皆さんは、子ども時代を覚えていらっしゃるでしょうか。
「子どもは大人の言う事を聞くべきだ!」という言葉を聞いた事のある方はたくさんいらっしゃると思います。 

 
「なんで子どもは大人の言う事を聞かないといけないの?」

そんな質問を大人に投げかけても、「いちいち口答えするんじゃない!」と余計怒鳴られるのが、オチでした。なんだったら「叩かれないとわからんのか!」と、すごい顔で脅されたり。

もちろん、良識のある大人もいましたし、います。

 

 
 

しかし、「子どもは大人の言う事を聞くべきだ!」と言う大人のうち、どれだけが理由を与えてくれたでしょうか。

 

与えてくれたとしても、「まだ何も知らないのだから、大人の言う事を聞いておいた方がいい」くらいではないでしょうか。
 
それは一時の、効率の話です。 
 

どうしても手遅れになる事なら、その理由を説明してあげればいいだけで「大人の言う事を聞け!」と、一言で終わらせるものではないと思います。
 

子どもは失敗するという「体験」をする事で、多くの事を学びます。
その貴重な経験をなぜ奪うのでしょう。
 

「まだ何も知らないのだから・・・」なら、なおさら経験、もしくはわかるように説明する事が必要です。
 
大人が、子どもの行動にじっと付き合って、最後まで見守るのが面倒な時、その伝説の言葉は使われます。
 

口うるさい過保護の出来上がりです。

 

 

 

 

そして、経験の少ないまま、ある瞬間から(大人の都合の瞬間から)「自分で考えろ!」と、突き放され「なぜできない!」と責められます。
 
もちろん、そんな大人ばかりではありません。
でも、そんな言葉を言われてきた人間は、無意識にその言葉・態度を受け継いでいきます。
(心理学で、観察学習(モデリング)と言います。)

 

その違和感に、私達は今、気付いています。
今までの時代は、きっとそんな事を考えている余裕はありませんでした。
ちょっと不思議に思っても、言葉にすれば、怒鳴られるか殴られるかだけなので、心の奥に追いやって、感じないように過ごしたのかもしれません。
力の強い者(大人)が、弱いもの(子ども)に暴力を振るう事が当たり前だった時代だったから。

伝説の言葉は「子どもは大人の言う事を聞け!」だけではありません。
「赤ちゃんをすぐ抱っこすると抱きぐせがつく」「甘やかせると、子どもは自立しない」等々、大人の都合の為に作られた根拠の無い、伝説となってしまっている言葉はたくさんあります。
私達は、その「大人の都合」で子どもの可能性を狭める言葉をなくしていきたいです。それは知識がつく事により、なくせます。根拠がない、心理学的に間違えているとわかるからです。自分が納得しきれてない言葉を、オウムのようにただ繰り返すのはおかしいと気付けるからです。

 

 
私達はもう気付いています。
人を育てる時に暴力は必要ありません。
暴力や脅しは、説明が面倒くさい時に使うものなのです。

しかし、気づいたからといって、今までそう育てられたものを、簡単に変えられる事ばかりではありません。
何年、何十年も、そう教えこまれてきたのです。
「言う事を聞かない子どもは、脅せ!威圧しろ!」と。

だからといって、あきらめる必要はありません。
大人もまだ、もちろん成長できます。
新しい方法を学べられれば、少しずつでも練習して、成長していく事ができます。

大人の「面倒」の為に、子どもにしわ寄せが行く時代は、私達の世代から、終わりにしていきたいです。

 

親教育を広めていきます。
負の連鎖はこの時代でおしまいです。
ご支援お願い致します。
 

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