を目指して参ります。
改めましてこの度は温かいご支援を本当にありがとうございました。
引き続き、ピッコラーレの活動への応援を何卒よろしくお願いいたします。