コロナで困窮する弘前の学生を救いたい。パニーニプロジェクト

 

コロナの影響で困窮する弘前の学生を応援したい！
ーパニーニプロジェクトー

 

初めまして。毛利京平と申します。私は東京出身で、関東で働いた後、弘前のレストラン ダ サスィーノで働き、イタリアやフランスの星付きレストランでの修行を経て、東京に戻り13年連続三つ星レストランの「カンテサンス」へ。その後、弘前の人のあたたかさに魅了され、Iターンという形で、ピザ屋さん「ピッツェリアミーア」をオープン。りんごの薪で焼き上げるピッツァを始め、自家焙煎のコーヒーや自家製モッツァレッラチーズを始めとする数種類のチーズが特徴です。自社農園も手掛け、地域の魅力発信、地方の暮らしの豊かさ、毎日を丁寧に暮らす提案をできる、地域における無くてはならないインフラのようなレストランを目指しています。

 

 

今回コロナの影響で、アルバイトも出来ず困窮してしまっている弘前の学生のため、当店のパニーニを学生向けに200円で提供するプロジェクトを立ち上げます。ただ安く提供するだけでなく、このクラウドファンディングを通して、より多くの方からのご支援や想いを感じてもらいたいと思っています。今こそ皆が力をあわせて、学生達を守っていく時だと感じています。弘前に住む学生達のため、皆様どうかお力をお貸しください。

 

みんなで弘前の学生を支え、この局面を乗り越えていきたい。

 

私は東京の出身で、弘前にはIターンという形で現在お店をかまえています。地方はとても面白いです。自然が豊かで水もきれい、生産者さんも多く、新鮮で良いものが手に入る。家賃も安いし温泉も安くて近くにたくさんある。分刻みの満員電車に乗る必要もない。道路も広くてドライブが最高に気持ちいい。季節の変化も激しくて、あぁ生きてるなぁと感じました。五感をフルに使って、生きていると実感できたのが、ここ弘前だったのです。

 

 

今回のコロナを受け、私自身のお店にももちろん打撃はあります。コロナの影響でアルバイトが出来ず、一日一食で暮らすという地域の学生の話を聞いて、食に携わる自分に何かできることはないか、ずっとずっと考えていました。地域のものを使い、自ら作ったものを使って支援や貢献をすることは、飲食業界に携わる私からするととても自然なことでした。また、このコロナ禍において大切なことは、スピード感だと考えておりますので、スピード最重視のプロジェクトを立ち上げました。

 

 

業界貢献ももちろんあります。飲食業は水商売、と揶揄されることもありますが、人間の営みにおいて「食」はものすごく重要なものですし、食は体だけでなく心も豊かにしてくれるものです。学生の感度の高いうちから良いもの、本物を知っておくというのは芸術でもデザインでも全てに通じる大切な事柄であると考えます。

 

コロナの影響でアルバイト先が潰れたり、お店が営業しておらずアルバイト出来ないため、実質収入はゼロ。アルバイトの収入で生活費だけでなく学費を賄っている学生も少なくありません。アルバイトができないことで学生たちは崖っぷちにたたされているのです。収入の面もそうですが、部活の大会や祭りなど楽しみさえも消えてしまいました。別の地域では学生向けに様々な支援金を出しているところもあります。弘前の学生たちは羨ましいなぁと思っているそうです。

 

彼ら学生こそが地域の未来を作る希望の星。

 

そこで自前でパニーニを学生限定半額提供や、自家焙煎コーヒーも学生限定割引で提供を開始しました。しかしもっともっと多くの方々に今の学生達の状態を知って欲しいし、様々な方の想いを受けて、弘前大学以外のより多くの学生の支援ができればと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。

 

パニーニプロジェクトについて

 

■仕組み

 

我々と、地域と、学生とが等しい関係性で200円ずつ負担してひとつのパニーニを作り上げるという仕組みです。

 

 

【対象校一覧】※2020年7月8日現在

 

○　国立大学法人　弘前大学

○　学校法人弘前学院　弘前学院大学

○　学校法人柴田学園　東北女子大学

○　学校法人柴田学園　東北女子短期大学

○　学校法人弘前城東学園　弘前医療福祉大学

 

■このプロジェクトにかける想い

 

学生に無料で提供するのでは無く、これを食べたい！と学生自らで選択して購入して欲しいと思っています。コロナで大変なのは世界中みんな一緒ですから受け身で支援されるだけではなく自ら考え、選択し、行動していく。その過程で、ああ、自分はこの地域に支えられて生きているんだな。ここに今暮らしているんだな。と感じて色々と考えるきっかけにして欲しいと考えています。

 

私自身昔よく先輩にお世話になりましたし、ご馳走してもらいました。すごくうれしかったし楽しかったのを覚えています。それを今お返したいと考えています。

 

ここの学生たちも将来、次の世代へと続く地域貢献、街づくりに恩返ししてもらえたら嬉しいです。他者との関係性が薄くなり、ネットで完結し、ついつい一人でも生きていけるように錯覚しがちな現代において、人生の中の数年間を投資してこの弘前という地域で暮らす時間の尊さや意味を考え、この体験を通して感じた感謝の気持ちをここ弘前で次の世代に伝えてくれたらそれが一番嬉しいです。

 

■このプロジェクトによって起こりうる良いこと

 

①学生にとって

 

学生にとってはまずは美味しい食体験ができること！とても手間をかけて作り上げているパニーニ。ぜひ一度食べてみて下さい。そして地域や多くの方々に支えられている安心感を、このパニーニプロジェクトを通じて感じていただければ嬉しいです。

 

 

②地域の方々にとって

 

地域の方にとっては未来の財産である学生さんに弘前という地域を強烈に印象づけるチャンスになると考えています。ここ弘前はお城もあって、自然環境が豊かで伝統的なお祭りもあって大学の街。私にはとってもとっても恵まれた環境に思えました。移住者支援企画を行政を上げて行なっておりますが、数ある地方都市の中で弘前を選んで頂くのは並大抵のことではありません。実際に移住者を増やすのはなかなか難しいと伺っております。

 

ですが、学生は自ら選んで弘前に来てくれていいます。例えば約７,000人いる弘前大学の学生は6割が県外組。卒業後は7割が出ていきます。つまり地元に残る学生が1割ずつ目減りしていっているのです。この現状をなんとか変えられないか。ここ弘前にいてくれる4年間に我々が彼らにきちんと地域の魅力をPRしていくことで、「このままこの街で自分も暮らしたいな。」「地域に貢献したいな。」「家族を作っていきたいな。」と考えられる街を作っていければと考えています。

 

お金の使いみち

 

今回いただいたご支援は、学生に食事を提供するための費用（材料費）の一部として使わせていただきます。

 

〈内訳〉

・パニーニ材料費：28万円

・クラウドファンディング手数料：22万円

 

学生自身から200円、当店から200円、クラウドファンディングでのご支援から200円とすると、今回のご支援で1,400食のパニーニを提供できる形となります。このプロジェクトはいただいたご支援の提供を完了するまで続けていきます。

 

学生達のため、ここ弘前をもっと好きになってもらうため、どうかお力をお貸しください。

 

 

描く未来

 

コロナが世界から活気も希望も奪っていきました。逆に、世界が一つの問題に対して同時に向き合った機会でもあったはずです。支援ができる人が支援を必要としている人へ。未来を作ってくれる彼らへ皆さんのご支援、温かい気持ちがきっと届きます。形にして届けます。そのポジティブな循環、グルグルを共に作ってくださる方が一人でも多い地域になったら。その想いが選ばれる街、弘前。青森。へと続いていくと考えます。

 

また地域の希望になることが当店の理念です。弘前大学でいえば毎年6割の学生が県外から来て、7割の学生が県外へ出ていってしまい、少しずつ若者が減っていっています。個人的に市の企画課の方と移住者を増やす打ち合わせも行なっていますが、ゼロから移住してもらうよりも既に興味があって弘前で暮らしてくれているこのたくさんの若者たちが卒業後も安心して暮らせる街づくりや地域デザイン、助成の仕組み。この地域で長く暮らすことを選択肢として考えてもらえるような取り組みができたらと考えております。

 

今回の取り組みが、弘前はいい街だな。青森、好きだな。と思ってもらえるきっかけになれたら幸いです。

 

 

■応援コメント

 

 

　Next Commons Lab 弘前

　プロジェクトパートナー　

　盛　和春

 

 

 

お店に入ると、奥の薪窯の前でひょいと振り向き白い歯と笑顔で迎えてくれる毛利くん。コロナ感染防止のためアルバイトを制限されて困窮した大学生のSOSへの反応はほんとうに素早かった。これまでお店を手伝ってくれた大学生、食べに来てくれた大学生のたくさんの顔が思い浮かんだのだろう。
弘前で学生時代を過ごす大学生への愛が込められたこの取り組みをぼくもサポートします。

 

 

 

 

　弘前市内在住　

　工藤弘城

 

 

 

以前、東京からの出張者が『弘前の人って最初はとっつきにくい感じだけど、心を開いてくれるととことん付き合ってくれる！』、あるいは、海外から留学生として来た学生が『弘前の人が親切で来て良かったと思う！』といったことを聞いたことがあります。毛利さんの試みは、地元に住むものが失いかけていたものを思い出させてくれる素晴らしい活動であり、学生の心に深く刻まれ、人としての成長につながると思います。

 

 

 

 

　津軽おのえ温泉福屋

　代表取締役　

　水口清人

 

 

弘前市は弘前大学を中心に学生の街としても歴史があります。

また学生の消費で経済が回ってきた町でもあります。

今こそコロナの影響で学生さんがアルバイトもできず、実家からの仕送りも厳しい状況下で地域が支えられないかという毛利さんの考えに経営者としても強く共感できます。

ぜひ地域皆で応援しましょう！

 

 

 

 

　もりやま園株式会社　

　代表取締役　

　森山聡彦

 

 

わくわくするような夢を語り、アグレッシブで背水の陣で挑戦し続ける料理人、毛利君を僕はベンチャー仲間として応援している。ミーアのパニーニは最高に美味しいし、店内もおしゃれだから、大学生も気軽に楽しんで欲しい。そういえば僕も大学生の頃コーヒーに興味を持ち始めた覚えがある。きっとシェフならコーヒーの入れ方や焙煎の知識とか他じゃ聞けないことを教えてくれると思うよ。

 

 

 

　株式会社GOMALABO

　所属アーティスト　

　GOMA

 

 

 

次世代の若者を育てる、とても素晴らしい働きだと思います！

我々が学生の時も、地元の先輩方が「学生でお金がないだろ」とよくご飯をご馳走してくれたものです。次は我々が、次世代の若者を助ける番なのではないかと思います。

 この取り組みにより、弘前市、また地元の皆様に愛着を持って頂く事は大切です。

就職難、給料面で県外就職に行ってしまうかもしれません。

ただ、将来「また帰ってこれる街.弘前市」になれれば、これは素敵なことです。

私は青森に移住して、青森県民の他人に対する優しさに感動しました。

とても素敵な試みだと私は思います。

 

その他も応援のコメントをたくさんいただきました！詳細はこちら

 

---

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。