お世話になっています。

現在トルコに駐在しております、Piece of Syriaの中野貴行です。

 

改めまして、皆さまの心のこもったご支援、本当にありがとうございました。

 

 

トルコ在住の現地パートナーNGOの代表ウサマ氏と、

トルコで行なったミーティング等について、

3点、皆様にご報告させて頂きます。

 

 ● シリア国内の状況について

 ● 幼稚園の現状

 ● 頂いたご支援の使い道について

 

 

 

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  シリア国内の状況について

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現在、私はトルコ南部でシリア人から多くの話を聞く機会に恵まれていますので、

それぞれの支配地域について、こちらで聞いた話を中心にお話をします。

 

 

現在、シリアは分割統治、のような形で落ち着きつつあります。

 

支配地域は大きく分けると、「政府」「反政府」「トルコ」「クルド」で区切られています。(綿密にはもっと細かいですが…)

 

 

 

Map of Syrian Ciivil War

 

 

 

<シリア政府支配地域(ダマスカス・ダラー・ラタキア・アレッポ市内など)>

・治安はかなり落ち着いている

 訪れた日本人が、一人で出歩くことが可能だったと言っていた

・学校や病院、インフラ関係はかなり復旧・再開されている

・首都ダマスカスでは、オシャレなカフェやクラブ、ビジネスの展示会がある

・物価が上昇しており、日本と変わらないほど(全地域に共通)

 ↑そのため、多くのシリア人は海外に住む家族・親戚の仕送りに依存している

 

 

<反政府支配地域(イドリブ・アレッポ郊外)>

・ロシア・トルコ政府によって、シリア政府支配地域との間に非武装地帯を設置

他の反政府地域から避難してきた人たちによって人口が急上昇

・小~高の学校に対して、支援が入ってきたが、全ての学校ではない

 (人口流入によって、学校の不足も)

・トルコから物資が入るようになってきて、物価は以前より落ち着きつつある

・トルコに密入国する人も(一人当たり3500$)

 

 

<トルコ支配地域(アフリーン・バーブ)>

・トルコ政府が軍事侵攻し、コントロールしている地域

・トルコ国内のシリア難民の帰還に、この地域を推奨

 引っ越し費用を渡したり、仕事の斡旋、郵便局を設置(送金しやすくするため)

・反政府支配地域との「境界」意識が強くなりつつある(物資の往来が難しくなった)

・トルコ軍により、治安が安定しているといわれる

・北東部のクルド支配地域に軍事侵攻し、支配地域を広げる可能性がある

 

 

<クルド支配地域(ラッカ・ハッサケ・デリゾール)>

・自警団による治安維持に頼らざるを得ず、治安が不安

 特に、都市間の移動は危険を伴う(検問で所持金没収など)

ヒジャーブやアラビア語を禁止する法律を導入しようとしている

・僕の住んでいた地域(アラブ人の町)では、仕事や治安も安定していると聞いている

 

 

 

 

 

 

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 幼稚園の現状

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皆さんと共にご支援させていただいております幼稚園は、アレッポ郊外に位置しております。

 

地域の治安は安定していますが、「反政府地域」にあたる場所のため、

人口が増えており、子ども達の数に対して学校が不足している状況です。

 

また、「反政府地域」であるがゆえ、国際組織からの支援が届きにくい環境にあります。

 

私たちPiece of Syriaは、政治的に中立であることを大切にしておりますが、

 教育に対しての支援が必要な場所であることから、当該地域の幼稚園を支援しています

 

 

前回のクラウドファンディングで集まった、皆様の温かいご支援のおかげで、

シリア国内の幼稚園で教育を続ける先生達全員へ、1年間分の報酬にあたる金額を届けられることができました。

 

 

現地の幼稚園の授業風景が送られてきましたので、是非ご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

現地の先生・子ども達からのメッセージも掲載した報告書は、

2019年1月に発送予定にしていますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

 

 

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 頂いたご支援の使い道について

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目標金額 100万円で始まったクラウドファンディングは、

1ヶ月で124万5000円を集めることができました。

 

 

 

 

当初予定していました【100万円の使い方】は下記でした。

 

▷70万円:シリア国内での教育支援(先生のお給料)

▷15万円:リターン作成費・トルコでの活動費

▷15万円:READYFORへの手数料

 

 

 

現在のシリア国内の幼稚園の状況を確認しましたところ、

 

 

● 先生のお給料 月50$ × 9人 + 諸経費 = 500$/月

                1年間合計=500$ × 12ヶ月=6000$

● 幼稚園のメンテナンス + 越冬支援 =1600$/年

 

が必要だ、との話でした。

 

 

 

加えて、

 

● 幼稚園の近くにある貧しい学校への支援 500$

● トルコ国内にあるシリア人学校 机30    1500$

● トルコ国内にあるシリア人学校の維持費 1500$/月

 

といった状況についてもニーズがある、という話を新たに聞いています。

トルコ国内のシリア人学校についての詳細はコチラ

 

 

 

当初の予定であった、幼稚園の先生のお給料については全額届けることは確定しています。

 

目標以上に集まった、皆様からお預かりした大切な想いに対し、

「欲しいと言うからあげる」「ただただ、お金を送る」という支援であるべきでない、と私たちは考えています。

 

 

そのため、先生のお給料以外の使い道については、本当に大切な使い道になるように、

トルコ滞在中に再度ミーティングを重ねて、来月中には、詳細を皆様にお届けさせて頂きます。

 

 

 

 

私自身は12月下旬に日本に帰国しますので、合わせて報告会を行ないます。

 

 

第一弾として、大阪の活動報告会

2018年12月22日(土)12:00~14:15 が決定しました!

 

 

 

 

 

 

是非、関西圏の方は足をお運びくださいませ。

 

 

その他、京都・東京・福岡・札幌などについては、順次企画していきます。

上記以外の地域を含め、会場準備や広報などでお手伝いをしていただける方がいらっしゃれば、是非、お声がけくださいませ!

 

 

 

 

●問い合わせ 

piece.of.syria@gmail.com

https://www.facebook.com/piece.of.syria/

http://piece-of-syria.org/contact/

 

「報告会の手伝い希望」を件名に、

①お名前 ②ご所属 ③連絡先 ④地域

⑤お手伝いしていただける内容(会場予約、当日の会場準備、広報など) 

をご連絡くださいませ。

 

 

 

 

 

 

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